カルティエのトリニティシリーズ、ここ最近人気ですよね。
井出は買取業界5年くらいいるのですが、正直2022年くらいまでは時代遅れ、ダサい…みたいな風潮、あったと思います。
そんなトリニティの下剋上が始まったのは2023年ごろでしょうか。
2024年に100周年記念ということで、2023年から常識を覆す四角いトリニティ【クッションシリーズ】が登場!
2025/5には念願のピアスも発売されました。
ここは…地腹検証系査定士、井出の出番じゃあありませんか!
多分世界最速ではないとは思いますが、日本では多分最速でトリニティピアスのノーマル・クッションを比較してみました。
ご購入を検討されている方はぜひ!ご覧ください٩( ‘ω’ )و
目次
カルティエ【トリニティ】のクッション(スクエア)シリーズについて
カルティエのトリニティのクッションシリーズは、2024年にトリニティ誕生100周年を記念して、2023年10月から発売されました。
トリニティといえば丸!という概念を覆す、四角いトリニティのシリーズです。
それまでのトリニティのクラシカルなイメージから一転、一気にモードでシャープな印象に引き込んだクッションシリーズ。男性にも使いやすいのではないでしょうか。
2023年にリング、2024年にネックレス・ブレスレット、そして2025年5月に待望のピアスが発売されることになりました!
ちなみに、リングは新旧を過去ブログで比較しておりますので、よかったらご覧ください!
ノーマルとクッションのピアスを比較
ということで、トリニティピアスのノーマルとクッションを比べてみましょう。
※すみません。今回比較に出した私のノーマルトリニティですが、ヴィンテージモデルのため少々現行品と大きさが異なります。
(現行品より縦長の作りになっています。雰囲気だけ感じていただければと!)
ノーマルモデルは祖母から譲り受けた1995年製造のもの、クッションは2025年に購入したので、実に30歳の差があります。
ノーマルモデルは今年カルティエで磨き修理に出したのですが、古いものといえどピチピチのスクエアモデルに負けじ劣らずですね。伝統の力というのか。色褪せない魅力ってすごい。
↑磨きを入れたので、めっちゃピカピカです٩( ‘ω’ )و
ちなみに譲り受ける前に現行品のノーマルのクラシックトリニティピアスを持っていましたが、修理依頼時にカルティエのスタッフさんに素敵!と言われ、こっちは残すか…ということで残し、現行品の方は売った背景があります。
あ、ちなみにトリニティの左右どっち?と言うお話ですが、カルティエのスタッフさん曰くホワイトゴールドのループ部分が、内側から外側に向かうようにつけるのがオフィシャルのようです。
デザインについて
デザインはこのような感じに。こう見ると結構違うの、わかりますでしょうか٩( ‘ω’ )و
そういえば、ピアスのポスト付け根部分のデザインがちょっと違います。
トリニティクッションは、少しぷくっと膨らんだデザインになっています。
ちょっと耳に優しい説?
対してノーマルトリニティは、平たいデザインになっています。
大きさについて
現行のノーマルトリニティがないので写真は割愛しますが、個人的な感想としては、クッションはノーマルトリニティより0.5回りくらい小さいイメージです。
最初つけた際は、小さいけどずっしりした印象を受けました!
重さについて
重さに関してはほぼ同じくらいでしょうか。現行のノーマルトリニティが9.5g前後くらい、クッションだと両耳で約10gでしたので、ごくごくわずかですが若干クッションの方が重いです。
キャッチ部分について
キャッチ部分はノーマルトリニティが一体型、クッショントリニティがディスクキャッチの分離型です。
おそらくここが形の次に大きな違いになってくるかと思います。
うーん…好みが分かれてしまいそうですねー…ここに関しては私の意見も含め、詳しく後述します。
値段について
お値段は2025年7月現在、下記の通りに。若干クッションの方が定価が高いです。
おそらく若干クッションの方が重いからですかね。
クッションモデルのおすすめポイント
やはり、なんといっても最新型!(2025年現在)人と被りにくい
やはりおすすめポイントとしては、最新型であることでしょうか。
トリニティピアス、結構被りがちですがクッションピアスは出始めなので、人と被りにくいかと思います。
割となんでも合う。モード系ファッションとも相性抜群
ノーマルトリニティは滑らかなループピアスという感じで、割とクラシカルになってしまう印象です。
ただクッションは直線的なそのデザインゆえに、モードな感じのお洋服にも合います。
もちろんクラシカル・カジュアルなテイストにも合いやすく、汎用性抜群!個人的にジャンル問わず使えるのはクッションかなと感じています。
あと、やはりトリニティの魅力は地金が3色使われているので、他のジュエリーや時計との相性も抜群ですね!
どうしてもネックレスがイエローゴールドならピアスもイエローゴールドで…という問題がなくて、ジュエリー同士喧嘩しないので非常に使いやすいです。
クッションモデルの若干残念だった部分 ※個人的な意見です
さて、次はデメリットと言いますか、個人的に若干残念だった部分を書いていこうと思います。
長々と書いてしまって本当に申し訳ないんですが、あくまで私に合わなかったというだけで、人によってはむしろこの方が好き!という場合もあります。決して安いものではありませんので、忖度なしで書きます。よかったらご参考に!
キャッチ一体型ではない(※ダイヤモデルはキャッチ一体型)
個人的にですが、カルティエさん…
ノーマル版はキャッチ一体型なのに、クッションはなんでキャッチ一体型にしてくれなかったのでしょうか。
ここが一番私個人的には結構残念というか、買うの渋っていた部分であります。結果的に買いましたが笑
私キャッチ一体型のピアス好きなんですよね٩( ‘ω’ )و
特にある程度重量があるピアスであればあるほど、一体型の方ががっちりホールドされる感じなのでより安心感があります。
あとキャッチ一体型のメリットとしては、もしピアスホールが安定せず塞ぐとなった際も、イヤリングとして加工が容易というメリットがあります。
例えばヴァンクリーフ&アーペルのヴィンテージアルハンブラのピアスは、ポストをロウどめしていなければピアスポストを抜くだけで簡単にピアス⇄イヤリングの変更が可能です。費用も無料でできますよ!
ディスクキャッチはフチでガチっと止まる仕様になっているので、落ちるリスクは低いと思います。
とはいえある程度重量があるので一体型の方が良かったなあ…クッションでキャッチ一体型が欲しい方はダイヤモデルにしましょう。
ポストが細くて長い
個人的にですがトリニティクッションのピアス、ポストが割と細い印象です。
自宅のノギスで測ると0.7〜0.8mmくらいで、特段細すぎると言うわけではないですが、他のブランドと比べると結構細い気がします。
手持ちで調べられる限りですが、下記のような感じでした。
そうですね。こう見ても他ブランドと比べても細いのかなあと思います。
軽いピアスであればポスト細くても特に問題ないのですが、特にトリニティは重さがあるので、普段太めのポストに慣れていると細いポスト故にホールドしにくい感じはありますね。
あ、あと大事なことなのですが。皆様ピアスつける際に、ピアス本体をつけてキャッチをつける間に、ピアスに手を添えてない方結構多いのではないでしょうか。はい、私もそうです。
やってしまいました…キャッチをつける前にピアスから手を離すと、スルッと滑って落っことしてしまいました。
傷はついていなくて良かったのですが、初着用で早速落としたので、多分2025年史上一番発狂しました。笑
クッションピアス買われた方、必ずキャッチつけるまでは手を添えたままにしておきましょう!

現行のノーマルトリニティは元々のポストが短い(5mmくらい)ので、外さなくて大丈夫でした。
個人的に:どっちかと言われたら、圧倒的にノーマル。
さて。トリニティピアスですが、ノーマル版かクッションか。
どっちを買えば良いのか、悩まれている方も多いのではないでしょうか。
ここからは個人的な意見になりますが、ノーマルモデルをすでにお持ちの方であれば、クッションおすすめです。買っちゃいましょ!
ただそうですね。どちらか買うならどっち?という方には、ピアスなら個人的には圧倒的にノーマルがおすすめです。(すみませんクッション派の方…)
なんというかこの2つ、エルメスのバーキン25にしたら「トゴのブラック」か「スイフトのローズサクラ」どっち買う?って感じでしょうか。
どちらも人気色で、リセールが保てるモデルです。
とはいえですよ。多分ファーストバーキンであれば、大抵の方がベーシックなトゴのブラックを選ばれるのではないでしょうか。
私もファーストトリニティであれば確実にノーマルトリニティのピアスを買いますね。
というかノーマルトリニティピアスの完成度が高すぎるっていった方が良いと思います。クッションももちろんすごく素敵なんですがね!
まとめ:カルティエのお買取、お任せください!
いかがでしたでしょうか!
ノーマルとクッション。ぜひお好きな方をチョイスしてみてはいかがでしょうか٩( ‘ω’ )و
なんなら別物なので、気になる方は両方買っちゃいましょう!
皆様のお役に立てるならプライスレスということで…!

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それではまた次回٩( ‘ω’ )و