いつの時代も人々を魅了し続ける【カルティエ】。
そんなカルティエのアイコンといえば、トリニティではないでしょうか!
トリニティシリーズですが、2024年にシリーズ誕生から100周年を迎え、リニューアルが行われました。
どこが大きく変わったのか、買取業界的な評価とは?
今回は、リニューアル後の新型モデルと、旧型モデルを比較していきたいと思います!
目次
カルティエの【トリニティ】について
カルティエのトリニティは、1924年にカルティエの創業者の孫に当たる、【ルイ・カルティエ】が生み出した、カルティエを代表するシリーズのうちの一つです。
イエローゴールド・ローズゴールド・ホワイトゴールドの3色のカラーが絡み合っているそのデザインは、それぞれ忠誠(YG)、愛情(RG)、友情(WG)を表しています。
3つのリングがつながり合っているので、そのデザイン性や込められた想いから、結婚指輪としても需要がありますよ。
ちなみに筆者の井出も持っているのですが、地金3カラーで他のアクセサリーと地金の色で喧嘩しないのと、フォーマルからカジュアルまで本当に何にでも合うので超・万能!
たまに指が浮腫むとつけられなくなる時があるのが玉に瑕ですが、個人的に、何のリングを買おうか迷われている方にはおすすめしたい一品です。
早速、新型・旧型を比較!
【大幅すぎでは】リニューアルに伴う価格改定
まずデザインの変更の前に、語らなければいけないことが。
記念すべき100周年。今や企業の10年生存率は6.3%とも言われるのですから、100周年なんて大層素晴らしいことです。
そんなリニューアルで一番何が変わったか。何がパンチが効いた変更だったのか。そう…!【定価】です。
特に値上げ幅が激しいのがMM(クラシック)とLM。こちらは両方とも約30%以上の値上げです。冗談だと言ってくれというレベルです。
私が業界にいてカルティエが一度の値上げでここまで大幅に値上げしたケース、今までありませんでした。
ダイヤモデルは13%の値上げとなっていますが、優しい値上げ幅とすら感じてしまうのは私だけでしょうか…
と、いうことで、この値上げを踏まえて変更箇所を見ていきましょう!
1本あたりの太さが変更
・新型:トリニティリングMM B4234200 サイズ51 ※友人からのお借り物
今回のリニューアルに伴って、ややリングの太さ(幅)が細くなりました。
まずは旧型。MMは幅が3.4mmでした。
一方、新型のMMは幅が3.1mmとなり、幅サイズがスリムになっています。
ちなみに、SM/LMサイズの幅サイズに関しては、下記のように変更になりました。
LMの0.6mm変更は結構大きそうですよね。
エッジの処理が変更
次に、エッジ(リングのフチ)部分の処理も変更となりました。
旧型はやや角張った印象を受けますが、新型はしっかりエッジエンドまで丸みを帯びたデザインになっていますね!
実物の滑らかさが伝わらなくて非常に残念なのですが、実物を触ると、より滑らかさがわかります。
重さが変更
今回、比較する2つのリングのサイズが完全に同じではないので割愛させていただきますが、
旧型に比べ新型の方が金の量が増え、重さも少し重くなっているそうです。
旧型はロジウムコーティング、新型はロジウムコーティングなし
他には、旧型と新型でコーティング(表面仕上げ)の仕方が異なるそうです。(新型を最初見たときに、くすんでいるのかと思いました。スミマセン…)
旧型はよくあるロジウムコーティングで、光沢のある仕上がりになっていますが、新型はロジウムコーティングを施していないそう。
写真だとその違いがうまく伝わらないのが残念ですが、旧型の方が艶感があって、トーンが明るい印象です。
それに対して新型の方はマットで、落ち着いた印象になっている感じでしょうか。
総評:結構…違うのでは!?
ちなみにこの新旧比較、ネット上の声では「あまり変わらない」という意見が多いみたいです。
ただ私個人的な体感の話で言うと、つけてみると「お???結構違うぞ???」と感じました。
普段旧型(幅3.4mm)に慣れていると、新型(幅3.1mm)をつけてみた際に「これSMサイズ?」と感じました。
(ちなみにSMは新旧ともに、もっと細いです。)
特に幅サイズが0.3mm差は結構大きい印象です。
重ね付けの仕方にもよりますが、旧型の方が少しボリューミーな感じが伝わりますでしょうか…
これから買うなら、新型?旧型?
新品で買うなら:必然的に新型
新品で買うなら、旧型は既にブティックでは購入できないので、必然的に新型になりますね。
また新型の魅力としてはなんと言ってもぷっくりとしたフォルム。新しいものがお好きな方も新型がおすすめです。
・ぷっくりした滑らかなフォルムのリングがお好きな方
中古で買うなら:旧型の方がおすすめ
中古で買う場合は基本的に旧型になってくるかと思いますが、現在の定価と比較すると中古の旧型はコスパよく購入できます。
また、新型に比べ幅サイズがあるので、新型より幅広モデルが欲しい!という方にもおすすめ。
他の面で言うと、トリニティは金の重さの割にはお手頃というか割安だと思いますので、安定した資産を持っておくという側面でもいい選択ではないでしょうか。
・リング幅がある個体がお好みの方
買取業界的な評価:現在はやはり、新型の方が高評価
さて、買取業界的には旧型・新型どちらの方が評価が高いのか…というお話ですが。
これはやはり【新型】になります。やはり金の量が多いことと現行品になりますので、新型の方が高評価ですね。
とはいえ、旧型も根強い人気があります!個人的にはどちらも捨てがたい。
まとめ:双方良いところがあって魅力的!
いかがでしたでしょうか。
個人的にですが、旧型も新型も双方良いところがあって、どちらがいいかと言われると難しいなと感じました。
トリニティリングは個人的に汎用性が高くて、超・おすすめです。
…と言うことは、買取も高い可能性が?
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それではまた次回٩( ‘ω’ )و