英国靴の最高峰と称されるエドワードグリーン。ジョンロブやクロケット&ジョーンズと並び称される中でも、その品質と希少性から「一生モノ」として選ばれ続けているブランドです。
2019年頃は定価17~20万円ほどでしたが、2026年現在ではチェルシーで24万円台、ドーバーは30万円前後まで値上がりしており、決して気軽には手が出せない存在だからこそ、手放す際も適正価格でしっかり評価してもらいたいところです。
実はエドワードグリーンは、モデルや状態はもちろん、製造年代(旧工場製かどうか)によっても査定額が大きく変わることをご存知でしょうか。ロゴの変化を見れば自分の靴がどの時代のものか判断でき、それが買取価格を左右する重要なポイントになります。
この記事では、エドワードグリーンのモデル別買取相場から、ヴィンテージ・旧工場製の見分け方、査定額を1円でも上げるための日頃のケア方法、そして実際に高額買取が期待できるおすすめ買取店3選まで、売却を検討する方に必要な情報を網羅しました。大切に履いてきた一足を、納得のいく形で手放すための参考にしてください。
1.エドワードグリーンの買取相場一覧【モデル別】

エドワードグリーンを売る前に、まず気になるのが「自分の靴がいくらになるのか」という点だと思います。
同じブランドでも、モデル・ラスト・サイズ・状態によって買取価格には大きな差が出ます。
定価を知っているからこそ、中古の相場感を事前に把握しておかないと、思わぬ安値で手放してしまうことにもなりかねません。
まずは代表的なモデル別に、買取相場・高額買取店の実例・定価を一覧でご紹介します。
掲載している買取相場の前提について
以下の買取相場は、「A~SAランク」を基準にしています。
試着程度のSAランクであれば値幅の上限付近での買取が期待でき、逆にソールの減りや大きなシワ・傷があるB~ABランクになると掲載の相場より下がる場合があります。
SAランク:試着程度・僅かにシワあり
Aランク:使用感少・目立った傷なし
ABランク:一般的な使用感あり
Bランク:傷・汚れ・型崩れあり
1-1.オックスフォード(OXFORD)
エドワードグリーンの代名詞ともいえるのが、内羽根のストレートチップやブローグ系のモデルです。
CHELSEAやCADOGANなど定番モデルは中古市場でも需要が高く、状態が良ければ高値がつきやすい傾向にあります。
EDWARD GREEN|買取相場
出典:EDWARD GREEN
1-2.ダービー(DERBY)
外羽根のダービーは、内羽根モデルに比べてカジュアルに履きこなせるのが魅力です。
DOVERはエドワードグリーンを代表する人気モデルのひとつで、中古市場でも高値がつきやすい傾向にあります。
EDWARD GREEN|買取相場
出典:EDWARD GREEN
1-3.モンク(MONKS)
ストラップの本数やデザインで表情が変わるモンクストラップ。
ジャケパンスタイルとの相性が良く、ビジネスシューズとしての需要も安定しています。
EDWARD GREEN|買取相場
出典:EDWARD GREEN
1-4.スリッポン(CASUALS)
紐やストラップを使わず、着脱のしやすさを重視したモデルです。
普段使いからくつろぎの場まで、気軽に履けるのが魅力のカテゴリです。
EDWARD GREEN|買取相場
出典:EDWARD GREEN
上記はあくまで一例です。実際の買取価格は、モデルの人気度・ラストの種類・サイズ・状態・付属品の有無によって変動します。
より正確な金額を知りたい場合は、後述するおすすめ買取店のLINE査定などを利用し、無料で目安を確認することをおすすめします。
1-5.ブーツ・ゴルフ(BOOTS.GOLF)
サイドゴアやチャッカブーツ、レースアップブーツなど、スーツにもデニムにも合わせやすいのがブーツ系の魅力です。
乗馬に起源を持つモデルも多く、機能性と英国らしいクラシックな佇まいを兼ね備えたカテゴリです。
EDWARD GREEN|買取相場
出典:EDWARD GREEN
2.旧工場製で査定額が変わる?ロゴで見る製造年代の見分け方
エドワードグリーンを売る前に、実はもうひとつ知っておいてほしいことがあります。
同じモデルでも「いつ作られたものか」によって、査定士の見方が変わることがあります。
特に2004年より前の「旧工場製」と呼ばれる個体は、現行品とは違う評価軸で見られることをご存知でしょうか。
2-1.ロゴで分かる製造年代
エドワードグリーンはインソールに刻印されるロゴのデザインが時代によって変わっており、これを見れば自分の靴がどの年代のものかが分かります。
特に80年代の「MADE BY」表記や、90年代半ばの筆記体ロゴは市場に出回る数が少なく、ヴィンテージ好きの間で価値が見出されることがあります。
EDWARD GREEN|ロゴの変遷
2-2.なぜ「旧工場製」が特別視されるのか
2004年より前のエドワードグリーンは、現在とは全く別の工場・木型で作られていました。
その背景には、こんな数奇な歴史があります。
1990年代
エルメス傘下のジョンロブがエドワードグリーンに靴の生産を依頼。その仕上がりに驚いたエルメスから買収話が持ち上がる。
買収後
フランス進出のチャンスと捉え買収を受け入れるが、結果的に進出はかなわず工場と木型のすべてがエルメス(ジョンロブ)側に渡ってしまう。看板だった202ラストも一時製造不能に。
2004年〜
トニー・ガジアーノ氏がデザイナーに就任。かつての職人たちが再集結し、202ラストも新型として復活。グッドイヤーウェルト製法による品質重視の少量生産体制で、ブランドとしての地位を築き直す。
つまり、2004年より前の「旧工場製」は、現在のエドワードグリーンとは製造背景そのものが異なる、いわば”別の工房で作られた一足”ということになります。この歴史的な背景から、コレクターの間では旧工場製(BOOTSMAKER表記や旧ロゴの個体)に対して独自の評価軸を持つ買取店・販売店も存在します。
2-3.旧工場製は本当に高く売れるのか
ここまで旧工場製の歴史的な背景を説明してきましたが、「旧工場製だから査定額が上がる」というのは、正直なところ実態と少し違います。
B〜Aランクの旧工場製
現行品とほぼ変わらない
旧工場製は20年以上前のもの。状態の良い個体自体が少なく、使用感があるものは現行品と査定額がほとんど変わらないのが実情です。
Sランク級の旧工場製
査定額に影響することも
デッドストックに近い状態良好な個体には、現行品にはない独自のコレクター需要が生まれます。履きつぶされた靴に価値はありません。
それでも知っておきたい現実
こうしたコレクター需要としての価値は、通常の買取査定額には十分に反映されないケースも多いのが実情です。
買取店は「早く現金化して再販する」というビジネスモデルの都合上、コレクター向けの希少価値まで見込んで高値を提示しづらい面があります。
もしお手元の一足がSランク級の状態の良い旧工場製であれば、通常の買取とは別の売り方も検討する価値があります。
次の章で紹介する買取店の中には、こうした個体の価値を活かしやすい方法を扱っているところもあるので、あわせて参考にしてみてください。
3.エドワードグリーン買取おすすめ店【6選】
エドワードグリーンの買取で高額買取につながるおすすめ店舗をご紹介します。
各店舗それぞれに特色があり、ご自身で一番合うと思ったものをお選びいただければと思います。
3-1.LASTYLE(ラスタイル)
東京・広島に実店舗を持つ革靴買取専門店「ラスタイル」。状態ランク別の買取価格表を公式サイトで公開しており、査定額の目安が事前に分かりやすいのが特徴です。
チェルシー、ドーバー、カドガンなど定番モデルの買取実績を随時更新しており、直近の相場感をつかみやすいのも魅力です。
ラスタイルが選ばれる理由
Sランク・SAランク・Aランクなど状態別の買取価格をあらかじめ提示しているため、査定に出す前に大まかな金額感をつかめます。
純正シューツリーがあれば査定額アップ、箱・保存袋も揃っていれば有利になるなど、付属品の扱いも明確です。
ラスタイルのエドワードグリーン買取方法
宅配買取
店頭買取(東京・広島)
画像査定
LINE査定
3-2.studio.CBR
代官山に店舗を構える高級革靴専門店「スタジオCBR」。旧工場製も現行品も、モデル・ラスト・状態を丁寧に見極めて公平に査定する姿勢が特徴です。
エドワードグリーンだけでなく、ジョンロブ、オールデンといった高級革靴を専門に扱っており、「製造年だけで査定額を決めない」という方針を公式に明言している数少ない買取店です。旧工場製のヴィンテージ品を売りたい方はもちろん、現行品を適正に評価してほしい方にもおすすめです。
スタジオCBRが選ばれる理由
ラスト・サイズ・カラー・素材ごとの需要傾向まで公開しており、査定基準の透明性が高い点が支持されています。
202・32・82ラストが高需要、カーフはブラック優位、UK5.5〜8.5のサイズが有利など、具体的な査定ポイントを事前に把握した上で相談できるのは、専門店ならではの安心感です。
スタジオCBRのエドワードグリーン買取方法
店頭買取(代官山)
宅配買取
メール相談
3-3.LAST LAB(ラストラボ)
渋谷・新宿・麻布十番など都内を中心に多数の実店舗を展開する革靴買取専門店「ラストラボ」。
店舗数が多いため、持ち込みやすさを重視する方に向いています。他社の見積もりと比較した上での買取額提示も行っており、相見積もりを取りたい方にもおすすめです。
ラストラボが選ばれる理由
都内主要エリアに店舗が点在しているため、平日の仕事帰りや休日の買い物ついでに立ち寄りやすいのが強みです。
他社の見積もりと比較した上での買取額提示も行っており、相見積もりを取りたい方にもおすすめです。
ラストラボのエドワードグリーン買取方法
店頭買取(渋谷・新宿・麻布十番など多数)
宅配買取
出張買取
LINE査定
3-4.エコスタイル
全国展開する大手リユースチェーン「エコスタイル」。豊富な買取実績を随時公開しており、実際の取引金額を確認しながら安心して依頼できます。
チェルシーやドーバーなどの定番モデルはもちろん、シューツリー単体の買取実績もあるなど、幅広いアイテムに対応しています。
エコスタイルが選ばれる理由
大手ならではの取引実績数の多さと、店頭・宅配・出張と選べる買取方法の幅広さが安心材料になります。
エコスタイルのエドワードグリーン買取方法
宅配買取
店頭買取
出張買取
LINE査定
3-5.Ritaglio libro(リタリオリブロ)
クラシコイタリア・トラッド系に強い高級ブランド専門店「リタリオリブロ」。エドワードグリーンをはじめとした紳士靴も専門知識を持つスタッフが査定します。
スーツやジャケットなどクラシコ系のアイテムとまとめて売りたい方には、ワンストップで依頼できる利便性があります。
リタリオリブロが選ばれる理由
実店舗を持たずWeb買取に特化することでコストを削減し、買取価格に還元する仕組みを取っています。
クラシコ・トラッド系ブランドとまとめて売りたい方に特に向いています。
リタリオリブロのエドワードグリーン買取方法
宅配買取(全国対応)
3-6.retro.jp(レトロ)
ここまで5店舗の「買取」を紹介してきましたが、retroは少し違う選択肢を提供する存在です。
retroは買取額そのものの高さを競うタイプの店舗ではなく、委託販売を軸にしたサービスを展開しています。
前の章でお伝えした通り、Sランク級の状態の良い旧工場製やデッドストック品は、通常の買取査定では本来の価値が反映されにくいことがあります。
RETRO|買取ではなく委託という選択
retroが「買取」ではなく「委託」を勧める理由
委託販売であれば、買取のようにその場で一括査定額が決まるのではなく、実際に売れた金額に応じて還元される仕組みのため、コレクター需要による本来の価値がそのまま反映されやすくなります。
買取の場合
¥60,000〜70,000
委託販売で150,000円(税抜)で売れた場合
¥120,000
還元率80%
希少ロゴや保存状態の良いモデルなど、「分かる人には分かる」価値を持つ一足ほど、この差は大きくなります。
ただし、委託販売は商品が実際に売れて初めて入金される仕組みなので、即現金化したい場合には不向きです。目安として、人気の高いモデルであれば1週間程度、長くても1か月以内には売れることが多いため、急いでいない場合の選択肢として検討する価値があります。
RETROの委託販売の仕組み
販売価格・手数料がすべて事前に開示されるため、買いたたかれる心配がない
実店舗を持たずオンライン中心で運営しているため、店舗維持費がかからない分、還元率を高く設定できる
LINEで画像を送るだけで、委託・買取どちらが向いているかの相談も可能
委託販売の仕組みや買取との金額差について、より詳しく知りたい方は以下の記事もあわせてご覧ください。
4.エドワードグリーンを高く売る4つのコツ

エドワードグリーンを買取してもらう時に、出来れば少しでも高額になったほうが良いと思いますので、どのようにしたら査定額がアップするのか解説していきます。
日頃の心がけなどもありますので、見たらぜひ実践してみてください。
POINT 01
シューツリーに入れておく
履いていない時は常にシューツリーに入れておく癖をつけましょう。もし持っていない場合は購入して必ず入れるようにしたほうが良いです。
ブランド純正のシューツリーですと木型に合っていますので問題ありませんが、他ブランドのものの場合は自分の靴に合うのか確認をしましょう。
レザーシューズを履くと履きジワというものができます。これは歩くという行為をする以上仕方がないものなのですが、曲がるところはいつも同じところなのでここから劣化がはじまってしまいます。劣化が進むと破れやシワの深まりにつながり、査定金額にかなり響いてきます。きちんとシューツリーを入れて伸ばし、劣化を防ぐようにしましょう。
POINT 02
毎日は履かない
シューツリーと同じ理由ですが、劣化を防ぐためです。シューズは自身の体重と地面の間に挟まれていてかなりのダメージを受けています。また汗をかくのでレザーに大敵の水分も吸収してしまっています。
この状態で毎日履き続けてしまってはすぐに履きつぶしてしまいますので、必ず毎日履かずに2〜3日休ませるようにしましょう。
最低3足、欲を言えば5足はローテーションさせたいところです。
POINT 03
日頃のケアが大事
ダメージを負ったシューズは定期的にケアをしてあげましょう。シューツリーに入れておけば、シワの防止や水分から守り乾燥させやすくする作用はありますが、それだけでは十分ではありません。革は生きていますので、定期的にしっかりと栄養をあげるようにしてください。
→
リムーバー
→
栄養クリーム
→
磨き上げ
最低でもこの作業を行って、終わったらシューツリーに入れ直射日光の当たらない風通しの良いところに保管しましょう。
POINT 04
箱・保存袋などの付属品
査定に出すときは、付属品が揃っていたほうが実際の買取価格が上がるというのと、査定士への印象もよくなります。また再販するときに売りやすいので、少しのアップは期待できるかと思います。
最も査定額に影響
純正シューツリー
定価20,000円以上するため、査定額でも2,000〜3,000円のアップが見込めます。純正でないとあまり価値はありません。
状態が良ければ有効
箱・保存袋
きれいな状態であればいくらかの査定額アップが期待できます。汚れている場合は、逆に出さないほうが印象は良いです。
5.修理で査定額を落とさないために

靴ですから、履いているうちに壊れてしまうこともあると思います。
革靴でダメージが出やすいのは、以下の3箇所です。
接地面
ヒール・トゥ
地面との接地面なのである程度仕方のない部分。削れたり割れたりしてしまい、修理が必要になることもあります。
アッパー部分
履き口
シューホーン(靴べら)を使わないとスレて変形・ほつれることも。アッパー部分のため修理ができない場合もあります。
エドワードグリーンは高額なシューズブランドです。修理を出すときにはブランドに出すようにしましょう。
使っている素材や技術なども確かなものですし、何より中古で売ろうと思った時にブランド純正の素材が使われていない場合や仕上がりが雑になってしまうと、買取価格に大きく影響してきてしまいます。
注意:ブランド純正の部品や素材でない場合、修理した部分が「社外品」として扱われてしまいます。買取査定にも影響するため注意が必要です。
6.エドワードグリーンの定価は7年で4割上昇

ただでさえ定価の高いエドワードグリーンですが、実は定価が上がり続けているようです…。
定価の推移(チェルシー/ドーバー)
チェルシー 約130,000円 / ドーバー 約141,000円
チェルシー 約157,000円 / ドーバー 約183,000円
チェルシー 約171,000円 / ドーバー 約201,000円
チェルシー 245,300円 / ドーバー 27万円台〜32万円台
各年代の間にも値上げは行われていましたが、目立つ値上げはこの4つの年かと思います。
特に2018年から2026年にかけては、チェルシーだけでも約7万円、率にして4割以上の値上がりとなっています。
こちらの価格は日本での正規価格ですが、人件費や材料の高騰、為替の変動などが価格高騰の主な要因です。
定価が上がり続けているということは、裏を返せば今持っているエドワードグリーンの資産価値も相対的に見直されているということでもあります。中古買取相場も定価の上昇に合わせて緩やかに底上げされる傾向があるため、手放すタイミングを検討する際の参考にしてください。
7.エドワードグリーンをお得に手に入れる2つの方法

エドワードグリーンはとても良い靴ですが、その分お値段もかなり高額です。
少しでも安く手に入れられれば、将来的に手放すときの実質的な利益にもつながります。定価が値上がりし続けている今だからこそ、賢い購入ルートを知っておく価値があります。
METHOD 01
ファクトリーショップで購入
英国ノーザンプトンの工場では、事前予約制でセカンズ(規格外品)や在庫品を購入できる場合があります。
ただし常設の売り場があるわけではなく、電話で事前にアポイントを取る必要があります。また近年は正規品との価格差が小さくなっているとの声もあり、必ずしも大幅に安く買えるとは限りません。
価格帯の目安(現地£400〜500・2026年7月レート換算)
約87,000円〜109,000円
METHOD 02
リユースショップ
中古にはなりますが、未使用品並みにきれいな商品も見つかることがあります。
新品で購入するよりもだいぶ安い価格で購入できるのが魅力ですが、自分に合ったサイズ・モデルが納得のいく状態と価格で出会えるかは運次第という面もあります。
実勢価格帯(状態・モデルにより変動)
5万円台〜20万円台
8.エドワードグリーンのこだわり
エドワードグリーンにはいくつか他のレザーシューズとは違った部分があります。
昔からの名残であったり技術力の高さをうかがえるものであったりと、エドワードグリーンならではのこだわりが隠されています。
DETAIL 01
スワンネック

画像を見ていただければわかる通り、鳩目の外側部分のステッチの形が右と左では違っていることが確認できると思います。左側は通常のレザーシューズに見られるステッチで、足首部分から足の甲部分へ緩やかなカーブを描いて下降していくものがよく見るデザインです。
対してスワンネックは一番下の鳩目部分に差し掛かると、鋭く曲がって足の側面の方へ下降していきます。
これは紳士靴はブーツが主流であった時代の流れをくんでいる影響です。ここを見てスワンネックと気づけたらかなりの通です。
DETAIL 02
ダブルステッチ

他のシューズブランドでもダブルステッチは見受けられます。ただ、このステッチの技術の差は二本のステッチの幅が狭ければ狭いほど技術力が高いという表れでもあります。
とりわけエドワードグリーンはステッチ幅も狭く、技術力はかなり高いということになります。そんなに注目されるところではありませんが、こういった細かいディテールにまでこだわって、抜け目のない技術力が耐久性や極上の履き心地を生んでいる要因です。
9.買取でよくある質問(FAQ)
Q. エドワードグリーンはどこで売るのが一番高いですか?
一律に「ここが一番」とは言い切れません。実績豊富な大手(エコスタイル等)、専門知識に強い革靴専門店(ラスタイル・スタジオCBR・ラストラボ等)、まとめ売りに向くクラシコ専門店(リタリオリブロ)など、それぞれ強みが異なります。複数店舗のLINE査定で相見積もりを取り、条件を比較するのが最も確実です。
Q. シューツリーだけでも売れますか?
売れます。エドワードグリーンの純正シューツリーは単体でも需要があり、買取店によっては数千円程度の値がつくことがあります。靴を売る際に一緒に持ち込めば、査定額アップにもつながります。
Q. 修理歴があると買取価格は下がりますか?
修理をしたこと自体がマイナスになるわけではありませんが、ブランド純正以外の部品・素材で修理された場合は「社外品」として扱われ、査定に影響することがあります。
修理に出す際は、必ずエドワードグリーン公式の修理サービスを利用しましょう。
Q. 箱や保存袋がなくても買取できますか?
付属品がなくても買取自体は可能です。ただし、揃っている方が査定士への印象がよく、査定額アップも期待できます。特に純正シューツリーの有無は査定額に影響しやすいポイントです。汚れた箱・袋はかえって印象を下げるため、状態が悪ければ出さない方が無難です。
Q. サイズによって買取価格は変わりますか?
変わります。専門店の査定基準によれば、UK5.5〜8.5が最も需要が高いサイズとされています。それ以外のサイズでも人気モデルであれば大きな差が出ないこともありますが、極端に大きい・小さいサイズはやや査定に影響する場合があります。
10.まとめ|納得のいく価格で手放すために
エドワードグリーンは、定価が上がり続けている今も、中古市場で安定した人気を保ち続けているブランドです。
買取価格はモデル・ラスト・サイズ・状態によって大きく変わるため、まずは相場感を把握した上で、複数の買取店を比較することが後悔しない売却の第一歩になります。
旧工場製やヴィンテージロゴの個体をお持ちの場合は、「旧工場製だから一律に高い」という思い込みは禁物です。状態が良好なSランク級であれば話は別ですが、そうでない場合は通常の買取査定と大きく変わらないのが実情でした。もし状態の良いヴィンテージ品をお持ちなら、通常の買取だけでなく、委託販売という選択肢も視野に入れてみる価値があります。
日頃のシューツリーの使用やローテーション、正規店での修理など、地道なケアの積み重ねも査定額に着実に反映されます。付属品(特に純正シューツリー)を揃えておくことも忘れずに。
直接店舗に持ち込むのはもちろん、まずはLINE査定で複数店舗の目安を確認してから決めるのが、手間をかけずに納得のいく価格にたどり着く一番の近道です。
大切に履いてきた一足だからこそ、この記事で紹介した情報を参考に、悔いのない形で次のオーナーへとつないでいただければと思います。
委託販売を希望される場合は、LINE査定の際に「委託販売希望」と一言添えていただくだけで、買取だけでなく委託販売の目安も一緒にご案内してもらえます。












