モンクレールは、高い機能性だけでなく美しいシルエットが評価され、雑誌やテレビなどで取り上げられたため、メンズ・レディース共に高い人気を誇ります。
本記事では、使わなくなったモンクレールを売りたいと考えている方に向けて、モンクレールの買取相場やおすすめの買取店をご紹介していきます。
目次
モンクレールのおすすめ買取店
まずはモンクレールの買取に力を入れており、高額での買取が期待できるブランド買取店をご紹介していきます。
retro.jp
retro.jpは、モンクレールをメインブランドとして取り扱い、1年中積極的に買取をしているお店です。
インターネット専門業者ですが全国から宅配で買取を受け付けています。また送料、査定量、返送料すべて無料なので、宅配買取を依頼して価格に納得できなくても送料無料で返却してくれます。
買取の他に委託販売を選択することもできます。買取店ではどうしても安い買取になってしまうアパレル商材を販売代行してくれますので、モンクレールをできる限り高く買取してほしい方にはおすすめの業者と言えるでしょう。
コメ兵
PR出典:コメ兵
コメ兵は、株式会社コメ兵が運営するブランド買取店です。
創業70年を誇る老舗買取店コメ兵は、年間18万件の商品を査定しています。売上高は400億を超え、中古ブランド買取として最大級のシェアを誇るため買取初心者の方でも安心して利用できます。
数多くのブランド品売買を行っているコメ兵は、店舗での販売に加えて自社のオンラインショップも保有し、豊富なブランド品の買取相場のデータベースを持っています。そのため、適正価格ではない値段で安く買い取られるといったことがないので高価買取も狙いやすいです。
また、メンズ・レディースを問わず多くのブランド品を扱っており、ジュエリー、時計、カメラ、楽器など取り扱いジャンルも豊富です。
宅配買取はウェブから簡単に申し込み出来て、無料宅配キットに商品を詰めて送るだけで簡単に査定してもらえるので普段なかなか店舗に出向く時間がない方におすすめです。
エコスタイル
出典:エコスタイル
エコスタイルは、ブランドアパレルの買取を得意とする買取業者で、取り扱いブランドは20,000以上です。
リユース営業士、遺品整理士、生前整理アドバイザー、整理収納アドバイザー、終活カウンセラーなど有資格者が多数在籍しており、各カテゴリに専任担当者がいるので専門知識のある査定員に査定してもらえます。
モンクレールのダウンやジャケットは限定アイテムやコラボアイテムも多いので、アパレル買取を得意としており、希少価値のあるものについても知識のある査定員がいる買取店で買取してもらうのがおすすめです。
高級ダウンとして中古市場でも人気の高いモンクレールは、エコスタイルでも買取強化アイテムとなっています。中でもダウンジャケット、ダウンコート、ダウンベストなどは特に高い人気があるアイテムなので、高額買取が期待できるでしょう。
正規品はもちろんですが、モンクレールなら並行輸入品でも買取り可能です。古いアイテムでも買取してくれるとのことなので、かなり昔に購入したり、多少汚れなどがある場合でも見積もりを依頼してみることをおすすめします。
モンクレールを高額買取してもらうコツ
モンクレールを買取してもらうときに、少しでも高額買取につなげるコツをお伝えします。
決して難しいことはありませんので、ぜひ実践していただくようにお願い致します。
綺麗な状態にする
モンクレールに限らず、状態が綺麗なほうが買取価格は高くなります。
ちょっとした汚れやほこりなど、自分でさっと取れるものはとっておきましょう。
ダウンがつぶれてしまうのもマイナスなので、可能でしたらダウン専用のクリーニングに出したり、風通しの良いところで空気を入れてあげるのも有効です。
保管もたたんで置いておかずに幅のあるハンバーで干して、たまに空気を入れるようにしておくと良いでしょう。
付属品をそろえる
モンクレールの付属品はあまりないのですが、アイテムに付いているものなどは査定金額にかなり響いてきます。
例えば、取り外し可能なフードやベルトなどです。アイテムに付属しているのでそれがないと完成品にならず、買取をする際はどうしてもマイナス査定になってしまいます。
取り外し可能なアイテムはなくさずにしっかり保管をするようにしてください。
早めに売る
使わなくなったもの、不要になったものは、なるべく早く売ることも高価買取に繋がるポイントのひとつです。
トレンドの移り変わりは激しいので、流行りのものでもすぐに買取相場が下がってしまう場合があります。
また、使用していなくても、長く放置しておくと経年劣化することもありますので、早めに売ることも心がけましょう。
早めに売れば、綺麗な状態で査定してもらえることが多いと思いますので、売り時を逃さないことが大切です。
複数の店舗を比較する
複数の業者に買取を依頼して、買取価格を比較するというのも高額買取のためのおすすめの方法です。
査定に出したら一旦その場では売らずに、査定結果が書かれた用紙などをもらっておいて、他の店舗にも買取を依頼します。
そうすれば、各店舗の査定額を比較することができるので、より高い金額を提示してくれたお店に売るという選択ができます。
さらに、前の店舗の査定結果を伝えることで、その金額を考慮したプラスアルファの査定額を提示してくれる場合もありますので、一度試してみても良いかと思います。
ただし、買取相場が急に下がることもありますので、注意が必要です。
時間が空いてしまうと、後日同じ店舗に持って行っても買取価格が下がってしまう可能性もありますので、なるべく早く売りましょう。
モンクレールの買取査定の3つのポイント
モンクレールの買取価格を知る前に、査定額に影響する3つのポイントについて、確認しておきましょう。
①サイズ・カラー展開
モンクレールのアイテムのサイズやカラーによって、買取価格は大きく変化します。
特に、大きめの「4以上」のサイズは、再販のしにくさから、買取価格が通常の2〜3割程度下がってしまう傾向があります。
②売る時期
最近ではポロシャツやライトダウンなど春夏アイテムを多数販売しているモンクレールですが、やはり11月~2月頃が実売期になり、シーズン終盤は多くの業者が在庫処分のための値下げを行いますので、その影響を直接的に受けます。
セール価格を基準にして買取が行われるのは仕方がないところですが、それ以上にオフシーズンの在庫を避け、かなり消極的な査定価格になる場合があります。
ですが、モンクレールを手放したい・売りたいと思ったときはオフシーズンがほとんどですよね。
諦めるのもひとつですが、そんなときは季節に関係なくモンクレールを買い集めている業者に売るのが一番高く売る方法です。
人気モデルであればシーズン中と買取価格はほとんど変わりませんし、そうでなくても高額査定が期待できます。
③並行輸入品
並行輸入品とは、正規の販売ルートではなく、ブランドとは直接的に関係のない会社や個人が、海外から輸入・販売を行なっているアイテムです。
モンクレールの並行輸入品は、通常の3割程度安く販売されており、これらの販売価格にモンクレールの買取価格は引っ張られてしまいます。
国内正規品の証明である「モンクレールジャパンタグ」付きのアイテムは査定時の高評価になりますが、並行輸入品でもモンクレールジャパンで「有償でのアフターサービス」が受けられることから、数多くの並行輸入品が取引されており、買取も行われています。
モンクレール代理店名とタグの変遷
自分の持っているモンクレールがいつ頃のものか、知りたいと思ったことはないでしょうか。
国内正規品の場合は、モンクレールの内タグに代理店タグ(もしくはシールの貼り付け)がされています。
代理店名によって、いつ頃のものか大まかに知ることができます。
2001/8~2005/12 ペッパージャパンコーポレーション
2006/1~2008/3 スープリームスインコーポレーテッド
2008/4~2009/3 スプレンダーズ&カンパニー
2009/4~現在 モンクレールジャパン
モンクレールの偽物に要注意!主要な偽物パターンを覚えておこう
モンクレールの偽物を見分けるポイント1「コミックタグ」
まず初めにとてもわかりやすいところから解説をしたいと思います。モンクレールのダウンには内側にコミックタグと呼ばれる漫画のようなイラストが描かれたタグが張り付けてあります。(ないモデルもあります)このコミックタグには偽物を見破るヒントがたくさん隠されていますので見ていきましょう。
コミックタグの色合いが違う!偽物は鮮やかすぎ
新品ではないので、ちょっと色あせていますがこちらは本物。
【本物】
続いて偽物はこちら
【偽物】
まず一目みて色合いがおかしいですね。偽物は色合いが鮮やかすぎて違和感を覚えます。またこのタグの質感も違います。偽物のほうが柔らかく、コットンのような手触りです。
コミックタグの「角」が違う!偽物は直角
そして注目してほしいのがこちらです。赤丸で囲ったところにご注目ください!
【本物】
こちらは本物です。角が若干丸みがかっています。
【偽物】
こちらは偽物です。直角ですね。
偽物のコミックタグのアヒルにはシワがない!
【本物】
本物は右下のアヒル(?)のところ右肩に縦のライン(シワ)があります。
【偽物】
偽物には縦のライン(シワ)がありません!
コミックタグ一つとっても見るポイントがいくつかありましたね。
【コミックタグのポイント】
■コミックの色合いに違和感があり、偽物は妙に鮮やかすぎる
■角の角度が本物は丸みがあるが偽物は直角になっている
■右下のアヒルの右肩のシワ、本物にはあるが偽物にはない
モンクレールの偽物を見分けるポイント2「ファスナー(金具)」
ファスナーや金具は偽物でもお金ががかかるので、一番手を抜きやすい部分でもあります。見分けるポイントとしては作りの雑さやファスナーのブランドが重要です。妙に軽い、ロゴが変、メッキの処理が波打っているなどいい加減な仕事をしていることが多いので見分けるポイントになります。またファスナーのブランドもいくつかありますので解説していきます。
モンクレールで使われるファスナーブランドの種類は主に4つ
【ファスナーブランドの種類】
・LAMPO(ランポ)
出典:http://accurate-1.blogspot.jp/
・riri(リリ)
出典:http://yskb2.com/
・YKK VISLON (ビスロン)
出典:https://store.shopping.yahoo.co.jp/showcase/9420800-777.html
・RACCAGNI(ラッカーニ)
ほとんどのモンクレールがこの種類のファスナーを使用しているかと思いますので、どれかに当てはまっているか確認する必要があります。年代によっては当てはまらないものや表記の仕方が違うものもあるのでなかなか難しいかと思いますが、上記の種類以外の物、何も表記がないものは偽物の可能性が高いです。
LAMPO(ランポ)のファスナーに多い偽物!スライダーがズレていないと偽物
【偽物】
こちらはLAMPO(ランポ)の表記がありますが、偽物です。ブロック体のものは年代で存在しますのでそこはOKです。ただこれだけで本物か偽物かの判断は難しいです。
次に、判断するポイントとしてはファスナーのスライダー部分です。LAMPO(ランポ)は特徴的なのでわかりやすいと思います。他のファスナーブランドはこのような特徴的な部分がないので判断が難しいところです。
【本物】
出典:http://agabe.jugem.jp/
よく見るとスライダーの山の部分がズレて配置されていますね。これはLAMPO(ランポ)の特徴でもあります。ズレていないものもありますが、このタイプのファスナーに関しては基本的にスライダーが写真のようにズレており、これが本物となります。
【偽物】
よく見てください。スライダーの山がズレていませんので、先ほどのファスナー裏のLAMPOの表記だけでは本物か偽物の判断がつかないものも、様々な角度から見ることによって見分けることができるようになります。
【ファスナーのポイント】
■ファスナーのブランドがLAMPO(ランポ)、riri(リリ)、YKK VISLON (ビスロン)であるか確認する
■LAMPO(ランポ)の場合、スライダーの山の部分がズレているか確認する
モンクレールの偽物を見分けるポイント3「ブランドロゴ(内側、腕)」
ブランドの顔ともいえるブランドロゴでも見分けることができます。モンクレールにはだいたい2か所ロゴがついていて、内側の首元または左右のおなかのあたりにブランドの文字が入ったロゴ、左の上腕部分にモンクレールのマークがあります。ここの特徴も見ていきましょう。
内側のロゴは色味とステッチ(縫い目)を見る
【本物】
こちらは本物のロゴです。周りにステッチがついていて、縫い目もガタガタしていません。また色味も若干グレーというかクリームというか少しくすんだ上品なカラーです。
【偽物】
こちらは偽物のロゴです。周りのステッチがガタガタしてますね。若干文字の色も青みが強くなってます。
【偽物】
こちらも偽物です。ステッチはまあまあですが色味がとても薄くモンクレール特有のグレーやクリームがかった色がありません。どちらかというと白っぽく、見た瞬間に違和感を覚えます。
腕のロゴもステッチ(縫い目)とカッティングを見る
【本物】
こちらは本物のロゴです。ちゃんとMONCLERという文字が読めますし、刺繍も丁寧です。周りのステッチ(縫い目)も枠にそってきれいに縫い付けられています。
【偽物】
こちらは偽物です。周りのステッチ(縫い目)がガタガタで、刺繍も本物に比べると文字が太い印象です。カッティングもかなり鋭角になっており、いい加減な感じが見てとれます。
【ロゴのポイント】
■内側のロゴ:背景が本物はグレーがかっているが、偽物は白っぽかったり、文字の色が濃かったりする
■腕のロゴ:偽物は刺繍が粗い、カッティングについては本物は丸みがあるが偽物は鋭角
■どちらのロゴも本物はステッチ(縫い目)がきれいにそろっているが、偽物はガタガタしている
モンクレールの偽物を見分けるポイント4「内タグ」
偽物を見分けるポイント4-1~4-3で該当するものに関しては偽物の可能性が非常に高いです。一般的に目で見てわかるというレベルなのでわかりやすいポイントとして説明させていただきました。これからの見分けるポイント4と5ではちょっと高度になってきますので少し見ただけではわからないかもしれません。
偽物を見分けるのは総合的に判断する必要があるので判断材料が多いのは良いことです。この章ではダウンの内側にあるタグ(内タグ)についてみていきましょう。
内タグは色味と文字の太さを見る
【本物】
こちらは本物です。内側のブランドロゴと同様に上品なグレーの色味で文字もきれいに見えます。
【偽物】
こちらは偽物です。色味が白っぽくモンクレール特有のグレーで上品な色味が出ていません。また文字も細く弱々しい印象を受けます。
ここはかなり熟練の目利きが必要になってきますが、若干の色の違い、本物を知っていると感じる違和感などがあります。ご自身で本物を所有し、いくつも買ったことがある方なら気づくことができるかもしれませんね!
【内タグのポイント】
■ブランドタグと同様に本物はグレーがかっているが、偽物は白っぽい
■文字の刺繍が細く弱々しい
モンクレールの偽物を見分けるポイント5「生地感」
ここまでくるとかなりレベルが高くなってきます。生地でわかるようになったらきっと今すぐバイヤーとして活躍できること間違いなしです!現役のバイヤーでもここだけで判断することは少なく、他の違和感のあるポイントを見てから「やっぱり生地もダメ」となるポイントです。
ネット通販など画像のみで判断するこはかなり難しいと思います。実際ここに載せてもわからないかもしれません…。
生地感はかなり経験が必要なので総合的に判断する
【本物】
【偽物】
同じようなカットがなく比べづらいのですが、色味については写真の写りや商品の色もあるので重要なポイントではないです。
ここで重要なのは生地感です。写真だけだと伝わないかもしれませんが、偽物のほうは光沢の出方もくすんでおり、触った感じもザラザラします。本物は光沢にも高級感がありくすんでいないですし、光りすぎてもいない、手触りも良くなにより本物のオーラが違います!
実際この生地感は難しいポイントです。手に取ってみることがあったら注意して触ってみてください。
【生地感のポイント】
■偽物は光沢がくすんでおり美しくないが本物は高級感があり光りすぎてもいない
■偽物は触った感じがザラザラするが本物ツルツルしている
モンクレールの買取に関するよくある質問
汚れがあるものや古いアイテムでも買取してもらえるのか、買取してもらうにはどんな物が必要なのかなど、モンクレール買取の際によくある質問にお答えします。
保証書がないモンクレールでも買取できますか?
モンクレールにギャランティーカードはありませんのでお買取り可能です。
ただ、ブランドタグや内タグ(組成表示タグ)、コミックタグがないと買取金額が下がってしまう、または買取を断られてしまうケースもありますので注意が必要です。
汚れや傷があるモンクレールでも買取できますか?
ほとんどの買取店では、多少の汚れや傷がある商品でも買取をしています。
買取店では修復やクリーニングをした後に中古品として販売することが多いので、修復のしようがないほどのダメージや汚れがあるものは買取を断られることもあります。
不安な場合は、どの程度のダメージや汚れまでなら買取が可能か、事前に買取店に問い合わせてみることをおすすめします。
汚れや傷があると、その分買取価格が下がってしまうことは覚悟しておきましょう。
古いモンクレールでも買取できますか?
モンクレールの古いアイテムも買取は可能です。
古くてプレミアがついているようなアイテムはなく、一部コラボやレザーを用いたアイテムは高額になりますが古いというほどでもないです。
ブランドタグが茶色い「茶タグ」、ブランドタグが青い「青タグ」と呼ばれるものは、買取は可能ですが古いアイテムなので買取価格も安めになる傾向にあります。
モンクレールの買取の際に必要なものを教えてください
東京都の古物営業法で、買取業者が買取をする際には相手の身分証を確認するのが決まりとなっています。
買取店で買取をしてもらう時は身分証明書の提示を求められるので、以下のような身分証を必ず用意しておきましょう。
・運転経歴証明書
・パスポート
・住民基本台帳カード
・健康保険証
・在留カード
・特別永住者証明書
・個人番号カード
宅配買取の場合も同様で、身分を証明する書類のコピーをご同梱するよう求められます。
まとめ
モンクレールを実際に着用したことがある方ならわかってもらえると思いますが、ダウンの品質のよさ、10年以上前の商品でも取引されるほどの頑丈さはモンクレールの魅力です。
買取となると並行輸入品の存在、デザイン鮮度、流通量が大きく影響してきます。そして、モンクレールの買取には季節性があります。買取してくれないということはないと思いますが、シーズンオフは強く買いに来てくれない業者が多いと思います。
そのため、売る季節に関係なくモンクレールを売りたい場合は、年中強く買取してくれる業者に売るのが、一番です。また、モンクレールの古い製品の品質の良さを愛好しているファンも多くいますので、昔のものだからといって、売るのをあきらめず買取店に相談してみてください。