高いお金で買ったブランド品をどうせ売るなら、1円でも高く売りたいですよね。
でも、買取業者を何店舗も回って見積もりを取るのは面倒ですし、そこまで時間をかけたくないという気持ちもあると思います。だからといって、妥協して最寄りの買取店にすぐ売ってしまうのは、実はかなり損をしている可能性があります。
そこでおすすめしたいのが「ブランド品の委託販売」です。日本ではまだ馴染みが薄いかもしれませんが、欧米では買取よりも委託販売の方が高く売れることから、すでに一般的な売却方法として広く利用されています。
委託販売のやり方はとてもシンプルです。売りたいブランド品を業者に預けて、後は売れるまで任せるだけ。
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ブランド品をなるべく高く売りたい -
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忙しく時間がないので手間はかけたくない
そんな方にぴったりの方法です。今回は、委託販売がなぜ買取より高く売れるのか、その理由を解説したうえで、主要な委託販売業者を比較し、あなたに合った業者の選び方までご紹介していきます。
目次
1.委託販売とは?
委託販売とは、売りたいブランド品を業者に預け、買い手が見つかった時点で代金を受け取る売り方です。
買取とは違い、預けた時点ではまだお金は入りません。その代わり、業者が探した買い手に向けて、納得できる価格で売ってもらえるのが特徴です。売れなかった場合は、商品をそのまま返してもらうこともできます。
ただし価格は業者の言い値
より高い価格を狙える
「今すぐ現金が欲しい」なら買取、「時間をかけてでも高く売りたい」なら委託販売、というのが基本的な選び方です。
1-2.海外では委託販売が産業化している

日本の委託販売は、店舗を構える専門店が個別に運営しているケースが中心です。一方、欧米ではこの仕組みがすでに巨大な専業プラットフォームとして産業化しています。
代表的なのが、米国のThe RealReal、Fashionphile、Rebag、Yoogi’s Closetや、欧州のVestiaire Collectiveといったサービスです。これらは単独の店舗ではなく、AIによる真贋鑑定や、ブランドとの提携を進めながら数十万点規模の在庫を扱う、専業の大手企業として成長しています。
つまり海外では、委託販売は「個人が知る人だけ使う売り方」ではなく、「買取と同じくらい当たり前の選択肢」として根付いている、というのが実情です。
2.委託販売が買取より高く売れる理由

「委託販売の方が高く売れる」と聞いても、具体的にどれくらいの差が出るのか、なぜそうなるのかがイメージしにくいかもしれません。
実は、買取価格には業界共通の「仕組み」があり、その仕組みを知ると、なぜ委託販売だと受取額が変わってくるのかが見えてきます。
ここでは、買取の価格がどのように決まっているのかを確認したうえで、委託販売だとどう変わるのかを、具体的な金額の例を使って比較していきます。
2-1.買取は仕入原価の50%が基準
買取店は、買い取った商品を転売して利益を得ています。そのため、買取価格は「いくらで転売できそうか」から逆算して決まり、その目安となるのが仕入原価率(売主に支払う割合)です。一般的に、上場企業を含む多くの買取店では、仕入原価率はおおよそ50%前後とされています。
買取では商品の状態でさらに低くなることもあり、6万円、5万円という査定になるケースもあります。
これを高額なブランド品で考えると、差はより大きくなります。100万円で購入したシャネルのダウンジャケットが、今50万円で売れそうな状態だとしても、買取店が提示する金額はその50%程度です。
仮に出品してすぐに50万円で売れた場合は、25万円で手放すのは惜しいと感じるはずです。
このようなケースこそ、委託販売が力を発揮します。委託販売は、販売金額が高い商品ほど、販売金額に対する返金率が上がっていく仕組みになっているのが一般的です。
ブランドやアイテムのジャンルによって細かい条件は変わりますが、高額品ほど、買取金額との差額が大きくなる傾向があるという点は、覚えておく価値があります。
2-2.委託販売は交渉次第で受取額が上がる
また、委託販売の特徴として、受取額は業者との交渉次第で多少は調整ができるという点も利用者にとってメリットになります。
委託販売業者は、すぐに売れそうな商品や、店に置いておくだけで価値が落ちない商品であれば、利用者側からの交渉にも臨機応変に対応してくれます。
それでは、先ほど紹介した30万円で購入したセリーヌのバッグを例に見ていきましょう。※返金率は販売金額に対して80%とします。
この例の場合は、買取なら7万5,000円程度だったところが、交渉後の希望金額で売れた場合は13万2,000円になりました。これだけで5万7,000円の差が生まれています。
基本的には業者が提示した販売金額が適正価格になるので、そのまま依頼することが多くなりますが、ここぞというアイテムは交渉してみることで、より効果的に委託販売を利用することができます。
「プロが出した金額に意見するのは図々しいのでは」と感じる方もいますが、交渉は「聞くだけ無料」と考えて、遠慮せずに相談してみることをおすすめします。
3.委託販売と比較される売却方法

ここまで、買取と委託販売の違いを見てきましたが、ブランド品を売る方法はこの2つだけではありません。他にもフリマアプリやオークション代行といった選択肢もあります。
それぞれの特徴を比較しながら、委託販売がどんな点で優れているのかを確認していきましょう。
3-1.フリマアプリ(ヤフオク・メルカリなど)
ここまでは1点だけを売る場合で考えてきましたが、実際にブランド品を手放す方の多くは、バッグや財布、衣類などをまとめて何点も処分するケースが多いはずです。点数が増えると、フリマアプリと委託販売では「時間の使い方」に大きな差が出てきます。
なお、委託販売は1点ごとの販売額によって手数料(返金率)が変わり、単価が高いほど手数料は下がります。たとえば、バッグや財布、衣類など合計15点(50万円相当)を一括で売る場合を考えてみましょう。年収800万円(時給換算で約4,000円)の人を例に計算します。
フリマアプリなら、1点あたり1時間として15時間の作業が必要とします。手数料10%を引いた売上45万円から、時間コスト(4,000円×15時間=6万円)を差し引くと、実質の手取りは39万円です。
一方、委託販売なら、まとめて梱包・発送するだけなので2時間程度あれば完了できます。手数料は単価帯によって異なりますが、それらを差し引いた売上から、時間コスト(4,000円×2時間=8,000円)を引くと、実質の手取りは37万1,000円です。
金額はフリマアプリの方が1万9,000円ほど多く残りますが、時間で見ると委託販売はわずか2時間です。時給換算すると、
この場合、委託販売の時給効率は、フリマアプリの約7倍です。「2万円弱の差のために15時間を費やすか、それとも2時間で済ませて、残りの時間を他のことに使うか」を考えると、点数が多い人ほど、委託販売の効率の良さが際立ってきます。
3-2.ブランド買取専門店

買取専門店は、その場で即金になる手軽さが最大の魅力です。基本的には、買取価格は委託販売の受取額より低くなりますが、商品によっては買取の方が有利になるケースもあります。
買取は、業者がその商品をどれだけ確実に転売できると見込めるかが価格の決め手になります。需要が安定していて、相場が読みやすい商品ほど、買取でも十分な金額が期待できます。
未使用品は基本的に買取向きですが、中でも特に買取が向いているのが、以下の4つの実例です。
このような条件に当てはまる商品は、すぐに現金化できる買取専門店の方が向いているケースが多いです。
3-3.業者オークション出品代行
業者オークション(ブランドオークション)とは、一般の方は参加できない、個人事業主や業者専用のオークション会場で、出品から落札までを代行してもらうサービスです。売買結果を一般公開されていないので一般の方が見ることはできません。
委託販売との違いは取引相手です。委託販売は一般消費者向けのBtoC取引ですが、業者オークションは購入者も業界のプロというBtoB取引になります。「業者向けの市場だから安く落札されるはず」と思われがちですが、実際はそうとも限りません。例えば、バッグの定額制レンタルサービスを手がけるLaxusのように、転売目的ではなく自社の在庫として仕入れる業者も参加しており、こうした業者は小売価格からの逆算ではなく「欲しいから買う」という基準で入札するため、小売相場からの返金想定を超える金額がつくこともあります。
業者オークションに向いている商品
向いているのは、定価100万円を超えるような高額なバッグ・ジュエリー・時計などのうち、特に流通量が少なく、業者間でも買取見積もりの金額差が大きい商品です。
査定士は通常、小売価格や過去の業者オークションの落札金額から逆算して買取金額を決めています。しかし、その商品の取引情報がほとんどない場合、査定士は経験則や類似品を参考に金額を判断するしかなく、業者によって見積もり額が大きくばらつきます。これは裏を返せば、誰も正確な適正価格を把握できていないということです。
こうした商品は、委託販売で固定の販売開始価格を決めても、それが適正価格になるとは限りません。それよりも、競り形式で複数の業者に競わせるオークション代行の方が、適正な金額に近づきやすいと言えます。
4.委託販売業者12社を徹底比較
ここからは、実際に委託販売を依頼できる業者を紹介していきます。
手数料(返金率)、委託期間、買取保障の有無など、業者によって条件が異なるため、自分の状況に合った業者を選ぶことが大切です。今回は12社をピックアップしました。
4-1.委託販売業者①:retro.jp(レトロ)
出典:retro.jp
retro.jpは、東京・渋谷に拠点を置く委託販売サービスです。最大の特徴は、売れなかった場合に買取へ切り替えられる買取保障制度があることです。
委託期間は最長6ヵ月と長めに設定されており、その間に売れなければ、提示された買取金額で引き取ってもらうこともできます。「委託で高く売りたいが、最終的に売れ残るのは避けたい」という方には安心感のある仕組みです。
販路の広さも強みのひとつです。自社サイトretro.jpだけでなく、楽天、ヤフオク、Amazon、ebayなど複数のモールに同時出品するため、国内外問わず幅広い購入者にアプローチできます。
retroが委託販売で特に得意なジャンルは、ブランドの洋服・靴・バッグです。中でもエルメスのカレ(スカーフ)は豊富な取引実績があり、珍しい絵柄のお品物を売りたい方にもおすすめできる業者です。
返金率は、販売金額の価格帯によって段階的に変わります。
なお、販売金額が2万円以下になる商品は委託販売の対象外となり、買取のみのご案内となります。
続いて、実際に申し込んだ場合の流れを見ていきましょう。
retro.jpで委託販売を依頼する無料査定・送料無料でお試しいただけます
4-2.委託販売業者②:RINKAN(リンカン)
出典:RINKAN
RINKANは、渋谷・新宿・原宿をはじめ全国に店舗を展開するブランド買取の大手です。委託販売も提供しており、委託手数料のリーズナブルさは業界トップクラスと謳っています。
手数料は販売価格の10〜20%で、固定の価格帯表ではなく、熟練バイヤーが希望を伺い、相談のうえ決定する交渉型の仕組みです。委託期間は1ヵ月で、期間内に売れなかった場合は延長または返却を選べます。
最大の特徴は、得意ジャンルの独自性です。RINKANは他の買取業者と違い「若者向けの買取業者」として展開しており、Supreme・クロムハーツ・ゴローズといった、一般的なブランド買取業者が苦手とするブランドを強みとしています。実際にクロムハーツのベルトループは購入価格に対する買取率71%という高い数値が出た実例もあり、多く出回っていない品物は、多少状態が悪くても高額で売れる傾向があるとされています。
委託対象アイテムもクロムハーツ、ゴローズ、ハイブランドジュエリーなどが中心です。ストリート系ブランドやシルバーアクセサリーを売りたい方には、特に検討する価値がある業者です。
販路の広さも強みです。全国展開する実店舗のほか、複数のショッピングモールや自社ECサイトなど、豊富な販路を持っており、商品やその時の相場に応じて最適な販路を選べます。
実際に申し込んだ場合の流れは以下の通りです。
RINKANで委託販売を依頼する査定料・送料・キャンセル料はすべて無料
4-3.委託販売業者③:Bloom(ブルーム)
出典:Bloom
Bloomは、千葉県船橋市に店舗を構える委託販売専門店です。
返金率は販売価格の70%という固定の仕組みです。これに加えて、委託料(販売手数料)として1点あたり110円がかかります。この110円は商品が売れたかどうかにかかわらず返金されないため、安価なアイテムを多く出す場合は、この固定費がやや負担になる可能性があります。
委託期間は1ヵ月で、それを超えて販売を続けたい場合は再度委託料が必要になります。
特徴的なのは、委託できる商品の条件がやや厳しめに設定されている点です。ブランド物・デパートランク以上で定価1万円以上の品物、洋服・靴は新品またはクリーニング済みで購入後3年以内のものに限定されており、さらに5,000円未満の品物は委託販売ではなく買取またはお断りになります。
加えて、洋服には季節の制限もあります。春物は1月〜4月、夏物は5月〜7月、秋物は8月〜10月、冬物は11月〜12月を目安に、その季節に合ったものしか委託できません。シーズン外の洋服は、委託ではなく買取(買取は季節を問わず対応可能)で対応してもらう形になります。
販売方法は店頭、ネット、業者販売の4つの方法を併用しており、複数の販路から買い手を探します。
得意ジャンルにも特徴があります。一般的なハイブランドだけでなく、クリストフル、伊太利屋、ISSEY MIYAKE、フォクシーといった、他社では扱いが薄いブランドも強化ジャンルとして挙げています。
実際に申し込んだ場合の流れは下記の通りです。
4-4.委託販売業者④:SiSSY.Japon(シシィ・ジャポン)
出典:SiSSY.Japon
SiSSY.Japonは、東京・国立にある中古ブランドショップで、エルメス、シャネル、ルイヴィトン、グッチなどハイブランド品の販売・買取を中心に展開しています。
最大の特徴は、売却前に返金額が固定される独自の仕組みです。委託販売の返金額は、品物の状態やその時点での相場を考慮し、お客様と相談のうえ決める形式で、一度決めた返金額は、実際の売却価格がそれより高くても低くても変わりません。
たとえばシャネルのバッグの返金額を10万円と決めた場合、15万円で売れても10万5千円で売れても、約束されるのは10万円です。「最終的にいくら手元に入るか」が事前に分かるため、見通しを立てやすいのが利点です。
返金率の具体例として、エルメスのバッグの買取査定額が50万円のところ、委託販売なら返金額60万円になるケースが紹介されています(品物により変動)。
なお、委託期間中にキャンセルを申し出ることも可能です。その場合、キャンセル手数料500円(税込)を支払うことで契約解除ができます。ただし、申し出た時点ですでに商品が売却済みだった場合は、返却を受けられません。
実際に申し込んだ場合の流れは下記の通りです。
また、預かり期間は3ヵ月ですが、数え方が独特です。持ち込んだ「日」ではなく「月」単位で区切られるため、月の前半に持ち込むか後半に持ち込むかで、実質的な預かり期間が変わります。
SiSSY.Japonで委託販売を依頼するハイブランド品の委託に強い専門店
4-5.委託販売業者⑤:高島屋質店
出典:高島屋質店
高島屋質店は、老舗百貨店グループの質店が運営する委託販売サービスです。
委託期間に明確な上限はなく、無期限で販売を継続します。目安としては店頭販売で1週間程度、ネット販売で1ヵ月程度とされています。
申し込み時には出品手数料2,000円がかかります。この手数料は、途中で商品を引き取る(返却してもらう)場合でも返金されないため、「売れるかどうか分からないけど一旦試したい」というより、ある程度売る意志を固めてから依頼する方が向いています。
返金率は販売金額の80%です。なお、購入者からの返品の可能性を考慮し、商品到着後から約1週間ほど経ってから支払われるため、売れてすぐにお金が入るわけではない点も覚えておきましょう。
価格設定にも柔軟性があります。販売価格は3回まで変更可能で、最初の価格で売れなかった場合は値下げなどの調整ができます。
実際に申し込んだ場合の流れは下記の通りです。
4-6.委託販売業者⑥:RECLO(リクロ)
出典:RECLO
RECLOは、取扱ブランド650以上を誇る、宅配専門の委託販売・買取サービスです。実店舗を持たず、申し込みから入金まで全て自宅で完結します。
最大の強みはグローバル販売力です。世界約200カ国で併売しており、シーズンに関係なく販売できるのが特徴です。日本では需要が薄い季節外れの商品でも、海外では需要があるタイミングで売れる可能性があります。実際に出品後1ヵ月以内で約60%が売れ、これは他社に比べて3倍早いとされています。
返金率は、10万円未満で65%、10万円以上30万円未満で70%、30万円以上50万円未満で80%、50万円以上で90%という段階制です。
価格戦略にも特徴があります。最初は高めの金額で売りに出し、売れなければ徐々に金額を下げていくという方式で、できるだけ高い価格での成約を目指します。
委託期間に明確な上限はなく、いつまで売るかはユーザー自身が判断できます。委託開始後60日以内であれば、最初の査定額での買取に変更することも可能で、90日以降は返送してもらうこともできます。
売れた場合の支払いタイミングも明確です。毎週土曜日までに販売が完了した商品について、翌週金曜日に還元額が振り込まれます。
実際に申し込んだ場合の流れは下記の通りです。
RECLOで委託販売を依頼する取扱ブランド650以上・世界200ヵ国で販売
4-7.委託販売業者⑦:ATLANTIS(アトランティス)
出典:ATLANTIS
ATLANTISは、創業22年、銀座・高円寺に路面店を構えるブランド販売買取専門店です。100万点以上の買取実績を持つ、業界でも実績のある業者です。
最大の強みは、銀座という土地そのものの販売力です。インバウンド消費に沸く銀座は、日々欧米・アジア圏からの外国人観光客で溢れ、高額な商品ほど店頭販売のメリットを最大限に活かせる絶好のロケーションとされています。「銀座で買うこと」自体に付加価値が存在するという土地のブランド力を活かし、特にエルメスは銀座で販売する利点を最大限に活かせるブランドとして強みを発揮します。
委託販売の仕組みも特徴的です。委託販売の主体はあくまでお客様にあり、販売価格の決定や販路選定、販売時期など、さまざまなオプションを自由に選べるため、「お任せ」ではなく自分の意向を反映させやすいのが利点です。法人の委託販売にも対応しています。
なお、店頭&国内外ECサイトと幅広い販売ルートを持つため、店頭だけでなくオンラインでも販路を確保できます。
※委託期間・返金率などの詳細条件は公式サイトに明記がないため、依頼の際は直接お問い合わせください。
ATLANTISで委託販売を依頼する銀座・エルメス委託販売に強い専門店
4-8.委託販売業者⑧:かめ吉
出典:かめ吉
かめ吉は、東京中野・大阪心斎橋・福岡天神に店舗を構える、ロレックスやカルティエなどの高級腕時計専門店です。バッグやアパレル中心の他社とは異なり、腕時計に特化しているのが最大の特徴です。
手数料は、販売価格(税込)が200万円未満なら10%、200万円以上800万円未満なら7%、800万円以上なら3%です。ここで注意したいのは、手数料を「税込価格」と「税別価格」のどちらに対してかけるかで、実質的な手数料率が変わるという点です。
たとえば税込1,100万円(商品代金1,000万円+消費税100万円)で売れた場合、かめ吉のように税込価格に対して手数料3%をかければ受取額は1,067万円ですが、税別価格に手数料をかける業者だと970万円になり、実質13%相当の差が生まれます。委託先を比較する際は、手数料が「税込」「税別」どちらに対してかかるのかも確認しておくと良いでしょう。
委託販売は、売れた金額から手数料を差し引いた額を即キャッシュバックするという、シンプルな仕組みです。販売成立した翌日、翌営業日には振込されるため、支払いまでのスピードも速い方です。
注意点として、最初の1ヵ月は変更・キャンセルが制限されます。1ヵ月未満での販売価格の変更やキャンセルは原則受付しておらず、お客様都合でキャンセルする場合は、販売価格に応じた委託キャンセル料が発生します(具体的な金額は申込時に確認が必要です)。一度委託すると決めたら、最低1ヵ月は様子を見る必要があるということです。
お預かりから1ヵ月経過した場合は、商品によっては委託販売から買取に変更することも可能です。
実際に申し込んだ場合の流れは下記の通りです。
かめ吉で委託販売を依頼する高級腕時計専門・業界最安水準の手数料
4-9.その他の委託販売店
ここまで紹介した8社以外にも、委託販売を行っている業者があります。情報量は限られますが、簡単に紹介します。
完売した場合にのみ手数料が発生する、成果報酬型の業者です。手数料はブランドごとに個別設定され、エルメス・シャネル・ルイヴィトンなどのスーパーブランドに強みがあります。
買取販売は一切行わず、すべて委託販売という形を取っている、委託専門の業者です。委託販売手数料も店頭で配布するリーフレットに明示しており、透明性を重視しています。基本的に季節に合わせて持ち込む必要があり、持ち込む日から1ヵ月先に着られるお品物が目安とされているため、洋服の場合は季節感に注意が必要です。売却できれば1ヵ月ごとに精算されます。
Vivienne Westwood、Comme des Garçons、Yohji Yamamotoなど、デザイナーズブランドの在庫量が豊富なのが特徴です。Yahoo!ショッピングでも販売しています。
売れた場合のみ委託料が発生し、売れなかった場合は無料という、リスクの低い料金体系です。販売価格が5,000円以上の場合、「販売価格の65%-200円」を返金する仕組みで、レオナール、フォクシー、センソユニコ、イッセイミヤケなどの人気ブランドの取り扱いが多く、売れたら翌日から精算可能という、支払いの速さも特徴です。
5.委託販売店を選ぶ際のポイント

ここまで12社を紹介してきましたが、「結局どこを選べばいいか分からない」という方も多いと思います。選ぶ際に押さえておきたいポイントを整理しました。
5-1.返金率(手数料)で選ぶ
返金率は業者によって40%台から最大95%まで幅があります。同じ商品でも、業者によって手元に残る金額は大きく変わるため、最も重視したいポイントです。ただし、返金率が高いからといって必ずしも得とは限りません。返金率の母数(販売価格)自体が業者によって変わるため、「高い返金率×安い販売価格」と「やや低い返金率×高い販売価格」を比較する視点も必要です。
5-2.委託期間・支払いタイミングで選ぶ
「すぐに現金が欲しいわけではないが、いつまでも待ちたくはない」という方は、委託期間の長さと、売れてからの支払いスピードを確認しておくと安心です。期間に上限がない業者もあれば、1〜3ヵ月で区切られている業者もあります。
5-3.得意ジャンルで選ぶ
業者によって得意なジャンルは大きく異なります。バッグ・洋服中心の業者もあれば、腕時計専門、ジュエリー専門、ストリート系ブランドに強い業者もあります。自分が売りたいアイテムと、業者の得意ジャンルが合っているかを確認しましょう。
5-4.買取保障の有無で選ぶ
「委託で高く売りたいが、最終的に売れ残るのは避けたい」という方には、売れなかった場合に買取へ切り替えられる買取保障の有無が重要な判断材料になります。
5-5.出品コストで選ぶ
出品時に手数料がかかる業者(出品手数料・委託料など)と、完全無料で出品できる業者があります。特に安価なアイテムを多く出す場合は、この固定費が負担になることもあるため、事前に確認しておきましょう。
5-6.最低販売価格で選ぶ
業者ごとに「いくら以上の商品から受け付けるか」という下限ラインがあり、2万円以下は受け付けない業者もあれば、1万円から対応している業者もあります。LINEなどの無料査定で買取相場を確認し、そこから販売価格(買取額の約2倍が目安)を逆算しておくと、対象になりそうな業者が見えてきます。
最後に、12社の特徴を一覧表でまとめました。
| 業者名 | 返金率 | 委託期間 | 得意ジャンル | 買取保障 | 出品コスト | 無料査定 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| retro.jp | 最大90% | 最長6ヵ月 | バッグ・洋服・スカーフ | あり | 無料 | 査定する→ |
| RINKAN | 80〜90% | 1ヵ月 | ストリート系・シルバー | なし | 無料 | 査定する→ |
| Bloom | 70% | 1ヵ月 | ブランド衣類・小物 | なし | 1点110円 | 査定する→ |
| SiSSY.Japon | 固定額制 | 3ヵ月 | エルメス・シャネル等 | なし | 無料 | 査定する→ |
| 高島屋質店 | 80% | 無期限 | 幅広いブランド品 | なし | 2,000円 | 査定する→ |
| RECLO | 65〜90% | 無期限 | 取扱650ブランド以上 | あり(60日) | 無料 | 査定する→ |
| ATLANTIS | 要問い合わせ | 要問い合わせ | エルメス(銀座) | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 査定する→ |
| かめ吉 | 手数料3〜10% | 1ヵ月〜 | 高級腕時計 | なし | 無料 | 査定する→ |
| セレブブランド | 完売時のみ手数料 | 要問い合わせ | ハイブランド | なし | 無料 | 公式サイトで確認 |
| tigress | 要問い合わせ | 1ヵ月ごと精算 | ヴィンテージ衣類 | なし | 無料 | 査定する→ |
| JIMU | 要問い合わせ | 要問い合わせ | デザイナーズ系 | なし | 要問い合わせ | 公式サイトで確認 |
| アゲイン | 65%-200円 | 要問い合わせ | レオナール等婦人服 | なし | 売れた時のみ200円 | 査定する→ |
6.委託販売で高く売るためのコツ
これまで紹介してきた内容を踏まえ、委託販売で少しでも高く・スムーズに売るためのコツをまとめました。
これらのコツを意識するだけで、同じ商品でも受取額や売却までのスピードに差が出ます。
特に「複数業者を比較する」「ここぞというアイテムは交渉する」の2点は、手間をかけずに効果が出やすいポイントなので、まずはこの2つから試してみるのがおすすめです。
7.よくある質問(FAQ)
8.まとめ:賢く高く売るための第一歩
今回は、ブランド品の委託販売について、買取との違いから業者の比較、選び方、高く売るコツまで詳しく解説しました。
委託販売は、買取よりも高い金額が期待できる売り方です。ただし、すべての商品で委託の方が得とは限りません。バーキンやロレックス、定番のルイ・ヴィトンのように、流通量が多く相場が読みやすい商品は、買取でも十分な金額が出ることがあります。
逆に、希少性が高く相場が読みにくい商品や、複数点まとめて売りたい場合は、委託販売の方が時間的にも金額的にも有利になりやすいです。
業者選びでは、返金率だけでなく、委託期間、得意ジャンル、買取保障の有無、出品コスト、最低販売価格という6つの軸で比較することが大切です。今回紹介した12社は、それぞれ強みが異なるので、自分が売りたいアイテムに合った業者を見つけてみてください。
まずは、気になる業者のLINEなどの無料査定を試してみるのが、委託販売を始める一番の近道です。
あなたの品物の価値を知る
上の比較表から、ご自身に合った業者の査定ページへどうぞ。







