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【メルカリで購入前にコメントする人は、買わない】は本当?検証してみた

今や国民的アプリとなったメルカリ。
お得な経験ができる反面、やはり出品〜発送まで、色々と手間もかかってしまう部分もあるかと思います。

質問が来た!
細かい状態の確認か…こういう人って大抵買わないんだよね、他の人が買ってくれそうだから放置!

そんな方も多いかもしれません。
出品者の間では【購入前にコメントをする人ほど買ってくれない】説があります。

果たして、本当なのでしょうか。今回はメルカリ取引件数1000件以上ある私が、実体験を交えて語ってまいりたいと思います。

 

「購入前にコメントをする人は買ってくれない」説は本当か→わりと当たっている

私は比較的商品ページには程度書いている方なのですが、そこを前提に、かつあくまでも私自身の経験になりますが【購入前にコメントをする人は買ってくれない】説は割と当たっているのではないかと。
というよりは、【購入前にコメントする人の購入率は低い】という方が正しいかと思います。

ちなみに私のメルカリの過去取引直近100件でデータを取ってみると、このような感じに。

こうみると、あくまでも私の場合にはなりますが、約8割の方は購入前にコメントなしで購入しているということがわかります。

また、質問の内容によって購入率が変わってきます。
個人的な体感としては、着丈などのサイズや着用感、細かい状態等を質問される方はほぼ買ってくれない印象があります。購入意欲が高そうな質問ですが、意外と購入に繋がらないんですよね。

逆に購入率が高い質問は値下げ交渉で、基本相手の希望に添えたら購入してくださることがほとんどです。
希望に添えない場合でも折衷案を取ったら合意してくれたケースなど、過剰な値交渉ではないことが前提ではありますが、購入してくださるケースが多いです。

購入前にコメントする人の購入率が低い理由は?

何かしらの購入しない理由を探そうとしている

皆様も商品を購入する際、「即買う!」と思った商品は質問せずに購入しますよね。
おそらく、質問する商品ってどこか「これがダメだったら買わないよね…」というモヤモヤした前提があることが多いのではないでしょうか。

必然的に購入意欲ゲージが低い状態で交渉するので、どうしても購入に繋がりにくい傾向は高くなってしまいます。

 

神経質な傾向がある

前述しましたが、質問の中でも特に細かい状態や着用回数、サイズに関して細かく質問される方は購入する確率が低いです。
やはり自分の意向にそぐわない点が少しでもあれば、買わないと言うのが理由でしょう。

正直こういった方はネットでの購入、特にフリマアプリのような中古品売買は特に向いていないのでは…(おっと。出品者の本音が漏れてしまいました)

また、こういった方は前述の「何かしらの購入しない理由を探そうとしている」と重複しているケースも多いかと思います。

 

ただ、コメントされる確率は商品情報の充実度にもよる

ただ正直なところ、購入前にコメントされる確率は商品詳細の充実度に比例すると考えられます。
一言二言など、あまり商品詳細を記載していなければ、その分購入者からの疑問が生まれてしまいますよね。

もちろん本やゲームなど、そこまで商品詳細が少なくても売れやすいジャンルはありますが、どのような商品でもなるべく相手に伝わるように詳細を書いた方がベターです。

もちろん長ければ長いほどいい、というわけではありません。要点を抑えて整った文章を書く必要があります。地味に文章力が鍛えられますね。
なるべく読み手の購入者からみて「これどういうことだろう?」と思わせないような商品詳細を作ることも大切だなと思う次第です。

私も読み手の皆様からみて、ん?と思われる点がないようなブログを執筆できるよう心がけます。

 

コメントなしで購入してくれた方の方が、トラブルになることが少ない

あと個人的な話ですが、やはり購入前にコメントなしで買ってくださった方の方がトラブルなくスムーズに取引が終了するイメージです。

こちらも私の経験にはなりますが、トラブルになった・なりそうだったケースはすべて購入前にコメントをされている方でした。
正直5件程度なのでデータとしてどうなのかという部分はあります。たまたまなのかもしれませんし、はたまた優位差とも言えるのか…

もしかすると、購入者の方の中には何か問題があったとしても「購入前にコメントしなかった私に落ち度があるな」と泣き寝入り…と言うか、半ば自分の責任と諦めて受け取り評価をしているケースもあるのかもしれません。

とはいえ、やはり購入前のコメント、特に状態等の確認をされる方は、やや細かい部分まで気になるという方が多い傾向にはあるので、後々のトラブルにつながる確率との相関性もあると言えそうですね。

 

高額品は例外?

高額品はさすがに、質問をする人(かつ交渉のラリーが続くこと)が多いのでは?とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんね。
ただ、またまた私の経験上の話にはなりますが、高額品に関して購入前コメントの確率が増えると言われると、そうではないのかなと。意外や意外…

ちなみに、質問のラリー回数が増えるほど購入されにくい印象を受けます。これは高額品問わず、メルカリあるあるなのかもしれません。

少ないデータにはなりますが、3万円以上の取引の方の購入前コメントのデータもまとめてみました。

やはり高額品になるほど、値交渉は多くなってくるのかなという印象があります。
ただデータを集計するうちに気づいたことが【コメント率が値段にそこまで比例しない】ということでした。意外ですよね。

 

まとめ:質問すること自体が悪いわけではない

このブログで勘違いしていただきたくないのは、「質問せずに購入することがいい」「購入前に質問することはいいことではない」というわけではありません
商品説明に関しては個々人で内容の充実度も全く違いますし、お金を出して商品を購入するわけなので、疑問に思う点は出品者に聞いてみることは全く悪くありません。むしろちゃんと質問しましょう!

また、出品者側も「ああ、こういう質問は購入してくれないだろうな」とスルーせず、質問はきちんと返信しましょう!
出品者側はできる限り購入者の立場に立って、疑問を潰した商品説明欄を作る必要があると言えます。
そうすると、必然的に善良な購入者を引き寄せることにもつながるかもしれません!

また、メルカリは写真撮影から商品説明の記載まで、大変だな、面倒だな、とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
メルカリに疲れてしまったら、買取店のご利用はいかがでしょうか。

それではまた次回!

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