1948年、ジャン・キャスグランがフランスにて創業した
「LONGCHAMP」。実は創業当初はパイプのメーカーでした。
1971年に女性向けのハンドバッグ「Veau Foulonne」を誕生させ、これがきっかけとなりロンシャンはアパレルブランドとして世界的に有名になっていくのです。
高品質なレザー製品を数多く輩出し、さらにナイロンを利用したカジュアルなモデルなども展開していき、女性を中心に人気を博しています。
さらに2010年には、かの有名な海外セレブ「ケイト・モス」とのコラボレーションを果たし、さらに注目を集めることとなります。以降では、ロンシャンの人気モデルや買取強化点などをご紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
目次
プリアージュ買取相場価格について
ロンシャンを代表するバッグであるプリアージュには、いくつか種類があり使われている素材や定価が結構違ったりします。
一つ一つの特徴と買取相場をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
(状態はAランクとし、中古品でもきれいな状態の参考買取価格です)
クラブ
出典:LONGCHANP
右上に馬のモチーフの刺繍があしらってあるモデルで、プリアージュの中でも代表的なモデルの一つとなっています。比較的リーズナブルな価格で購入できるので、人気が高いです。
主な素材はナイロンであるため、軽量で扱いやすくお手入れも簡単なのが嬉しいポイント。カラーバリエーションが豊富でもあり、ビビットな色味のものからシックなものまであります。
買取相場:2,000円〜5,000円
定価:12,960円
キュイール
出典:LONGCHANP
クラブと同じくプリアージュを代表するモデルでもあります。レザーをメインとした高級タイプで、価格も他種と比べてとりわけ高価格なタイプです。
人気があり、それでいて定価も高く、さらにレザー製品であるため長持ちしやすいことから、高額査定が期待できるでしょう。
買取相場:10,000〜15,000円
定価:86,400円
ネオ
出典:LONGCHANP
こちらはプリアージュの中でも中間くらいの価格帯のモデルで、キャンパス地を使用しているのが特徴です。ハンドバッグやトートバッグもありますが、リュックタイプが人気が高いです。
こちらもカジュアルシーンで使いやすいため需要があり、高額査定が期待できるでしょう。ネイビーやグレーなどのシックな色味のものが人気です。
買取相場:5,000円〜10,000円
定価:42,120円
ナイロン
出典:LONGCHANP
プリアージュのナイロンモデルといえばクラブが定番ですが、その他にもナイロンを使ったモデルはあります。プリアージュの定番のデザインをナイロン仕様にしたのが上の画像のバッグです。
やはりリーズナブルな価格帯が魅力で、カラーバリーションが豊富です。元値が安いので、査定額も数千円単位になるでしょう。
買取相場:2,000円〜5,000円
定価:15,120円
ロンシャン買取の人気アイテム:その他
プリアージュが人気なロンシャンですが、それ以外にも様々なアイテムを展開しています。以降では、プリアージュ以外の人気アイテムをご紹介します。
ホーボーバッグ
出典:LONGCHANP
レザーを基調とした斜めがけショルダータイプのバッグです。ロンシャンの中でも高級モデルに分類されるタイプで、カジュアルさとエレガントさをブレンドしたような独特なデザインが魅力。
カジュアルなファッションに嫌味なく馴染み、フォーマルなファッションの適度な外しとなるので、幅広いシーンにマッチするでしょう。
買取相場:15,000円〜20,000円
定価:173,880円
ベルトバッグ
出典:LONGCHANP
いわゆる「ウエストポーチ」とも呼ばれている、腰に巻くタイプのバッグです。近年で再び注目度が高まり、人気が出てきました。写真のような高級感のあるモデルなら古臭い感じもしないので、年代問わず使えるでしょう。
しかし、このようなタイプは流行に左右されやすいので、買取に出すならなるべく早めに出すことをおすすめします。
買取相場:8,000〜12,000円
定価:68,040円
ブリーフケース
出典:LONGCHANP
どちらかというと女性人気が高いロンシャンですが、実はメンズモデルも数多く展開しています。その中でも人気があるのが、ビジネスシーンで大活躍する「ブリーフケース」です。
仕事などで使うことが前提であるため、デザインや素材だけでなくバッグとしての機能性も優れています。流行に左右されないので、相場での価格も比較的安定しているのがメリット。
買取相場:20,000〜25,000円
定価:138,240
ロンシャン買取で高額査定のおすすめ店舗3選
続いては、ロンシャンの買取を強化している店舗を3つ厳選してご紹介いたします。
ロンシャン高額買取店1:retro.jp
「とにかく高く売りたい」と思われている方におすすめな店舗です。
高額査定の秘密は、実店舗を持たずに店舗維持費などの経費を削減し、そのぶんを査定額に反映させていることによるものです。さらに、独自のシステムとして「委託販売」というものもあります。
どういうものなのかというと、まず所有しているバッグや時計を、retroに預けます。それをretroがネットなどを利用して販売。無事に売れたら、売価の8〜9割が持ち主に還元されるという仕組みです。
通常買取の場合は、いくらで売れるのかを正確に判断するのが難しいため、ある程度余裕をみた査定額を出さざるえません。委託販売であれば売価をもとに還元されるので、通常買取よりも高額査定となりやすいのがメリットです。
ロンシャン高額買取店2:風月
出典:風月
こちらは動かなくなってしまっている時計や、使用感がかなりあるバッグなど状態があまり良くない品物を売りたい場合におすすめな店舗です。
自社修理工房を完備しているため、少々状態が悪いものや、そのままでは使用できないものでも復旧させることができるのです。本来なら買取不可、あるいはジャンク扱いで僅かな査定額しが出せないものでも、期待できるのが大きなメリットです。
ロンシャン高額買取店3:NET OFF
出典:NET OFF
こちらは「宅配買取」に力を入れている店舗です。近年で注目度が高まっている宅配買取ですが、こちらはおよそ10年前から実地しています。
品質管理を徹底的に行い、査定風景や倉庫などを公式HPで公開しているので安心して任せられるでしょう。さらに、同ページでは高額査定のコツなどを丁寧に解説しているので、そちらもとても参考になります。
ブランド買取業者に迷ったら
買取業者の比較記事がありますので、こちらの記事もあわせてご覧ください。
ブランド買取業者を比較して分かった高く売れる10社
ロンシャン買取で高額査定になるコツ
続いては、ロンシャンを高く売るコツをご紹介いたします。
ロンシャン買取高額査定のコツ1:付属品はとっておく
ロンシャンに限ったことではありませんが、ブランド品の買取において特に重要なのが「付属品」です。
付属品とは購入した際に付いてくる以下のような品物です。
- ギャランティ
- 箱
- 保管袋
- ポーチやチャーム
上記のようなものは、あまり使わないので処分される方も少なくないと思いますが、とてももったいないです。なぜなら、これらの付属品があると査定額がアップする可能性が高まるからです。
特に重要なのは「ギャランティ」と「ポーチやチャーム」です。ギャランティは品物によって記載内容が変わるため基本的には一点ものです。ひいては、本物であることの証明書と言えます。
ポーチやチャームは、その商品の一部であるため、無くしてしまうと本体がいかに美品であっても査定額が大幅ダウンしてしまうかもしれません。
ロンシャン買取高額査定のコツ2:ナイロンバッグは日頃からお手入れ
ロンシャンのプリアージュに多いナイロン製品は、軽量で扱いやすい一方で汚れがつきやすという難点があります。染み付いてしまった汚れは落ちにくく、査定額の大幅ダウンにつながってしまうでしょう。
そこで「日頃のお手入れ」が需要になります。
お手入れの方法は以下の2つの工程で行います。
埃や汚れをとる
柔らかいブラシなどを使用して、埃や汚れなどをさっと取っておきましょう。これはできれば、使用するたびにやるのがベストです。特に縫い目の部分などは溜まりやすいので、念入りにブラッシングします。
中性洗剤を染み込ませた布でふく
これは月に1回程度はやっておきましょう。使う洗剤は中性タイプで、「おしゃれ着洗い用洗剤」であればなお良いです。洗剤を薄めて布に含ませ、全体的に拭くようにすれば、かなり汚れが落ちると思います。
ロンシャン買取高額査定のコツ3:レザーは定期的にメンテナンス
ナイロン製品と違って、レザー製品は自宅でできるケアはそれほど多くありません。
ブラッシングなどは同様に使うたびにしておいた方が良いでしょう。しかし、レザーの色落ちや傷などを自宅でケアするのは非常に難しいです。
そのため、数年に一度「正規店にメンテナンスに出す」ことが重要となります。これにより、ある程度長期間使用したバッグでも、綺麗な状態を維持できるでしょう。
ほつれの直しや金具の交換なども場合によっては必要になりますので、そういった場合に純正品で修理してもらえるように、正規店に出すことをおすすめします。
ロンシャンを代表するモデル「プリアージュ」の魅力
今やロンシャンを代表するモデルと言っても過言でないのが、プリアージュというバッグです。
その誕生は1993年、当時ではまだ珍しかったナイロンを使用したバッグということで、注目を集めました。洗練されたデザインに加え、抜群の収納力を持つことからたちまち人気モデルとなったのです。
さらプリアージュのモデルの中には日本の折り紙から着想を得たタイプもあり、日本にも所縁のあるバッグなのです。価格もリーズナブルなものが多く、一般の方でも手が出しやすいのも魅力。
ロンシャン買取のまとめ
ロンシャンは日本に来たのが1999年と比較的歴史の浅いブランドです。
そのため知名度は、シャネルやヴィトンほどではありませんが、注目度が高まっているのは事実です。
洗練されたデザインだけでなく、使いやすさも考慮されてる設計となっていて、人気が高まるのも頷けます。現在なら思わぬ高額査定も十分に期待できるでしょう。