ここ最近トレンドとなっている【ミニマリスト】。持たない暮らしに憧れている方も多いのではないでしょうか。
個人的な偏見が入っていますが、ミニマリストの方、ブランド品に対して敬遠されている方が多い印象…があるのは私だけでしょうか。
ミニマリストと節約は相性がいいので、その関係も大きいのかもしれませんね。
ただ個人的にですが、ミニマリスト×ブランド品って、めちゃくちゃ相性がいいのではないかと感じるこの頃です。
私はミニマリストまではいかないですが、いわゆるゆるミニマリストくらいではあるので、今回はそんな【ミニマリスト】と【節約】【資産性】の話、大枚を叩いて購入したからこそわかる、損をしにくいアイテム等、色々語っていこうと思います!
目次
結論:ミニマリストは節約になることが多い
結論から言いますと、ミニマリストは節約になると思います。
ざっくりまとめるとこんな感じでしょうか。
・ものを減らすと1点にかけられる費用が増えるので良いものを買う選択肢が増える。(≒良いものはリセールバリューも高い傾向にある)
・人間高価なものほど大切に扱う
それぞれ解説していきましょう!
無駄なものを買わなくなる
私はかつて服を150着ほどもっていたのですが、特に洋服・ファッション関連は半端に数を持っていると、これに合うこれを買おう、みたいに物欲が指数関数的に爆増していきます。これをディドロ効果というそうです。
例えばヴィトンのアンプラントのバッグを買ったとしたら、お財布、キーケース、名刺入れもヴィトンのアンプラントにしよう!みたいな感じですね。シリーズで揃えたくなる!という方も多いのではないでしょうか。
ところがどっこい。ものの数自体を減らすとディドロ効果の対象になるフックの数自体が必然的に減るため、そのような欲がかなり減ります。
あと、無駄なものを買わなくなったお話で言うとですね…
ディズニーランド等のテーマパークに行った際に、グッズを買うことがなくなりました。ものよりアトラクションに乗って、経験消費を楽しむようにしています。
テーマパーク繋がりで言うと、他にはカチューシャとか。
昔は行くたびに買っていましたが、ゆくゆくは箪笥の肥やしになるしなあ…と思うようになり、1個ベーシックなものだけ持つようにしています。限定のカチューシャ、可愛いですけどね!

1個2,000円くらいしますし、節約になるかと!
1点1点にお金がかけられて、コンフォート原則が働く
また、ある程度数を持っていた時期は質より量派だったと思うのですが、数を絞っていくとその分1点1点に使える金額も余裕が出てきます。
数が少なくなるとその分そのアイテムの使用頻度も増えていきます。つまり使用頻度の高いものにお金をかけることで、完全に量より質の思考にシフトチェンジします。
そして良いものは飽きた際もリセールバリューが高い傾向にあります。
中途半端な10個より超お気に入りの1個!と言う感じで数を絞って買うので、必然的に半端なものに目が行かなくなりましたね。
経験上、高価なものほど大切に使う
皆様もそうだと思いますし、私もそうなのですが、やはり人間「安いものより高いものの方が大切に使う」傾向にありますよね。
百均に行く人は貯金ができないなんてよく言われますよね。100円なので、買い物に失敗しても100円の出費で済みます。
ただこれが10個、100個となればどうでしょう…?結果的に「安物買いの銭失い」になっているケースもしばしば。

上記のコンフォート法則と同じですが、良いものを大切に使うので、よりリセールバリューが見込める結果にも。
いいことしかないですよね。
そう考えると、ブランド品×ミニマリストは相性がいいのでは…
ここまで見ていただくと、なんか…気づきませんか。
そう!「ブランド品とミニマリストって、相性がいいのでは」と。
ブランド品には様々な側面がありますが、少数精鋭のアイテムを長く使うと言う意味ではかなりミニマリストと相性がいいと言えるのではないでしょうか…!
資産性を維持できるブランド品(カテゴリ別)
ミニマリストになると、できる限り物での失敗をしたくない!という方も多いと思います。私もそのタイプです。
ということで、独断と偏見、そして大枚叩いてブランド品を購入してきた私だからこそ分析できた(?)、
資産性が維持できるブランド品についてカテゴリ別に書いていこうと思います。
※注意点としまして、今回△や×になったアイテムが悪いというわけではなくて、資産性維持の観点では評価が難しいということです。そちらを踏まえてご覧ください。

ブランドジュエリー:○
個人的にですが…ブランドジュエリー、おすすめです。
買取業界にいて思いますが、ブランドジュエリーは大体どのブランドもここ5年でしっかり目に右肩で相場が上がっている感じがありますね。
個人的にですがブランドジュエリーは、ジュエラーが出しているブランドジュエリーを買うのがおすすめかなと。
(カルティエ、ヴァンクリーフ&アーペル、グラフ、ブシュロンなど)
ヴィトンやディオールといったバッグ・アパレル類が主軸のブランドのブランドジュエリーは、なかなか評価が難しい印象があります。
井出も金融資産のヘッジでGOLDとブランドジュエリーをほどほどに持っていますが、これがなかなか心の安定剤だったりします。
最近はブランド品ポートフォリオとしてはブランドジュエリーにほぼほぼ全ツッパって感じです。

昨年の8/5、今年の4/7を穏やかに過ごせたのはジュエリー資産あってだと思います笑
時計類:○
時計類もおすすめですね。
クオーツであれば手間はほぼかかりませんし、手巻き式は巻き上げる必要があるとはいえ、それはそれで良いと言いますか…時計を愛でるのも時計がお好きな方からしたら、素敵なルーティーンではないでしょうか。
高級時計の相場トレンドとしては下落傾向にはありますが、とは言え長期的な目線で言うと、管理コストもそこまで多くなく所有・着用を楽しみながら資産価値を維持できる可能性が高いと言えます。
あと、時計はどちらかというと女性より男性向けですね。やはりメンズモデルの方がリセールがいい傾向にあります。
バッグ:△
バッグはすみません、△の評価とさせていただきました。
まず、私昔はバッグ、超大好きだったんです!(バッグ査定の井出と言われるほどでもあった笑)
バッグはトレンドの影響を割と受けやすいアイテムで、井出も私財を投入して色々買ってきましたが、結論「資産としてのアイテム選びが難しい」なと感じました。
ディオールのブックトートなんて4年前と比べたら大変なことになっています。詳しくはこちら
そういえばよく、

と言う記事やSNSの投稿等、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
これ、私個人的には7割方は正しいですが、残り3割ほどは間違いと思っています。
と言うのも、例えばエルメスは製造刻印によって金額に大幅な変動が出るので、昔買ったもの・直営店で定価で購入できたものは別として、購入元・金額によっては長く資産価値を維持できるかと言われると疑念だったりもします。
あと、バッグ含め革製品は、時計やジュエリーと比べて一度使うと一気に資産性が下がります。
私は前職がエルメス特化型の買取店だったのですが、新品買取で300万円くらいのバーキン25であれば、保護シールを剥がしただけで大体-10〜-20万円くらい、一年型落ちになると使っていなくても-30万円〜-50万円くらいになってしまうんですよね。
一回使っちゃうと多分-50〜-80万円くらいでしょうか。この現実を知ったことで「貧乏性な私にはバーキン使えないわ…」と思ってしまいました。

他にはバッグは管理が難しいと言う部分があります。特にヨーロッパブランドは日本の高温多湿な気候に合わせて作られていないので、きちんと手入れをしないと加水分解やカビが生えたり、コバが溶けてベタベタになったりします。
他にも型崩れですとか、保管に神経を使う+場所もとるので、三角とさせていただきました。
アパレル類:×
アパレル類は…資産としては、難しいですね。
買取業界にいて感じますが、アパレルでブランド品買える方は本当にお金持ちだなあ…と感じます。
バッグもトレンドの影響を受けやすいですが、アパレルはバッグの比較にならないくらいトレンドの移り変わりが激しいです。
買取業界では通称【高年式】と言って、年式が高いアイテム(大凡2年以内に製造されたアパレル)は評価しやすいですが、3年以上経過したアイテムはどうしても低くなりがち…
それゆえ購入時と売却時の乖離が大きく、損をしてしまう可能性が高いです。
あと家で洗えないものが多いので、クリーニング代のコストがかかってしまうのもマイナスポイントだったりします。
ハイブランドというよりはイッセイミヤケやラフシモンズといった、デザイナー系ブランドの方が資産性があるかもしれませんね。
とはいえ、未来の相場を想定しながら買い進めることは相当難しいんじゃないかと思われます。
まとめ:ミニマリストとブランド品の相性はいい!うまく物と付き合っていこう
いかがでしたでしょうか!
個人的にはミニマリストとブランド品の相性はいい可能性が高いのではないでしょうか。
良いお品を少数精鋭で使いこなすルーティーン、効率性と資産性の両面で最強と言えそうです。
とはいえリセールや資産性ばかり考えて、欲しくもないものを買ってしまうのは本末転倒です。
ぜひみなさんの【好み】を大切にしてくださいね!
お手持ちのブランド品がいくらになるかな?と思ったら、まずはLINE査定から!
それではまた次回٩( ‘ω’ )و