腕時計のブランドとして超有名なロレックス。
金額が高いことはいうまでもありませんが、人気モデルは入手すること自体が困難でさらに定価以上のプレミア価格でないと多くの場合、購入ができません。
ここまで人気があるブランドなので、つきものなのが偽物の存在です。
偽物の特徴はたくさんありますので他の偽物にはまた別のポイントがあると思いますが、今回は人気モデルのサブマリーナとデイトナとGMTマスター2の偽物について違いを見ていきます。
目次
ロレックスの偽物サブマリーナの見分け方
ロレックス偽物の中でもサブマリーナはかなり多く出回っているアイテムで、見分け方も様々。
精巧に作られているものも多く、新しいものが出るたびに偽物が出てきますので常にいたちごっこ状態です。
いくつか例にとって見分けるポイントを解説していきますので、よく見比べてみてください。本物と偽物の画像を見比べて違いをつかんでください。
フェイス
【偽物】
【本物】
まずはフェイスを見てみましょう。ぱっと見はあまり違いがないように見えます。
ベゼルの作りはほぼ同じような作りになっています。
違和感を感じるポイントとしては、文字盤下部の四行の部分です。偽物は本物に比べるとやや細長いフォントになっており、デイトのフォントも違います。
この2つで違和感を覚えることが出来るとすぐに見極めることができます。
リューズ
ロレックスの偽物も、しっかりリューズにクラウンマークが入っています。
クラウンマークを見比べると、偽物の方が線が太く立体感が強くなっています。本物は線が細く、薄く洗練されたイメージです。
また、リューズのギザギザに注目してください。偽物の方は丸みを帯びていますが、本物は尖った形になっています。尖っているといっても痛くないように配慮されています。偽物の特徴としては極端に尖っているか、極端に丸くなっていることがあります。
ちなみに、リューズの王冠マークの下にある丸い点はなんだかわかりますでしょうか?
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丸い点が3つ→トリプルロック
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丸い点が2つ→ツインロック
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丸い点が1つ→プラチナ素材
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棒線→ステンレススチール素材
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なし→アンティーク系など
といった意味があります。
バックル外側
偽物はバックル外側についている王冠(クラウン)マークが太く、楕円の部分もくっきりと出ています。
対して本物は、線は細く洗練された形でデザインされています。
ダブルバックルのツメ部分に偽物は大きな溝が出来ていますが本物にはありません。
バックルの向かって右側、偽物は中途半端に途切れてしまっています。本物はバランスよくデザインされています。
バックル内側
バックルの内側にも違いがあります。
ロレックスのロゴが刻印されておりますが、偽物と本物をよく見比べてみてください。
偽物は刻印も王冠マークもベタっとしていて太く浅い刻印になっています。本物はしっかりとロゴも王冠マークも浮き出ていて美しくデザインされています。
また、左右に書かれた文字も偽物はいい加減なものになっています。
裏蓋
非常にわかりづらいですが、裏蓋部分のギザギザの部分について、角度が異なっています。
偽物はだいぶ直角気味になっていますが、本物は緩やかにデザインされています。
また、本物はギザギザが細かく等間隔にきれいに仕上げられているのに対して、偽物は間隔が広く、仕上げも甘いので汚いです。
本物はしっかり細部までこだわって設計されていますので着け心地が違います。よく見たら違和感を感じることができる部分です。
ブレス裏側・透かし
どちらも偽物の画像ですが、ブレスの裏側と透かしについてご説明します。
・ブレス裏側
よく見ていただくと「116610」と刻印されていると思います。ここにはブレスのシリアルナンバーと呼ばれているブレスナンバーが刻印されているのですが、この番号は現行のサブマリーナの型番になっているので違和感を覚えます。
ブレスナンバーは通常はバックル裏に刻印されているナンバーと一致しますので、違っていたら偽物を疑ったほうが良いかもしれません。
・透かし
風防の6時位置に王冠マークの透かしが入っていますが、この透かしは偽造防止のためにロレックスが1999年から採用しています。
通常正面から見ただけではほとんど見えませんので視認性に問題はありません。少し角度を変えてみると肉眼でも確認が可能ですが、この偽物はかなりはっきり見えてしまっています。
日付(デイト)の変わり方
サブマリーナはデイトとノンデイトがありますが、この日付の変わり方にもポイントがあります。
恐らくこれは16610をモデルにした偽物じゃないかと想定されるので、その場合デイトジャスト機能が搭載されています。アンティークには搭載されていないのですが、ほとんどの偽物には搭載されていないのでチェックするポイントの一つです。
こちらの動画をご覧ください。
デイトジャスト機能というのは日付がバチっと一瞬にして変わります。こちらの偽物はリューズを回すと少しづく日付が変わっていきますのでここでも違和感を感じることが出来ます。
ロレックスの偽物デイトナの見分け方
ロレックスの中でもサブマリーナよりも人気のあるデイトナ。
偽物も多数出回っているので見分け方をご紹介していきます。
定価超えで売られているのは当たり前で、数量が非常に少なく、もしロレックスのブティックで購入できたら超ラッキーです。
なぜならロレックスのブティックで購入するのが一番安いからです。数が少なく需要と供給のバランスが崩れており、需要に対して共有が追い付いていない状況です。
またはロレックス側で意図的に数量を調整している可能性もありますが、どちらにせよ世の中に出回っている数が少なく、欲しい人は多いという状況です。
デイトナについても偽物の見分け方を見ていきましょう。
フェイス
二つ並べてみますと、ぱっと見はよくできているといった印象です。
まずは王冠(クラウン)マーク。偽物の方が若干丸みを帯びていますが本物は直線になっています。
クロノグラフの向かって左側のダイヤルの数字がおかしいです。2.5.7となっているので何を計っているのかよくわかりません。
リューズガードの形が異なります。偽物のほうがいびつな形になってしまっています。
リューズ
サブマリナー同様、偽物と本物のリューズの王冠(クラウン)マークが異なっています。
偽物は大きく太くデザインされていてバランスが悪いです。本物は細く洗練された王冠がデザインされています。
裏蓋
偽物はわかりやすいように横から撮りましたが、ギザギザしている部分の角度が違います。
偽物は直角気味で明らかにその部分が膨らんでいるような形に見えます。本物は緩やかな角度になっていて出っ張りがそこまで気になりません。
上記のサブマリーナと同様に、本物はギザギザが細かく等間隔にきれいに仕上げられているのに対して、偽物は間隔が広く、仕上げも甘いので汚いです。
バックル(外側)
こちらも一見するとあまり違いがないように見えますが、詳しく見ていきましょう。
まず画像の真ん中あたりのバックルのつなぎ目に注目してください。四角い部分の大きさが本物と偽物では形が異なっています。
次にダブルバックル部分の王冠(クラウン)マークの形が異なっています。偽物の方が大きく、バランスが良くありません。
最後にわかりづらいですが、バックルやブレス部分の表面が偽物は少し丸みを帯びています。本物の方がシャープさがあります。
どれも実際に見比べるとわかることですが、偽物のみで判断するのは難しいかもしれません。
バックル(内側)
バックルの内側も見ていきましょう。
バックルの内側には刻印がされていますので、ここを見比べてみます。
まず偽物は刻印が浅く、頼りない感じの文字になっています。
王冠(クラウン)マークについても小さくてわかりづらいですが、本物はしっかりと描かれており、偽物は形があやふやです。
またこのタイプは18K及び750の素材のものはないので、この時点で記載も違うのでアウトです。ここに素材の刻印が入ることはありません。
持った時の重さも全然違うのでホワイトゴールドでないことがわかります。
ブレス裏側・透かし
どちらも偽物の画像です。
ブレスの裏側に「16520」と記載がありますが、こちらはデイトナの型番です。本来はブレスナンバーが記載されていますので、違和感を感じることができます。
また、バックルでも登場した素材が18金であることを示す「18K」の記載があります。重複しますが、このタイプでゴールドのモデルは存在しませんし、この場所に素材の刻印が入ることはありませんので、こちらも偽物となります。
また、サブマリーナでもあった透かしです。こちらも同じように透かしの色味が濃すぎて肉眼で簡単に確認が出来てしまいます。形もいびつです。
クロノグラフ・秒針の動き方
デイトナはクロノグラフですので、プッシュボタンを押すとダイヤルが回り、30分や12時間など様々な時間を計ることが出来るようになっています。
また、一番長い針はクロノグラフ針なのでプッシュボタンを押さないと動きませんし、使用しない時は止めておくので常に12時の位置にいます。
こちらをご覧ください。
まず何もしていなくても、下のダイヤル(スモールセコンド)とクロノグラフ針が動いてしまっています。そしてなぜかスモールセコンド(秒針)とクロノグラフ針が連動していて同じ動きをしています。
そしてプッシュボタンを押すたびに他の二つのダイヤルが回ります。上のプッシュボタンは左のダイヤル、下のプッシュボタンは右のダイヤル、それぞれプッシュすると進みます。クロノグラフの機能を全く搭載していません。
本来は上のプッシュボタンを押すとクロノグラフ針が動き出し、もちろんその間秒針は通常の時間用に別で動き続けています。
時間が来ると他のダイヤルが自動で動きます。例えば30分計であれば1分で針が動き30分で1周です、12時間計であれば12時間で1周します。
再度上のプッシュボタンを押すとストップします。そして下のプッシュボタンを押すとクロノグラフの針はすべてリセットされます。
ムーブメントを見る
ここまでくると専門家でないとわからないレベルですが、外側がうまく作られているロレックスの偽物はありますが、中のムーブメントまで見れば偽物と判断できるものが多いです。
こちらをご覧ください
こちらの動画の時計はこの記事で出てきているデイトナとは別物ですが、参考してみてください。
まず、率直な感想としては「すごくよく出来ている」ということです。ぱっと見ただけでは偽物と判断が難しいといったレベルです。
本物と違う点としては、
・通常赤い石はルビーを使っているが、これはプラスティック
・ロレックスの刻印が浅く、フォントが違う
驚いたのは
・裏蓋がロレックスと全く同じサイズ
・赤い歯車がしっかりある
・ローターがレインボーコーティングしている
・自社ムーブメントを使用している(大体はセイコーとかシチズンなど)
・オーバーホールも出来る構造になっている
中のムーブメントを見て判断できるところは少なかったですが、そもそもこの時計は外側でかなり判別が出来るレベルでした。
外側で判断できる点
・針先の作り
・PGなのに削れて下の色が見えている
・軽い
ムーブメントを見てこれだけ精巧な作りをしているのは稀ですが、本物との違いは必ずありますので参考にしてみてください。
ロレックスの偽物GMTマスター2の見分け方
ロレックスの中でもデイトナ、サブマリーナに引けを取らない人気の「GMTマスター2」
特に人気のバットマンと呼ばれるベゼルが青と黒のツートンになっているモデルは非常に人気があります。
そのため偽物(コピー品)も多く出回っています。
偽物と本物では異なっているポイントがいくつかありますので見分け方を見ていきましょう。
フェイス
【偽物】
【本物】
一見、違いがないように見えます。恐らくぱっと見ではなかなかわからないと思います。
細部まで見ていきましょう。
王冠・文字盤の印字
【偽物】
【本物】
王冠の形がだいぶ違います。
本物はシャープですが、偽物は太くぼてっとしています。
また文字のフォントもだいぶ違います。
【偽物】
【本物】
偽物と本物ではだいぶ形が違っています。
よく見ると偽物は薄いグレーっぽい色をしてますが、本物は白です。また、偽物は印字がにじんでしまっています。
GMT針
【偽物】
【本物】
GMTマスターの特徴である「GMT針」
ここの青色が偽物と本物では違っています。偽物はうすい青で塗り方も中途半端ですが、本物は濃い青で先端までしっかり塗られています。
ルーレット
【偽物】
【本物】
文字盤の売り側のふちにあるルーレットの形、フォントが偽物と本物では違っています。
偽物の方が少し文字が小さく、字間もだいぶ開いているように見えます。
また、刻印の中の処理も偽物は雑でギザギザしていますが本物はなめらかになっています。
リューズロゴ
【偽物】
【本物】
リューズにも違いがあります。
偽物のロゴは大きく太めですが、本物はシャープです。
また、リューズのギザギザ部分が偽物は鋭利ですが、本物はなめらかになっており回しやすくなっています。
リューズガード・デイト
【偽物】
【本物】
細かいですが、リューズガードにも違いがあります。
偽物はラグからリューズガードにかけてなだらかに反っていて、ガードの幅が広めです。本物はシャープでガードの幅が短いです。
また、デイトに注目してください。同じ7ですがフォントがだいぶ違っています。偽物は文字が太くにじんでいるように見えます。本物はシャープで綺麗な文字です。
透かし
【偽物】
【本物】
偽物にも透かしはしっかり入っています。
この記事でも紹介しているサブマリーナやデイトナのような感じではなく、しっかりと角度をつけると見えるようになっていました。
ただ、形が全然違います。本物はシンプルに王冠だけですが、偽物は何か余計なものまでついていて王冠が大きすぎます。
バックルのロゴ・内側
【偽物】
【本物】
ぱっと見はあまり違いがわかりません。
ですがよく見てみると…
【偽物】
【本物】
アップにしてみるとだいぶ良くわかります。
偽物は表面の処理が甘く、デコボコしていますが本物はきれいに処理されておりデコボコしていません。
また偽物は河童の手のような水かきがありますが本物にはありません。
【偽物】
【本物】
バックルの内側にあるブランドロゴです。
見たまま、本物と偽物ではだいぶ違いあります。色もそうですがフォントも違います。
また、本物と偽物のバックルでは決定的な違いがサイズです。
【本物と偽物のサイズ比較】
左が本物、右が偽物で、偽物の方が長くなっています。
これは比べないとわからないので、通常本物と偽物を判断する材料としては少し難しいです。
夜光塗料
【偽物】
【本物】
夜光塗料の塗り方や光り方にもだいぶ差が出ます。
ブラックライトを当ててみたところ、本物は均一に光りますが、偽物は光り方にムラがあります。
シリアルナンバー・型番
【偽物】シリアルナンバー
【偽物】型番
どちらも偽物の画像です。
バックルを外したところにシアルナンバーと型番が刻印されています。(シリアルは文字盤ルーレット内にある場合もある)
型番については文字が曲がっているということと、型番が違っています。本来この時計は116710ですので、そもそも番号の刻印が間違っています。
シリアルナンバーについてはあり得るのですが、字体、フォントが違っています。
ロレックスの偽物はネットで販売されている
ロレックスの偽物、いわゆるコピー商品についてはインターネットで堂々と販売されています。
丁寧に「偽物」や「コピー商品」と記載されています。
ロレックス偽物の値段
ロレックスの偽物にもランクがあって、粗悪な偽物から精巧な偽物まで種類があり価格も変わってきます。
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A品(よく見るとわかるレベル)
8,000円~12,000円
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S品(一般の方はわからないレベル))
15,000円~25,000円
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N品(見分けるのが難しいレベル)
30,000円~50,000円
モデルによっても多少価格は変わってきます。
ただ素材についてはゴールドということはないので同じ素材として価格がつけられています。
本物のサブマリーナであればブティックで700,000円~800,000円くらい、デイトナであれば1,200,000円はするアイテムです。ブティックではほとんど買うことが出来ないのでリユースショップなどで購入することになりますが、その場合は定価よりもかなり高い金額で購入することになります。
確かに本物に比べて格段に安い価格で購入出来て、尚且つ他人からもわからないのであれば「偽物でいいや」と思ってしまう気持ちもわかります。
ただ、偽物が増えてしまうと長年築いてきたブランド価値を棄損することになってしまいます。また間接的に犯罪に加担することにもつながりかねません。
インターネットでロレックスの偽物が出回ってますが、購入する際に個人情報を抜き取られたり、クレジットカード情報がバレてしまって被害を被る可能性も少なくありません。
明らかに安い商品は偽物の可能性が高いので、そういった商品は絶対に買わないようにしましょう。
ロレックスの偽物を買ったり売ったりするのは犯罪?
ロレックスの偽物に限らず、ブランド価値のあるものに対して偽物、模倣品、コピー品とよばれるものを買ったり売ったりすることは犯罪っぽいです。
なぜ「っぽい」という書き方をしたかというと、ケースバイケースによるところが大きいからです。
まずは購入からみていきましょう
■偽物と知らずに購入した場合
知らずに購入してしまったということで被害者となりますのでこれについては恐らく罪に問われることはなさそうです。
■偽物と知っていて購入した場合
単なる個人使用のための購入であった場合は罪に問われることはなさそうです。自分自身が使うために購入したということであれば処罰されません。注意が必要なのは個人的な使用に限るという点です。個人的な使用と判断されないくらい頻繁に購入していた場合はまた話が変わってきます。
次に売る場合はです。
■偽物と知っていて売った場合
これは商標権の侵害になり犯罪になる可能性が高いです。また本物と偽って売った場合には詐欺罪になることからより重い刑罰になる可能性があります。
■偽物と知らずに売った場合
故意に偽物と売ったわけではないので罪に問われることはなさそうです。しかし、知らないと言いながら何回も同様の行為を行うと疑われてしまう可能性が高いです。
ロレックス偽物の修理
ロレックスの偽物を購入した場合、修理は可能なのでしょうか。
日本ロレックスへ修理に出した場合、ロレックス製品を正規に取り扱う修理店へ出した場合、街の時計修理屋さんへ出した場合でご案内いたします。
日本ロレックスへ偽物を修理に出す場合
これは受け付けてもらえないと思ってください。
ロレックスの正規修理はロレックスの製品のみを受け付けます。偽物は犯罪行為につながる恐れがあるのと知的財産権の侵害になるので100%受け付けてもらえません。
ロレックス製品を正規に取り扱う修理店へ出す場合
こちらもほとんど無理だとお考え下さい。
ロレックスの修理を受け付けている代理店などは、正規品のみを受け付けるという信念がありますので、恐らく受け付けてはもらえないと思います。
街の時計修理屋さんへ出す場合
たぶんここが一番可能性はあると思います。
断られる可能性もあるかもしれませんが、受けてくれるところは修理内容によりますが数千円で受け付けてくれるところもあるようです。
逆に高級時計はの修理は出来ないが、偽物は修理が出来るということろがあるようです。高級時計は中身が複雑になっていて修理が難しかったり部品の調達が容易でないのですが、偽物の場合は単純な作りで安価な部品で修理可能なことも多く、街の時計屋さんでも対応が出来るというわけです。
ロレックスの偽物に関するよくある質問
購入したロレックスが偽物だった…なんてこともあるかもしれません。
こちらでロレックスの偽物についてよくある質問をまとめました。
ロレックスが偽物かどうか見て欲しい
買取店で偽物かどうか判定してほしいと持って行っても、対応してくれないかもしれません。
買取店はあくまでも売りたいお客様に対してのサービスなので真贋判定だけを依頼すると難しいお店が多いでしょう。
実際に買取に出す形で依頼すれば査定をしてくれます。そこで価格がつかないようだと偽物の可能性が高くなりますが店舗ごとに基準が違うので複数店舗で見てもらうのが良いでしょう。
定価から比べるとかなり安いロレックスを購入したのですが偽物でしょうか?
ブランド品は広告やブランディング、素材、縫製など様々な費用がかかり展開されています。
例えば、通常70-100万円の時計が新品で数万円で売られていることは考えられません。
ロレックスを買取依頼する際に必要なものを教えてください
偽物かどうかわからない、買取査定をしてほしいというときは必要な書類があるので事前に用意をしておきましょう。
東京都の古物営業法で、買取業者が買取をする際には相手の身分証を確認するのが決まりとなっています。
買取店で買取をしてもらう時は身分証明書の提示を求められるので、以下のような身分証を必ず用意しておきましょう。
・運転経歴証明書
・パスポート
・住民基本台帳カード
・健康保険証
・在留カード
・特別永住者証明書
・個人番号カード
宅配買取の場合も同様で、身分を証明する書類のコピーをご同梱するよう求められます。
まとめ
ほとんどの場合、偽物だけ見てもわからないと思いますが本物と見比べることで偽物の特徴をつかむことが出来ます。
ただ、特徴としてはここにあげているだけではなく、まだまだたくさんのものがあります。
本物をたくさん見ている人であれば気づけるものが多いと思いますが、価格が安すぎるロレックスは購入しない、信頼できないサイト・店舗からは購入しない、というのを基本にし偽物を購入しないように注意しましょう。