最近話題のブランドであるCafune(カフネ)。
香港初のミドルブランドですが、機能性やクオリティの高さからじわじわと人気の出ているブランドです。
ただ、前回ご紹介したポレーヌ同様、偽物も多く蔓延っている現状…
私は自腹検証系査定士でもございますので…これは、買うしかないじゃないか。
ということで!今回はそんなカフネについて幅広くご紹介してまいります。
目次
Cafuneってどんなブランド?
カフネは2015年、コーチなどのバッグデザインの経験のあるデザイナー【クイーニー・ファン】氏と、建築業界でマーケティングやPRを担当していた【デイ・ロウ】氏の2人が設立したブランドです。
バッグのブランドといえばヨーロッパに集中しているイメージですが、香港初のブランドとは珍しいですね。
レザー素材はイタリア製の上質なものを使用し、製造自体は中国本土で行われており工賃が抑えられる関係で、高品質でリーズナブルな展開ができているそうです。
日本に上陸したのは2018年ごろと言われていますが、2024年現在直営店はなく、店舗購入の場合は期間限定ポップアップのみの展開となっております。
同じくミドルブランドのポレーヌ同様、インスタグラマーなどの人気を筆頭にじわじわと支持が広がっているブランドです。
系統・価格帯が似ているブランドとして、ポレーヌ・ボナベンチュラ・カルボッティが挙げられます。
購入から到着までの流れ
せっかくなので前回の同様、また自腹を切って(ここ大事)購入してみるなどしました。
今回購入した商品:スタンスウォレット(スチール)
今回購入したものはカフネのアイコンラインの【スタンス】のミニバッグ、【スタンスウォレット】です。
名前にウォレットとついていますが、通常のミニバッグのようにお使いいただけます。
2024年新色のsteelというお色なのですが、光の当たり方によってグレーにも見えたり、水色のようにも見えたりするなんとも絶妙なカラーです。
我が家の猫様が一緒に写り込んでしまったのですが、ラグドールの目のような澄んだブルーグレーでとても綺麗です。
関税っていくらかかった?
※2024/9現在、関税価格が商品に上乗せされる形になりましたので、別途関税の支払いは不要です※
ちなみに前回購入したポレーヌの大きな違いとして、商品代金のほかに関税がかかる形になります。
オンライン注文の場合、購入前に関税に対するチェックボックスがあります。
(ちなみにこちら、チェックを入れないと注文が進まない仕様になっています。)
要は関税は払ってね!という断り文なわけですが…これは…もしや?場合によっては関税がかからないのでは…?
切なる期待はもちろん裏切られる形となりまして、結論から言うと、しっかり関税はかかります。
(過去2回注文しましたが、どちらもかかっています。)
関税がかからないケースはあるかもしれませんが、基本関税はかかるものと考えられた方が良いかと思います。
ちなみに、
とお思いの方。ご安心ください。
配達の前日にヤマトさんから、関税金額のお知らせメールが届きます。
ちなみに私は66,300円のスタンスウォレットを購入して、関税が6,500円かかりました。
購入金額の15%ほど用意しておけば、問題なく支払えるかと思います。
厳密にいうとクレジットカードでの支払いもできるそうなのですが、着払いのようにその場でカード支払いができず、別途送られてくるURLから支払い手続きをする必要があります。
面倒と感じる方は、商品引渡しと同時に支払いができる現金払いの方が良いかと思います。
注文〜到着までの日数
私の場合にはなりますが、注文が5/20、到着が5/26でした。
ちなみに通常の発送方法でこの日数でしたので、よっぽどお急ぎで無い限りエクスプレス発送(+4,600円)は選ばなくて良いのではないかと思います。
いざ開封の儀
今回エコパッキングにしたので、割とシンプルです。
段ボールを開けると、緩衝材に包まれたバッグとポストカード2枚、購入証明の紙が入っていました。
▼ポストカードの裏面
包み紙を開けると保存袋に包まれていました。
保存袋は若干薄汚れがありましたが…き…気にしないことにします!
保存袋から取り出すと、このような感じに。
ハンドル部分、金具、ファスナープル、ショルダーストラップ等は保護されていました。
公式オンラインでも個体差・仕様変更があったのでご紹介
ちなみに私、以前(2024/1)も公式オンラインでスタンスウォレットのブラックを買っていたのですが、少し作りの仕様が変わっていたので併せてご紹介いたします。
プラスネジが金平糖型のネジに変更
以前購入(2024/1)のスタンスウォレットはプラスネジでしたが、今回購入(2024/5)のものは金平糖型のネジに変更になっていました。
ちなみに金具の内側処理も今回購入の方が綺麗ですね。
返品タグが変更
返品タグも前回と仕様が変更になっていました。
カフネは返品タグと保護カバー(おそらくミラーマット)の両方がついていないと返品対応ができないのですが、よりわかりやすい表記へ変更になりました。
確かに以前の返品タグの表記は分かりにくいですね。保護カバーって何だ!?って思う方も多いのでは。
金具保護シールの貼り方が変更
金具保護シールの貼り方も変更になっていました。
以前は正面にぺたっと1枚のみ貼られただけですが、今回はそれに加えて、正面金具・金具ポスト部分にもシールが貼られていました。
正面金具・金具ポスト部分のシールはついたまま使用可能なので、傷をつけたくないユーザーには優しい仕様かもしれませんね!
お手持ちのカフネを高く売るには
付属品をなるべく揃えておく(特に購入証明)
到着時の段ボールや緩衝材は不要ですが、保存袋・購入証明・ポストカード・ホログラム付きの厚紙は取っておいた方がベターです。
特に購入証明はA4のコピー用紙に印刷されただけなので捨ててしまう方も多いかもしれませんが、できる限りとっておくことをお勧めします。
メルカリを見る限りですが、この購入証明の有無がかなり売れ行きを分ける印象があります。
あとはオンライン購入の場合は注文時のメールも保管しておいた方がいいですね。
相場観をわかっている買取店に依頼する
以前紹介したポレーヌもそうですが、やはりトレンディなブランドなので、知らないという査定士の方も多いかもしれません。
相場観をわかっている買取店に依頼するようにしましょう。
まとめ:個人的には正直、超絶買いです。strong buy
今回、自腹購入で提供ではないので忖度抜きに言いますが「正直、66,300円でこのクオリティはすごい」と思います。
私自身職業柄様々な高額バッグに触れてきておりますが、カフネのデザインと値段、レザーの質、縫製のレベルを鑑みると非常にコスパが良いと感じます。また本物であればリセールバリューも高いのもメリット。
ポレーヌもそうですが、「これから値上がりしてもおかしくないな」と感じるブランドです。
(実際ポレーヌは、私が購入した2022年12月から2024年5月現在で1.5倍ほど定価が上がっています…)
またメルカリ等のフリマアプリで、真偽の不明な商品を2〜3万円くらいで購入しようか悩まれている方。
悪いことは言いません。言いませんよ。直営店か、公式オンラインから購入しましょう。
中には本物を良心的な金額でその値段にされているかもしれませんが、私が見る限りではフェイクの可能性が高いです。大きいタイプのスタンスでも10万円前後の価格帯ですので、ぜひ本家で買ってみてください。
※LINE査定・実査定共に真贋判定は行なっておりません。
それではまた次回。