カルティエが2025/5/14から値上げ!値上げ幅が大きいものは…? | 中古ブランド品の買取業者が教えるブランド買取ニュース

カルティエが2025/5/14から値上げ!値上げ幅が大きいものは…?

もう恒例行事になりつつある、ハイブランドの値上げ…
カルティエに関しては、ここ最近の値上げ回数が一年に3回くらいある気がするのですが…

すみません。これ以外の言葉が思いつきませんでした(地面師たちの後藤こと、ピエール瀧さんを拝借させていただきました笑)

ということで今回は、2025/5/14に価格改定されるカルティエの値上げ事情、またその中でも値上げ幅が大きかったアイテムについて、簡単にご紹介させていただきます!

今回の値上げ理由:(ほぼ確実に)地金相場の上昇

今回のカルティエの値上げの理由は、ほぼこれです「地金相場の上昇
売る側からすると上昇はありがたいのですが、買う側からするとなかなか辛いものがあります。

金相場の1年チャートを見てみますと、なんとこの1年で4000円近く相場が上昇していることがわかります。

出典:なんぼや

井出調べですと、例えが適当ではないと思うのですが、地金の量の割に割安(ブランドジュエリーに割安という概念はないと思いますが)なアイテムが、特段値上げ幅が大きいようでした。

ちなみに、井出がずっと狙っていた【ベニュワールウォッチ】も、30万円以上の値上げとなっております。こちらも地金の割合が多いので値上がり幅が大きいですね。
地金バングルみたいで可愛いなーと思って、いつか買う予定だったのですが、え…今買うべき…?

出典:ベティロード

いや流石に200万円は即決…できませんってええええ!!!

 

値上げ幅が大きいもの第1位:サントスネックレス

さて、今回の価格改定ですが、平均的には2〜5%と割と普通な改定と思いきや、やはり…例外は常に存在するということです。
今回の改訂で値上げ幅が一番大きいものが、チェーンネックレスシリーズの【サントスネックレス】。

チェーンネックレスの代表格ですね。
例えばベーシックなサントスネックレスのB7224582ですと、現在定価が682,000円、改定後が847,000円に改訂予定となっております。
24%の値上げとなっております。24%です。(大事なことなので2回言いました)

サントスネックレス君、“また”君なのか…
そうなんです。実はサントスネックレス、昨年11月にも約20%の大幅値上げになっていました。

ちなみに私が買った時は2024/7だったのですが、そのころはまだ56万円でした(それでも高いなーとは思いましたが)
1年足らずで約30万円の値上がりって…凄すぎませんか…

あの時買ってよかった!自分を褒めたい!

 

比較してみた!トリニティネックレスVSサントスネックレス

この凄まじいサントスの値上げなのですが、違う側面で見ると「納得では…?」と思ったんです。
せっかくなので2本のネックレスを元に、割安・割高具合を比較してみましょう。

トリニティ:トリニティ ネックレス、ミディアムモデル、ダイヤモンド(B7224814)
サントス:サントス ドゥ カルティエ ネックレス(B7224582) ※どちらも現行品

 

トリニティネックレス(B7224814)

まずはトリニティネックレス(B7224814)から計算してみましょう。

定価が528,000円(2025.4現在)、重さは約10gなので、1g当たりの単価としては52,800円/gとなります。
そこから本日のK18の地金相場(12,400円)を引くと、40,400円となります。
つまりトリニティネックレスは、1g当たり52,800円のうち地金分が12,400円分に対し、加工・ブランド料として40,400円が乗っていると考えると…なかなか割高といえますね。(ダイヤは無視した計算とはいえ、なかなか割高…)

ちなみに価格改定後は539,000円で、2%の値上げとなっています。優しい値上げ幅…

サントスネックレス(B7224582)

お次にサントスネックレス。

定価が682,000円(2025.4現在)、重さは私のものですと約27gですので、1g当たりの単価としては約25,259円/gとなります。
同様に本日のK18の地金相場(12,400円)を引くと、12,859円となります。こう考えると、サントスネックレスは1g当たり25,259円のうち地金分が12,400円に対し、加工・ブランド料が12,859円しかかかっていないといえます。

こちらは前述の通り、682,000円から847,000円に値上がり(24%の値上げ)する予定です。

比較結果のまとめ:サントスはなかなか割安!

あくまでも地金比率に対しての比較にはなりますが、なかなかサントスは割安といえますね。
改定後の定価は高いといえば高いのですが、割安度でいうとまだまだトリニティより割安と言えます。

こう考えると、サントスネックレスの値上げ幅が大きいことも頷けるのではないでしょうか!

 

買取に出すタイミングとしては、いつ頃がいいの?

定価が上がれば、買取金額も上がることが多いですよね?
いつ売ればいいんだろう?

こちらに関しては、買取現場のリアルとしては価格改定(値上げ)後1〜2ヶ月後が好ましい印象です。
値上げしたからすぐに市場に反映されるわけではなく、徐々に値段に反映されていくイメージと思っていただければと思います。
特に値上げ幅の大きいアイテムをご売却される際は、少し時間が経ってから売却するのがベスト!

ただ、中古市場は流通量やトレンド等、価格改定以外にも複合的な要因で変動します。ご売却時は計画的に!

まとめ:カルティエ、高価買取いたします!

いかがでしたでしょうか。
特にサントスの値上げに関しては一見凄まじいようにも思いましたが、違う観点から見ると納得の値上げではないでしょうか。

ちなみに地金相場次第で値下げもあり得るのかと言われると、ほぼないと思っていただいた方が良いかと思います。
(過去7年間に一度だけカルティエは値下げが行われたようです。もうないも同然ですね)

値下げのチャンスに賭けるより、今が一番安いと思って買い進める方が賢明な判断と言えそうです。

 

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それではまた次回٩( ‘ω’ )و

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