今回はシャネルのコピー品(偽物)を買わないように見分けるポイントをいくつかご紹介しようと思います。細かいところを書いた内容の記事はありますが、ここでは画像で比較をしてもらいわかりやすいように解説をしていきます。
スーパーコピーと呼ばれるすごくよくできた偽物についてはなかなか見分けるのが大変なので、ここではよく出回っているような偽物の特徴をご紹介します。
目次
シャネルのおすすめ買取店
シャネルのおすすめ買取店をご紹介いたします。
偽物と本物を見極め適正な買取価格を提示してくれます。
※注意※
偽物か本物かの真贋目的のみの問い合わせはしないこと
retro
出典:retro
retro.jpは東京・渋谷にあるブランド買取業者です。運営元は株式会社retroで、買取業務を専門に行なっており、高い査定力、高額買取が魅力の業者です。
洋服のしみや傷、ファスナーが壊れているなど、破損箇所があっても買取に対応してくれますので、「他店では買取を断られたアイテム」でも、一度retro.jpに買取査定を依頼してみるといいでしょう。
実店舗は構えていませんが、渋谷駅から徒歩数分のところにある本社で対面での買取にも対応しています。
また、店舗運営にかかる余分なコストを削減することにより、買取金額に反映させ高額買取を実現しています。
ヴィンテージのオートクチュールから、珍しい1点もののコレクション商品など、幅広いアイテムを買取しているので、できる限り高く売りたいと考えている方におすすめです。
ギャラリーレア
PR出典:ギャラリーレア
ギャラリーレアは1979年創業の歴史ある、ブランド専門高価買取店舗です。
買取品目も豊富なので、売りたいものが複数ある場合はい一緒に申し込みを行った方が高額買取になる可能性はグッとUPします。
ギャラリーレアには専門的で豊富な知識を持った査定員が多数在籍しており、お客様の商品に的確な買取価格をつけて丁寧に査定してくれるため初心者の方でも安心して利用できます。
また、サービス品質向上からさらに一歩進んだ企業としての責任を遂行するため認定機関の承認取得など、安心してご利用いただける環境を整えることに力を入れています。
コメ兵
PR出典:コメ兵
コメ兵は、株式会社コメ兵が運営するブランド買取店です。
創業70年を誇る老舗買取店コメ兵は、年間18万件の商品を査定しています。売上高は400億を超え、中古ブランド買取として最大級のシェアを誇るため、買取初心者の方でも安心して利用できます。
数多くのブランド品売買を行っているコメ兵は、店舗での販売に加えて自社のオンラインショップも保有し、豊富なブランド品の買取相場のデータベースを持っています。そのため、適正価格ではない値段で安く買い取られるといったことがないので高価買取も狙いやすいです。
また、メンズ・レディースを問わず多くのブランド品を扱っており、ジュエリー、時計、カメラ、楽器など取り扱いジャンルも豊富です。
宅配買取はウェブから簡単に申し込み出来て、無料宅配キットに商品を詰めて送るだけで簡単に査定してもらえるので普段なかなか店舗に出向く時間がない方におすすめです。
.
シャネル偽物(コピー品)の見分け方
商品ごとに、代表的なコピー商品の特徴を見ていきましょう。
比べてみると違いがわかるのですが、実際にコピー商品だけを見た場合は判断が出来ないと思います。
また違いを見比べるのではなく、知っていないとわからないこともあるのでじっくり見分け方を見ていきましょう。
マトラッセ 2wayショルダーバッグの偽物
偽物のショルダーバッグです。細かいところを見ていきますが、まず写真では伝わらない臭いと素材感が全然違います。
薬品の臭いが強いので合成皮革を使用していると考えられます。本物のマトラッセは持った瞬間に包み込まれるような優しさがあるのですがこのバッグにはありません。
ココマーク(ターンロック)
【偽物】
本物
本物
偽物のターンロックはピカピカしすぎていて、色味も黄色が強く出ています。色味に関しては年代によって様々なのですが、このタイプのターンロックであれば黄色が強く出ています。
もう少し古い年代で平らなターンロックは黄色がもっと強く出てきます。
ココマークの交わる部分(下の部分)に不自然に切れ込みというか、えぐられている部分が大きいです。本物にはそのようなえぐられている部分はありません。
ロゴプレート
【偽物】
本物
出典:BRAND OFF
この商品特有の部分ですがよく見比べてください。
ぱっと見ではわからないと思うのですが、よく見ると輪郭が汚いです。まっすぐでなければいけないところが波打っていたりいい加減な作りが伺えます。
全体的に本物の方がシャープで偽物はぼてっと太いフォントになっています。
細かくアルファベットを見ていくと、
C→本物は切れめがどちらもきれいに対象的、偽物は汚く確度が違う
H→本物はHの縦棒の間が広く、偽物は狭い
A→本物は真ん中の隙間がしっかりと三角形、偽物は形がいびつで小さい
N→本物はしっかりと横幅がある、偽物は横幅が狭い
E→本物は端がきれいに処理されている、偽物は端がガタガタ、真ん中の横棒も明らかに短い
L→本物はほぼ直角できれいだが、偽物は角度が甘い
ターンロック裏側の金具
【偽物】
本物
本物
金具でよくあるのが止めているビスがプラスのねじになっていることです。
こちらはマイナスなのでそこはOKですが、見た目の色が本物の金具の色と違って黄色味があり変にテカっています。
次に見るポイントはCHANELとPARISの刻印です。偽物はピカピカしてませんか?これは刻印の中の部分の処理がいい加減で滑らかになっていないのでこのような見え方をしてしまいます。
本物は変に光ることなく上品な佇まいです。
【本物】
ちなみにココマークがべっ甲のこちらのバッグには、プラスネジが使われています。
本物でもモデルによってはプラスネジが使われているので、ここだけで判断しないよう気を付けましょう!
内側のブランドロゴ
【偽物】
本物
出典:reclo
本物
出典:VECTORpark
偽物のロゴは同じバッグのものですが、色味を確認してほしかったので2枚掲載しています。
偽物と本物ではフォントが違いますし、偽物の方が細く頼りなさを感じます。特にわかりやすいのがHとAの横棒部分ですが本物と比べるとかなり細くなっています。
さらに色味が黄色すぎてしまっているのでこれも違います。
カンボンライン トートバッグの偽物
シャネルのカンボンラインも人気シリーズです。
こちらのトートバッグについても、写真では伝わらない部分で言うと素材感と臭いが本物と全然違います。また底面部分がダンボールでも入っているように不自然に硬いです。
こういったところも本物を触っていないとわからない部分ですね。ちょっと違和感を覚えたら偽物を疑ったほうが良いかもしれません。
ファスナープルとブランドロゴ
【偽物】
本物
ファスナープルに関しまして、偽物はよく見ると刻印の中の処理が甘く、フォントも少し違和感を感じますがここでの判断は難しいでしょう。そこまで明確に変であると言い切れない部分があります。
問題はブランドロゴです。こちらは明確に違いがあります。偽物は縫い付けてあるレザーの形がいびつで、四角とも丸とも言えない形です。フォントに違和感があるのと右上のRマークがにじんでしまっています。
マトラッセチェーンショルダーバッグの偽物
シャネルの中でも定番で一番人気のある形である、マトラッセ ダブルフラップ チェーンショルダーバッグです。
コピー商品特有の独特な臭いがあるのと、持った時の素材感が違います。ただ、パッと見ただけではよくできているなという印象なので細かく見ていきましょう。
ココマーク ターンロック
【偽物】
本物
写真でもわかりづらく申し訳ないのですが、色がちょっと黄色が強く安っぽい感じになっています。
色で違和感は覚えますが、ターンロックだけで偽物と判断するのは難しいかもしれません。
ターンロック裏側の金具
【偽物】
本物
ターンロックの裏側についている金具部分です。
偽物をよく見てください。刻印の中の処理が甘いのでギザギザしてしまっています。またCHANELの上の部分が波打っているように見えませんか?これはメッキの塗装がいい加減なので光加減でデコボコしていることがわかってしまいます。
本物は古くなってもしっかりとメッキ処理を施しているので、ギザギザしませんし波打ったりしていません。
内側のブランドロゴ
【偽物】
本物
ココマーク、CHANELロゴが写っています。
ココマークについては偽物は形のバランスが悪く、形もいびつになっています。また立体的になりすぎている印象です。本物は形のバランスが良く立体的になりすぎていません。
ブランドロゴについては偽物は見た目のフォントが違う、細い、色味が黄色い、Rの印字が汚いことが挙げられます。
プルミエール腕時計の偽物
シャネルはバッグだけでなく時計のコピー品も多いです。
ブランドの代表的な長年の定番モデルであるプルミエールを使って比較していきたいと思います。実際触った感じですとあまり変わらないイメージです。
少し違いがあるので各部署で比べていきましょう。
正面のCHANELロゴ、SWISS、リューズ
【偽物】
本物
恐らく、偽物だけを見てもわからないレベルだと思います。ただよく見比べてみると違いが分かってきます。
CHANELのロゴはフォントも若干違いますが、大きな違いは字間です。偽物は文字と文字の間が詰まっているのに対し、本物はスペースがあり余裕をもって配置されてます。SWISSの表記も同様に偽物は詰まっていて、本物はスペースが空いています。
リューズの先が若干違います。偽物の方が先端が小さく、本物の方が大きいです。
ちょっとした違いなので、このように見比べないとわからないかもしれません。
バックル内側の表記
【偽物】
本物
出典:ブラモ
プルミエールはバックル部分に刻印がしてあります。
偽物のバックル裏には何も刻印がされていません。またバックルのオスの部分には本来サイズが刻印されているのですが、これもありません。
本物には素材や製造国、ブランドロゴなどが刻印され、バックルのオスの部分にはサイズの刻印もされています。
バックル外側の表記
【偽物】
本物
バックルを閉じたときに外側に見えるブランドロゴの部分です。
こちらも見比べないとわからないかと思いますが、偽物はフォントが異なっており、メッキの処理がいい加減なので刻印の中やふちがギザギザしています。
裏蓋
【偽物】
本物
偽物の方が汚いので見づらいですが、刻印のフォント、マークなどすべてが違っています。
ただ、刻印の内容まで覚えている方は少ないと思いますので、この裏蓋だけでは判断がつかないと思います。
マトラッセ ボストンバッグの偽物
マトラッセのボストンバッグですが、恐らくこの商品自体本物では作りがなく存在しないモデルです。
もし知っていたらそこで判断がつきますが、見て判断できるポイントも探していきましょう。
全体像
本物
見るからにデザインが違います。マトラッセのボストンバッグというとこの形になると思うのですが、偽物のマトラッセのボストンバッグで画像のようなものを見たことがないです。
素材感ももちろん違いますし、内側の素材も違います。シャネルにはないモデルということを知っている場合はすぐに気づくことが出来ると思いますが、触った感じも違和感を覚えます。
以下同じようなモデルがなく、対比が難しいので偽物の特徴をご紹介していきます。
ココマークの金具
【偽物】
よく見るとメッキ部分が波打ってるようになっています。これはメッキの塗りがいい加減なため角度を変えて見てみるとこのように均一に塗られていないのがわかってしまいます。
また、粘着液でバッグとプレートをくっつけており、しばらくするとはがれてしまいます。本物ではこういったことはしません。
CHANELの刻印
【偽物】
バッグのサイドについているブランド刻印ですが、もちろん本物にはこういった部分がなく、シャネルのバッグでロゴの刻印のみ(色なし)がなされているモデルをあまり見たことがありません。
また、刻印のフォントも違いますし、全体のバランスも悪いです
ココマーク キャビアスキン長財布の偽物
キャビアスキンで大きなココマークとがま口が特徴の長財布です。流通量も多く中古ブランド屋さんに行けば見つけることが出来るくらいポピュラーなアイテムです。
偽物特有の素材というか、本物のキャビアスキンよりもペラペラしていますし、臭いもの本物とは違って薬品のような、合成皮革のような臭いがします。
ココマーク
本物
本物の上に表示している画像と比べていただきたいのですが、表面に大きくデザインされたココマークについては実際見た目にさほどわかりやすい違いはありません。
強いて言うならば、ココマークの立体的になった部分が偽物の方が大きめに盛り上がっているというくらいですが実際はよく比べてみないとわからないレベルです。
内側CHANELのロゴ
偽物
本物
お財布を開いた状態で左下にデザインされているCHANELのブランドロゴです。
偽物は色味が黄色っぽくピカピカしている特徴があります。またフォントも若干縦長で、線がまっすぐでないところがあったりと細部まで行き届いていません。
本物は落ち着いた金色でやや太いフォントです。しっかりと刻印されています。
がま口の形状
偽物
本物
このタイプの商品で偽物のようながま口の形状はありませんのでここで見分けがつくと思います。また、色味がピンクゴールドのように赤みがかっていて、一緒に写っているスナップボタンと色味が違います。
商品の中で色味の違う金具を使うということは基本的にないと考えて良いです。
本物はCHANELのロゴが入っていて、形状もよくあるものです。色味も通常の金具のカラーです。
ココマーク チェーンベルトの偽物
シャネルのメッキアクセサリーもコピー品が多いです。
CHANELロゴやココマークに惑わされないよう、細かく比べていきましょう。
ココマーク
【偽物】
【本物】
出典:楽天
本物と見比べてみると、ココマークプレートのデザインが全く違うことが分かります。
本物は凹凸でココマークやロゴを描いていますが、偽物には塗料が使われています。
デザインに手を抜くのは偽物によくあるパターンです。
留め金
【偽物】
【本物】
出典:楽天
チェーンベルトの留め金の部分です。
本物はロゴがきれいに刻印されているのに対し、偽物はロゴの刻印もない、ただのフックが使われています。
チェーン
【偽物】
【本物】
出典:楽天
チェーンをよく見比べてみてください。
偽物の金具は色に黄色味があり、形が不揃いです。
金具の繋ぎ目に断ができてしまっていることからも、本物に比べ、偽物はクオリティーが低いことが分かります。
チェーンウォレットの偽物
こちらは、写真で判断するのが難しいレベルの偽物です。
ロゴ、金具の刻印、チェーンのメッキ加工など、上記で紹介してきた偽物に比べとてもしっかり作られています。
画像のポイントだけでは、偽物だと気が付けないと思います。
ですが、スーパーコピーと呼ばれる偽物にも必ず見分けるポイントは存在します!
マトラッセのステッチ
【偽物】
【本物】
ぱっと見では違和感のないマトラッセも、近くでよく見ると縫製の穴と糸の質に違いがあることが分かります。
偽物は穴が大きいためスカスカした印象を受けますが、本物は糸がぎっちり詰まっていて高級感があります。
シリアルシールの蛍光反応
【偽物】
【本物】
シャネルの革製品には必ず、製造番号がプリントされたシールが付いています。
シールの素材や字体は年代によって違い、画像のシールは新しいタイプです。
このタイプのシールは、ブラックライトを当てると赤いラインが浮かぶようになっていて、偽物には蛍光反応が見られないことが多いです。
画像の偽物には、この赤いラインが浮かび上がりませんでした。
バックパックの偽物
ヴィンテージのシャネルなども見分けづらいアイテムです。
細部までよく見ていくと本物と偽物を見分けるポイントが見えてきますので、見比べていきましょう。
シャネルのブランドロゴ
【偽物】
【本物】
偽物のロゴは本物のロゴに比べて少し潰れているのと輪郭がにじんでいます。
また印字されているインクも粗悪なのか、インクが剥げてしまっている部分があります。
ココマーク
【偽物】
【本物】
偽物のココマークは少し横に伸びているように見え、真円を描いていません。形も少し歪んでいるように見えます。
本物は真円を描くようにCが重なり合っています。
ギャランティーカードの偽物
ギャランティーカードにもシャネルの偽者を見抜くポイントがあります。
偽物のギャランティーカードのご用意がないため、本物の画像となりますが、注意すべき点をご案内致します。
英語と日本語の表記
【本物】
裏側が英語とドイツ語と日本語の表記になっており、こちら側に偽物のポイントが多いです。
まず上の赤丸のところは英語の「t」と「y」です。この文字はつながっているので、ここをまずチェックします。
次に下の丸「い」です。今は使われることがなくなった「ゐ」などを使っていたら偽物です。他には漢字が旧漢字になっていたり、日本語としておかしな表現をしていたら偽物を疑ったほうが良いでしょう。
透かし
シリアル番号の横に丸い白い部分がありますが、ここが透かしの部分です。
透かしは、角度を変えて見てみると消えたり見えたりします。角度を変えてもずっと見えていたり、ずっと消えていたら偽物を疑いましょう。
アイコン チェーンベルトの偽物
シャネルには偽物だけでなく、イミテーション品もあります。
イミテーションとは、ブランドロゴやマークは使わず、デザインだけを真似た品物です。
ぱっと見のデザインに騙されないよう気を付けましょう。
イミテーション
本物
出典:楽天
よく見るとデザインに若干の違いはありますが、No5の香水やマトラッセ柄のバッグなど、明らかにシャネル製品を真似ていることが分かります。
このイミテーション品には、CHANELのロゴもココマークもありません。
正規品には必ずブランドロゴが刻印されています。
シャネルの偽物がなぜなくならないのか?
シャネルの偽物について、これだけ偽ブランド品が問題になっているのになぜなくならないのでしょうか?
偽物がなくならない理由について、基本的には需要があるのでなくならないということなのですが、細かい理由についてみていきましょう。
価格が圧倒的に安い
シャネルの偽物は、本物の価格と比べて圧倒的に安いです。
40~60万円くらいするバッグが5~6万円で買えてしまいます。購入する人の考え方によるとは思いますが、10分の1くらいの価格でシャネルっぽいバッグが買えるのであればお買い得!と思う方もいると思います。
元の価格が高額でそれでも欲しいと思えるブランドだから、その価格がブランドの価値です。人気も憧れも強いのがブランドたる所以ですので、その価値が一気に崩壊する恐れがあります。
見た目が本物と変わらないから
シャネルの偽物についてはすべてまずは価格が安いということが基本にあります。
そして、見た目が本物と変わらない、という点も偽物がなくならない大きな要因でしょう。
技術力が向上しているので、見た目を似せて作るということは可能です。見た目もシャネルで価格が10分の1だったら本物でなくてもいいかなと思う人は多いようです。
品質の良いものもあるから
シャネルの偽物について似せたものを作ることはできると申し上げました。
ただ、クオリティについてもそれぞれで本当に見分けがつかないようなスーパーコピーと呼ばれるようなものから、一瞬で見分けられるような粗悪なものまで偽物にもランクがあります。
そのランクによって価格も変わってきます。
中には本物の部品を使って作っているものもあり、もはやどこで偽物を判断するのか難しくなっているのが現状です。
フリマサイトで横行してる
シャネルの偽物は、メルカリやラクマ、ヤフオクなどのフリマアプリやネットオークションで販売されています。
写真だけではわからないので運営側もなかなか厳しい対応が取れないのか、偽物とみられる商品が出品されていて実際に売れています。
買った方も偽物とわからずに買っている、そして売っている方も偽物とわかって売っている方もいるでしょうが、偽物と知らずに売っている方も少なくないと思います。
購入はブランド公式のサイト、ブティックまたは信頼の出来る店舗で購入することをおすすめします。
シャネルのコピー品を扱う通販サイト
シャネルの偽物は驚いたことにインターネットでと堂々と売られています。
例えば「シャネル コピー」と検索してもらえれば、数々のシャネル偽物サイトが検索結果として表示されます。
このサイトに大量にシャネル製品とみられる商品が販売されています。そういった偽物を扱うサイトを見分ける方法がいくつかありますのでご紹介いたします。
そもそも腕時計や化粧品以外の新品のシャネル正規品バッグをシャネル以外で購入できるところはありませんのでご注意ください。
価格が安すぎる
シャネルの偽物を扱うサイトは、偽物の特徴である価格が安いです。
本物のシャネルではありえない価格になっていますので、一番わかりやすい部分だと思います。
中古品でもない限り、定価から〇〇%off!といった価格での提示は利益を確保することを目的としたきちんとした企業でしたらほぼ不可能かと思います。
偽物の販売サイトは新品で販売されていることが多いので、あまりに安すぎる価格である場合は疑ってみましょう。
写真は本物を使っている場合がある
シャネルの偽物のサイトは画像だけは本物のシャネルの商品を使っていることがあります。
画像を載せるだけなので、調べて盗用することも出来てしまいます。画像は本物なのでそれだけで判断することは出来ないのですが、画像のサイズが合っていない、ぼやけてしまっている、画像が粗いなどブランドとして通常では起こりえないことがあるようでしたら疑ったほうが良いかもしれません。
特定商取引法に基づく表記をチェック
ECサイトには中ならず本社の所在地や電話番号などを記載しておく「特定商取引法に基づく表示」を明示しておかなければいけません。
普通のECサイトであればどこの店舗も記載してあります。ここで会社名や責任者名。連絡先電話番号、住所などの記載がないようですと偽物を疑ったほうが良いです。
偽物を販売する業者はなるべく素性を明らかにしたくありませんし、実際に電話をかけてこられたり、住所を調べられても困りますので多くの場合は記載していません。もし記載していたとしても正確な情報ではない場合がほとんどです。
この特定商取引法の記載をしっかりチェックする、ということが怪しいサイトを見分けるコツです。
シャネルの偽物に関するよくある質問
購入したシャネルが偽物だった…なんてこともあるかもしれません。
こちらでシャネルの偽物についてよくある質問をまとめました。
シャネルが偽物かどうか見て欲しい
買取店で偽物かどうか判定してほしいと持って行っても、対応してくれないかもしれません。
買取店はあくまでも売りたいお客様に対してのサービスなので真贋判定だけを依頼すると難しいお店が多いでしょう。
実際に買取に出す形で依頼すれば査定をしてくれます。そこで価格がつかないようだと偽物の可能性が高くなりますが店舗ごとに基準が違うので複数店舗で見てもらうのが良いでしょう。
定価から比べるとかなり安いシャネルを購入したのですが偽物でしょうか?
ブランド品は広告やブランディング、素材、縫製など様々な費用がかかり展開されています。
例えば、通常20-30万円のバッグが新品で数万円で売られていることは考えられません。
シャネルを買取依頼する際に必要なものを教えてください
偽物かどうかわからない、買取査定をしてほしいというときは必要な書類があるので事前に用意をしておきましょう。
東京都の古物営業法で、買取業者が買取をする際には相手の身分証を確認するのが決まりとなっています。
買取店で買取をしてもらう時は身分証明書の提示を求められるので、以下のような身分証を必ず用意しておきましょう。
・運転経歴証明書
・パスポート
・住民基本台帳カード
・健康保険証
・在留カード
・特別永住者証明書
・個人番号カード
宅配買取の場合も同様で、身分を証明する書類のコピーをご同梱するよう求められます。
シャネルの関連記事について
シャネルの買取記事について関連記事をご紹介いたします。
シャネル偽物のまとめ
ブランドは長年かけてイメージを作り上げて価値を高めてきました。そのブランドが恐ろしく安く売っている、ということは普通に考えておかしいことです。
ブランドが高額な理由は消費者が納得してその価格で購入している、購入者が価値を決めていますので、安いブランド品を販売してしまうとブランド価値を大きく棄損してしまいます。
もちろん安い偽ブランド品を求めている消費者がいる限り無くならないものなのかもしれませんが、この記事をお読みいただいた方はシャネルの偽物はもちろん、他のブランドの偽物を購入しないように注意しましょう。