MCMは1970年代にドイツで創業のレザーブランド。
2005年に韓国の企業が買収し、K-POPアイドルがMCMを使用したことで日本の若者でもブームが再来しました。人気が出るということは、良くないことですが偽物が出回るということです。
この記事ではMCMの偽物を回避するポイントをご紹介いたします。
目次
MCMの正規品と偽物の比較
偽物のここが違う!といっても本物ってどうなっているんだろう?と思う人が多数だと思います。
ここではMCMの人気になったバックパックを参考に正規品と偽物を比較していってみましょう。
1.バッグ全体
2つの人気のリュック。
この2つのうち1つがコピー品です。
この時点だと本物かわからないと思います。
次に細部を比較していきます。
2.正面金具部分
画像で比べてみるとあまり違いがわからないように感じませんか?
違いはメッキの色が左側がより金色ということが言えると思います。
3.鋲部分
あまり気にしないかもしれませんが、鋲部分を拡大してみました。
拡大してみると左右違いが見て取れます。
左側はぼてっとしていますが、右側はきりっとしてます。
4.金具部分
MCMの特徴であるスタッズ部分を確認してみましょう。
ここまでくるとどちらが偽物かわかる人もいると思います。
左側は角度が鋭角ではありませんが、右側はピラミッドのようにシャープな線となっています。
5.ストラップロゴ部分
ストラップ部分の違いを確認してみましょう。
左側は左のMと右のMの太さが違います。
右側は均一のMCMとなっています。
6.内側タグ部分
内側部分ではどうでしょうか。
タグを比較してみます。
左側のタグは滲んで見えるのに対して、右側はきりっとしています。
7.保存袋
付属している保存袋は写真だけですと、違いがわかりません。
補足ポイント
正規品と偽物を比較してみると答えがわかったと思います。
偽物は左のピンクのリュックです。
さらに比較しても違いがわからなかった箇所をpickupしてみます。
正面金具部分
違いは偽物の方が色が濃いというのはわかると思います。
ですが角度を変えてみると、違いは一目両全です。
偽物はメッキが歪んでいます。本物は傷はありますが、(使用していたので)高級感が感じられます。
偽物を見抜くポイントとして、MCMに限らず他のブランドでもメッキの処理がとても大事です。
保存袋
この画像だけですとわかりずらいので拡大してみます。
拡大してみると保存袋も文字に滲みがみてとれます。
偽物は本物に比べ作りが雑なので、細部を確認してみましょう。
MCMの偽物に関するよくある質問
購入したMCMが偽物だった…なんてこともあるかもしれません。
こちらでシャネルの偽物についてよくある質問をまとめました。
MCMが偽物かどうか見て欲しい
買取店で偽物かどうか判定してほしいと持って行っても、対応してくれないかもしれません。
買取店はあくまでも売りたいお客様に対してのサービスなので真贋判定だけを依頼すると難しいお店が多いでしょう。
実際に買取に出す形で依頼すれば査定をしてくれます。そこで価格がつかないようだと偽物の可能性が高くなりますが店舗ごとに基準が違うので複数店舗で見てもらうのが良いでしょう。
定価から比べるとかなり安いMCMを購入したのですが偽物でしょうか?
ブランド品は広告やブランディング、素材、縫製など様々な費用がかかり展開されています。
例えば、通常10万円のバッグが新品で3-4万円で売られていることは考えられません。
MCMを買取依頼する際に必要なものを教えてください
偽物かどうかわからない、買取査定をしてほしいというときは必要な書類があるので事前に用意をしておきましょう。
東京都の古物営業法で、買取業者が買取をする際には相手の身分証を確認するのが決まりとなっています。
買取店で買取をしてもらう時は身分証明書の提示を求められるので、以下のような身分証を必ず用意しておきましょう。
・運転経歴証明書
・パスポート
・住民基本台帳カード
・健康保険証
・在留カード
・特別永住者証明書
・個人番号カード
宅配買取の場合も同様で、身分を証明する書類のコピーをご同梱するよう求められます。
まとめ
偽物は本物と比べてみると、細部のつくりが甘い傾向がありますが、それでも見てもわからない偽物もあると思います。
やはりネットショップでの購入は不安という方は、信用のおけるショップから購入しましょう。