ブランド品を売りたいと思ったとき、どこで売りたいと思いますか?
別に使わなくなったものだから、いくらでもいいよ!なんて余裕のある人もいるかもしれません。
でも普通は、できる限り高く値がつくところで売りたい!と思いますよね。
できる限り高く、そして早く売りたいという要望に応えてくれるのが、ブランド品のオークションです。
ブランド品のオークションってプロしか参加できないのでは?
いえいえ、プロでなくても参加することはできます。
今回は、高く売りたい方必見。ブランド品オークションって何?という疑問から、中身まで解説します。
もし、この記事をお読みの方の中で1円でも高くブランド品を売りたい!という方がいらっしゃいましたら、まずはじめに「こんな方法あったんだ!1円でも高く売るならブランド品の委託販売」の記事をお読みください。
目次
1.ブランド品のオークションとは
ブランド品のオークションとは、ブランド品を売りたい人がオークション会場、もしくはオークションサイトに商品を出品し、それに対して複数の買い手が競り形式で値段を付けあい、最終的に一番高い価格を付けた人が落札となる仕組みのことです。
2.高く売りたいならオークションが有利!?
2-1.オークションのメリット
オークションの1番のメリットはズバリ!自分の想定以上に高く値が付く可能性があること、そして駆け引きなしで素早く高確率で販売できることです。
通常、買取店のような場所でブランド品を売る場合、買い手側があなたの商品に値段を付けて、それに対してあなたが了承するかを回答する形になります。
対してオークションでは1つの商品に対して、多くの買い手が値段を提示します。あなたの商品が魅力的なほど、競り合いという状態になり、提示金額はどんどんと釣り上がっていきます。
ブランド品は美術品などと異なり、人や業者によって価値観の相違は少ないですが、それでもやはりあなたの商品を欲しいと思う度合いは異なります。
欲しい度合いが提示金額にも現れます。
持ち込んだ買取店がちょうど、あなたの商品を欲しいと思えばいいのですが、そうとも限らないのが常です。
ブランドオークションなら買い手が複数いますので、あなたの商品を欲しいと思う人がいる確率は上がります。そして欲しい人が複数人いれば、プロでも競争心を煽られ、値はどんどんと上がっていきます。
2-2.オークションのデメリット
オークションのデメリットは、逆に想定以上に安くなってしまう可能性があることです。
買い手側の立場からご説明します。
買い手側にとって、ブランドオークションに参加するメリットは普通にお店から買うよりも安く買える可能性があることにつきます。
どうしても欲しいものは他人と競り合い値段を上げてでも欲しいと思いますが、基本的に安く買いたいと買い手側は考えています。
どうしても欲しいと思っていないもの以外、買い手側は必要以上の値付けを行いません。1日で大量のブランド品を競り合う業者オークションならなおのことです。
同じ商品、同じような商品が他にもたくさんあるからです。
店頭と異なり、目の前にいるお客さんのためになんとか、値をつけてあげようという感情も買い手側には働きません。あなたと値段の了解を得ることも、交渉したりすることも基本的にはありません。
そのため、値付けがシビアになりがちで、逆に安くなってしまう可能性があるのです。
2-3.オークションに向いている、向いていないブランド品
ブランドオークションの最悪の事態は、出品した商品が1円(業者オークションなら100円)で落札されることです。
オークションには値段の付きやすい商品・付きにくい商品があります。最悪の事態を避けるためには、まずは自分の売りたい商品について知ることが大切です。
ここでは一般的な傾向をご紹介させて頂きます。
オークションで価格の付きやすいブランド品
・ルイヴィトン・エルメス・シャネルといった知名度の高いハイブランド
特にルイヴィトンが顕著ですが、固定ファンが多く、商品状態が悪くても常に欲しい人がいるのがルイヴィトンです。
常に探されているため、知名度の高いハイブランドは価格が付きやすい商品となります。
・エルメスのバーキンなど入手が簡単ではない商品
エルメス店頭に行っても買うことができないバーキン、並ばないと買うことができないゴローズ、イベントで申し込まなければいけないベルルッティのゴールデンパティーヌなど入手難易度のある商品はオークションでも付きやすい商品となります。
また、エルメスで言えば、VIP客のみ可能なパーソナルオーダー品という素材・サイズ・カラーなどを限定したオリジナル品は入手難易度が高く特別に価格が付きやすくなります。
・今季もしくは3年以内に発売された商品
新作のブランド品ほど、高値がつきやすくなります。特に今季ものは高額が期待できるでしょう。ただし、新しくてもブランド品の中古市場に滞留している商品は、どんどん値下がりしますので、ご注意を。
オークションで価格の付きにくいブランド品
・イニシャルなど前使用者の痕跡が残っている商品
ルイヴィトンやロエベ、フェンディなど多くのハイブランドでイニシャル刻印サービスがなされていますが、イニシャル入りの商品はプロが再販のしにくさから敬遠するため、値段がつきにくい商品の代表格となっています。
・服や靴などサイズのある商品
サイズがある商品も値段が付きにくい商品です。メンズのライダースジャケットなら50サイズ以上、レディースシューズなら21cm・26cm、メンズシューズなら25cm・29cmなど、特に小さい・大きいサイズはニーズが限定されるため、価格が付きにくい商品となります。
・ハイブランドではないインポート商品
いくら定価が高額でも、知名度の低いインポートブランドは価格が付きにくい傾向にあります。
・定価の安いSPAブランド
知名度が高くても、定価が安く、定番デザインのないブランドも価格が付きにくい傾向にあります。
3.ブランド品オークションの種類と有名サービス
落札価格が想定以上に安くなってしまうという怖さはありますが、ブランド品オークションの特性を理解し、利用すれば十分にメリットは享受できます。
ブランド品のオークションは大きく分けると、プロだけが参加できる業者用オークションと、一般の人向けのインターネットによるオークションサービスに分けられます。
それぞれ、どんな特徴があるのか見てみたいと思います。
3-1.プロ専用!業者用オークション
ブランド品の業者オークションがいつはじまったのか明確ではありませんが、質屋の質草として時計・ブランド品が扱われるようになってからだと考えられます。
当初は質屋の質流れ品を中古品販売業者が競り方式で落札する会として開かれたのでしょう。
現在では中古ブランド品の販売業者や買取業者が主催者となって、日本全国で毎月のように開催されています。
多くの業者オークションは参加するのに審査制を取っています。支払いに対する信用や出品物に対しての保証を求められることも多いためと思われます。
業者用オークションは、振り師(発句人)と呼ばれる人が自らの値付けを口に出す(発句)ことからはじまります。口に出した価格と同じ価格もしくはそれよりも上回った価格で欲しい業者が、自らの価格を口に出します。
1回目に口に出した価格より他の業者の価格が上回っていた場合、2回目・3回目と上乗せした価格を口に出すことができ、最終的に一番高い価格を口に出した業者が落札となります。
※オークション会場によっては1回目のみしか価格を口に出せないルール(ポンやり)の場合もあります
また、ブランド品の業者用オークションは開かれている会によって大きく「大会(たいかい)」「平場(ひらば)」の2つに分かれます。
・大会形式
事前に出品物を確認できるのが大会です。下見期間が設けられており、買い手は出品されているブランド品をじっくりと確認し、値付けすることができます。
オークション本番、買い手は事前に値付けした価格を口に出していく作業を行います。
早ければ1出品物の落札者は数秒で決定し、多少の喜怒哀楽で場が沸くこともありますが、多くの競りは淡々と行われ、1日で数千商品の競りが行われます。
買い手によって事前にじっくりと確認されるため、値付けはシビアになる傾向があります。平場と比べると人気商品はより高く、不人気商品はより安くなる傾向があります。
また、下見期間や場合によっては写真撮影などの開催準備期間があるため、出品者は開催日よりもずっと前に出品商品を送る必要があります。これも大会の特徴です。
代表的な大会オークション
| オークション名 | 会場場所 | 出品手数料 | 税方式 |
| JBA東京銀座オークション | 104-0061 東京都中央区銀座6-16-12 丸高ビル 9F |
-3% キャッシュバック |
内税 |
| TOPJ新宿オークション | 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2丁目46−5 KM新宿ビル |
3%~5% | 外税 |
| スターバイヤーズオークション | 108-0075 東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス 28F |
3%~5% | 外税 |
・平場形式
通常の平場形式では、買い手はオークション本番ではじめて出品物と対面します。買い手が商品をその場で確認したら、すぐに競りが行われます。落札結果はすぐに確定され、買い手は当日落札商品を持ち帰ることもできます。
また、開催日直前まで出品を受け付けている平場も多く、売り手にとってはすぐに現金化することができるオークションと言えます。
現在では、「大会」「平場」に関わらず、ブランド品の業者オークションは出品物によってブランドバッグ、ジュエリー、時計、アパレルなど専門化されている場合も多くあります。
代表的な平場オークション
| オークション名 | 会場場所 | 出品手数料 | 税方式 |
| ハッピー東京オークション | 〒105-0012 東京都港区芝大門1-2-8 COSMICビル5階 |
0% | 内税 |
| RBA(リサイクルブランド流通協同組合) | 〒107-0052 東京都港区赤坂6-14-3 近文ビル3階 |
組合員 最大-7% キャッシュバック |
内税 |
| YBA横浜ブランドオークション | 〒231-0057 神奈川県横浜市中区曙町2丁目19-1 曙町新井ビル8F |
0% | 内税 |
業者でなくても参加可能なオークション
どうせプロしか参加できないんでしょうとお思いになられた方も多いかと思います。
ところが、最近では一般の人向けにも業者オークションが開かれるようになりました。
ここではその一例をご紹介いたします。
| Goody’sオークション | ブランド品の業者オークションを開催しているコメ兵と骨董品のオークションを開催している茶源が提携し、2016年11月より開催しているオークションです。 一般の人もリアル会場、インターネットでオークションの入札に参加可能になっています。会場とインターネットの同時入札は美術オークションの世界では一般的ですが、それがブランドオークションの世界まで広がったイメージのオークションです。現在は高額品のみの出品物となっていますが、今後の可能性を感じる取り組みといえます。 |
| YBAなんでも平場会 | 2016年9月よりはじまったブランドバッグ・時計・アパレル用品など商材を限定することなく開かれているオークションです。古物商を持っている方なら個人でも参加可能で、こちらも広く門戸を開いたオークションになっています。 |
3-2.スマホで簡単!オークションアプリ
業者用オークションが一般向けに広がりつつあると言いましても、まだまだ取り組みとしてははじまったばかりですし、敷居が高いのも現実です。
個人が気軽に参加できるブランドオークションとしてはアプリなどを使うのが、かんたんな方法です。
| アプリ名 | 特徴 |
| Yahoo!オークション | 日本を代表するオークションサービスです。ブランド品の取り扱いも多く、プロはもちろん、セミプロも多数入札に参加しているため、比較的安定した相場があります。 定額販売も可能ですが、1円スタートの出品で、数日間入札を受け付ける手法は買い手の関心を引きやすく、ヤフオク販売での常套手段となっています。 1円オークションは夜21時~24時、特に日曜日をターゲットに終了設定されることが多く、傾向に合わせた方が値段がつきやすいと考えられています。 |
| スマオク | 毎日21時から開始される1円オークションが最大の売りになっています。 1商品5分間のオークションで時間が短く、買い手は迷っている暇が与えられず、値段が釣り上がっていくのが特徴です。 出品ユーザーもハイブランドのみ1円オークションに出品可能。 安価で古い商品が多いが、状態の悪いものも値段が付きやすい傾向があります。私も出品してみましたが、満足のいく値段にはなりました。 ただし、高額商品を出品するのは少し勇気がいるように思います。 通常はフリマアプリと同じく定額販売が可能ですので、併用するといいかなと思います。 |
4.プロじゃないし、交渉とか作業とか面倒なら!オークション代行
プロじゃないから業者用オークションになんていけないし、アプリで出品したり・交渉したりなんて面倒!
そんな方におすすめなのが、オークション出品代行です。
4-1.オークション代行のメリット
アプリで便利な世の中になったとはいえ、オークション出品をするには商品を撮影し、商品情報を登録し、買い手とやり取りし、入金を確認し、商品を発送するなど様々な作業が必要となります。
そんな面倒な作業を一括で代行してくれるのが、オークション代行です。あなたは業者に商品を送るだけです。
ブランド品販売はまた、常に真贋問題がつきまとうため、信用も大切な要素です。
自分でYahoo!オークションで販売すればよいと思っても、はじめたばかりのあなたのアカウントに評価はなく、返品可能をうたっても信じてもらえないかもしれません。
信用力はオークションの落札価格に直接影響します。
アカウントを育てていくのは根気のいる作業です。そのような作業を面倒に感じたなら、オークション代行を利用してみることをおすすめします。
4-2.オークション代行業者
ブランド品のオークション代行業者には2パターンあります。
1つはYahoo!オークションへの出品代行業者で、もう1つは業者オークションへの出品代行も行う業者です。
それぞれどんな特徴があるのか見てみたいと思います。
オークション代行 クイックドゥ
株式会社MOJAXが運営するYahoo!オークションへの出品代行サービスです。良心的な料率で、登録・出品・販売作業を代行してくれるサービスとして、人気があります。
価格設定が可能なオプションもあるため、この価格以下では売りたくない人も利用することができます。
オークションで販売しますが、いくらで売れたか明確なため、売り手側の納得性が高いのが特徴です。
すぐに売りたいが、高く売れる可能性があるなら試したいと思う方におすすめのサービスです。
買取・委託販売 retro.jp
委託販売という形で出品を受け付け、自社サイト・Yahoo!オークションへの出品以外に、業者オークションへの出品、海外バイヤーへの直接販売など、さまざまなルートで高額販売を行うサービスです。
価格設定の要望も可能です。使っていないので、すぐにお金は必要ではないが、できる限り高く売りたいと考えている方におすすめのサービスです。
買取保証がつくため、お金が必要になったときは買取への切り替えもできるのが特徴です。
5.まとめ
ブランドオークションでブランド品を売る方法は、自分でアプリを使って販売するか、代行業者に依頼する方法の2つがあります。
いずれの方法も高確率で販売につながりますし、想定よりもずっと高額で売れる可能性をもっています。
特にブランドの業者オークションは、海外からのバイヤー参加も多くみられ、予想外のことが起きやすい状況にあります。最低落札価格設定ができる場合もありますので、一度自分の売りたい商品と相談して、試してみるのも面白いと思います。







