大人気アイテムであるセリーヌのラゲージバッグ。欲しいと思っても、定価が高くなかなか買えないのが、ラゲージです。
オークションサイトなどで、安く売ってますが、注意しないといけないのが「偽物」です。
本物となかなか見分けがつかないほど、精巧に作られているコピー品が大量に流通しています。
今回は、セリーヌのラゲージバッグの「本物と偽物の見分け方」について、ブランド品買取のプロがご紹介していきます。
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目次
本物?偽物?セリーヌのラゲージバッグを見分けるポイント
セリーヌのラゲージバッグの「ミニショッパー」。上記の写真のうち、どちらかが本物で、どちらかが偽物です。
ここからは、本物と偽物を見分けるポイントについてご紹介していきます。
どちらが偽物かわかりましたか?
実は、この2つのバッグですが、黒のラゲージが本物で黒と白のラゲージが偽物です。
ブランド刻印
刻印で確認して頂きたいところは色です。
コピー品に多く見られるのが色がゴールドすぎるものが多いです。
本物はゴールドに若干のブラウンに見えますが、偽物はゴールドです。
比べてみるとよくわかりますが、比べないとなかなか判別は難しいと思います。
バッグ正面部
バッグ正面部での違いはファスナー部分の長さになります。
偽物はファスナー部分が短いのがわかります。
こちらも刻印と同様比べればわかりやすいですが、1つだけだと難しいと思います。
側面部
この写真では特に違いは見つかりません。
ですが次の写真を見るとよくわかります。
偽物はサイド部分のレザーにシワが出来ています。
下部部分にも大きなシワが出来ていました。
本物でもレザーの保管状態が悪いとシワはできますが、今回の偽物は不自然にシワが出来ていました。
あまりにバッグが綺麗でサイド部分にシワが出来ているのものは要注意です。
金具部分
底部分の金具をみると本物は真っすぐに対して偽物は曲線を描いています。
もし曲線だったら他の箇所も注意して確認しましょう。
サイドレザー部分
こちらは厚さが本物と偽物で大きく違います。
偽物の方が2倍位厚く作られています。
より本物に見えるように厚く作っています。
結構厚いのでわかりやすいポイントの1つです。
スナップボタン部分
形状は違いますが本物でも偽物のボタンを採用しているものもあるので形状での判断はできません。
では何がちがうかというと大きさが異なります。
またステッチが中央よりになっています。
偽物はファスナーエンドがあり、本物はファスナーエンドがありません。
ですが本物でもファスナーエンドがあるものもあるのでここだけでの判断はできません。
ファスナープル部分
ファスナープルは本物が平らで偽物が膨らみがあります。
今のところ本物はほぼ平らです。
ラゲージの作りは年代によって変わるのでもしかしたら本物でも膨らみのあるラゲージもあるかもしれません。
ファスナーテープ部分
写真だとわかりずらいですが、偽物は素材が安い素材です。
本物を触ったりしないとわからないかもしれませんがラゲージを持っている人は違和感を感じると思います。
内側刻印部分
偽物は刻印が浅く不鮮明です。
今回の偽物は刻印が雑ですが、綺麗な刻印をしているものもあるので刻印だけで偽物と判断するのはやめましょう。
内側ポケット折り返し部分
本物はステッチが1つですが偽物は2つです。
ここはマイクロやミニなどサイズによって作りが変わります。
内側タグ部分
セリーヌに限らずヴィトンやエルメス、シャネルでも偽物であったとしてもほぼが刻印はあります。
刻印があるから本物、偽物というのは何の役にもたちません。
ここでのポイントはタグの長さです。
偽物の方がタグが長くなっています。
また本物のタグでも色々なタグありますが偽物のようなタグの長さはありえません。
まとめ
ラゲージの偽物は非常に多くクオリティもなかなかです。
刻印が綺麗だから本物とも限らないので細部を確認してオークションなどで偽物を買ってしまわないように注意しましょう。