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なんで買取店によって見積もり金額が違うの?バイヤーが解説します

皆様は、LINE査定や店頭査定を利用した際に、同じ商品なのに買取店ごとで提示金額が大きく違っていて驚いた経験はありませんか。

  • A社では10万円と言われたのに、B社では13万円だった
  • 同じ写真を送っただけなのに、数万円以上の差がついた

このようなケースは、実は珍しいことではありません。

なんでこんなに会社ごとに買取金額が違うの!?

とお思いの方もいらっしゃいますよね。

実は、買取価格は単純に商品の価値だけで決まるものではありません。

この記事では、実際にバイヤーとして査定を行っている立場から、「なぜ買取店によって見積もり金額が違うのか」という理由を、できるだけわかりやすく解説していきます。

 

高く売るためのヒントにもつながる内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。

記事を読む前に、まずは自分の品物がいくらになるか知りたい方へ。
写真を送るだけで、おおよその査定額がすぐにわかります。

買取店によって査定額が変わる3つの理由

一見すると、どの買取店も同じ商品を査定しているため、買取金額に大きな差は出ないように思われるかもしれません。しかし実際には、数千円程度の違いで済むこともあれば、ブランド品や時計、ジュエリーなどでは数万円以上の差がつくケースも珍しくありません。

その理由は、商品の価値そのものが変わるからではなく、買取店ごとの販売ルートや在庫状況、得意ジャンル、そして担当査定士の経験や判断基準が異なるためです。

ここでは、バイヤーの視点から「なぜ買取店によって見積もり金額が変わるのか」を、具体的な理由ごとに解説していきます。

1.販路の問題

小売か業者オークションか

我々買取店はお買取商品を、一般のお客様に販売する小売と、同業他社に販売する業者オークションの2つのパターンで販売しています。

基本的にですが「小売価格の方が業者オークションより販売額は大きい」ので、小売メインの買取店の場合買取金額が高く提示できるケースが多いです。

この「小売か業者オークションか」をお客様側で見抜くのは、買取店のスタンス・資金状況等もあるので結構難しい(なんなら同業他社の私でも完全に見抜くことは不可能です)ですが、商品である程度分類することができます。

小売されやすい商品

・年式の新しいもの
・状態が綺麗なもの
・その買取店が得意としているジャンルのもの

 

業者オークションに回りやすい商品

・古いアイテムのもの
・状態があまり良くないもの
・社外修理・改造等が施されているもの
・その買取店が不得意としているジャンルのもの

 
上記のように、小売に回りやすい代表的なものは「年式が新しく、状態が綺麗なもの」でしょうか。
こういったものは一般のお客様からの需要が高く、小売販売でも高く売れるケースが多いです。

また、ヴィンテージ品でもその買取店が得意としているジャンルであれば、小売に回るケースが多いです。

逆に業者オークションに回りやすいものは、「年式が古く、状態があまり良くないもの」ですね。

また、小売は一般のお客様が相手になりますので、社外修理や改造品など、トラブルになりそうなものは業者オークションに回るケースがほとんどです。

すでにお客様が決まっている場合

これは小売の話に追随するお話です。
特にエルメスの専門店など、特定ジャンルの顧客を多く抱えている買取店にありがちですが、その商品を欲しがっているお客様がいらっしゃる場合はその分高く提示できるケースが多いですね。

買取店が恐れているのは赤字リスクもそうですが、在庫リスクです。
在庫として抱えてしまうと相場変動による赤字のリスクや、キャッシュフローの問題もあります。

そのため、すぐに販売できるというのは強みですよね。

買取店ごとの得意不得意ジャンルの問題

あとは、買取店ごとに得意・不得意ジャンルがあったりします。

この得意不得意を見分ける方法ですが、まずはECサイトを見てみて、どのような商品の出品が多いかみてみるのがお勧めです。

2.査定士の問題

査定力など実力の問題

これは正直あります。【実力の問題

やはり査定能力はダイレクトに出てくる感じです。やはり熟練のバイヤーほど「ここまで出せる」という塩梅をわかっているので、査定金額は高額になるケースが多かったりします。

ただ逆に査定に慣れているので「この写真の撮り方だとおそらく状態が悪いだろうな」「今は相場高いけど、トレンド的にここから相場が下がりそうだから低めに出そう」といった隠れたマイナス理由も気付けたりしますね。

良くも(場合によっては)悪くも【リアルな数字】を出してくれるのが熟練バイヤーですね!

趣味査定(井出が命名)

これは先ほどの実力の問題と付随するお話ですが、査定士の「趣味査定」というものがあります。

趣味査定ってなんなんだ?というお話ですが、これは担当査定士の好みのアイテムが来たときに、その査定士の趣味が反映された査定です。

「いやいや仕事に趣味を持ってきちゃあかんでしょ!」と思われるかもしれませんが、この趣味査定なんですが基本的に「査定金額が高くなる」ケースがほとんどです。お客様側からしたらラッキーですよ!

やはり査定士一人一人、同じ教育を受けたとしても個々人で得意ジャンルや好きなものがあったりします。
個々人の得意なものとお客様の査定商品が完全に合致した時、

相場を超えていても高く売れる!!

と感じたものは相場を超越した金額を提示したりすることもあります。

あと、この趣味査定ですが基本的には小規模〜中規模の買取店で見られるケースが多いです。
大手だとその金額の出し方はダメみたいなケースもあったりしますので…

ちなみに私・井出はおそらく社内一趣味査定を連発していると思います。

自分の好きなアイテム・可愛いなと思ったものは、他社様に負けないくらい限界まで出している自信があります٩( ‘ω’ )و (ちなみにこの趣味査定が高じて、あるジャンル・ブランドで相場を作ったであろう経験もあります笑)

この趣味査定は完全に運ですね。当たればラッキー!

査定士のスタンス

これも結構大きな理由ですね。査定士のスタンス。

粗利を取りに行くお客様か、ギリギリまで頑張ってリピーターになってもらえるよう初回は赤字スレスレの金額を出すなど、個々人で提示するスタンスは異なります。

ちなみにこの【初回頑張る】お客様の特徴ですが、

  • アイコンがキラキラしている
  • 撮影環境や床がきれい(特に高層タワーマンションの窓際、床が大理石など、良いご自宅だなと連想されるような写真であれば尚良い)
  • 文章や言葉遣いが丁寧

もちろん、例外的な方はいらっしゃるとは思いますが、このような要素のあるお客様はだいたいどの買取店も初回は踏み込んでくる可能性が高いです。

アイコン・撮影環境は物理的に限度があると思いますが、最低限撮影環境を綺麗にして撮影する、言葉遣いに気を付けるだけでも効果はあると言えますよ。

個人的にですが、寝具の上での撮影はお勧めできません。敷パッドなど生活感のあるものの上での撮影は控えた方がいいかもしれませんね・・・

ぜひ意識してみてはいかがでしょうか。

 

3.買取店側の問題

最後に【買取店側の問題】があります。買取店によっては「今まさに探している商品」があります。

例えば、常連のお客様から「○○が入荷したら連絡してください」と依頼を受けていたり、小売で人気が高く在庫が不足していたりする場合は、多少利益が薄くなっても積極的な金額を提示することがあります。こうしたケースでは、相場以上の査定額になることも珍しくありません。

一方で、同じ商品をすでに多く在庫として抱えている場合は話が変わります。販売までに時間がかかる可能性や在庫管理コスト、相場下落のリスクを考慮し、通常よりも慎重な査定金額になることがあります。

さらに、市場の動向も査定額に影響します。テレビやSNSで話題になったブランドやモデルは一時的に需要が高まり、買取価格が上昇することがあります。逆にブームが落ち着いた商品や需要が減少しているアイテムは、以前より査定額が下がってしまうケースもあります。

つまり、査定額は商品の価値だけで決まるものではなく、「その買取店が今どれだけ欲しいと思っているか」というタイミングや事情も大きく関係しています。そのため、1社だけで判断せず、複数の買取店で査定を受けて比較してみることで、より高額で売却できる可能性が高まります。

まとめ:買取価格の違いを知れば、もっと高く売れる可能性がある

 

今回は「なぜ買取店によって見積もり金額が違うのか?」というテーマについて、現役バイヤーの視点から解説しました。

ポイントを改めて整理すると、以下のとおりです。

  • 買取店の金額の違いは、販路と担当査定士によって変わってくる
  • できる限りお客様側で、買取店の得意不得意を調べてみると高価買取に繋がりやすい(かも)
  • 場合によっては趣味査定で金額が高くなる可能性あり。中小の買取店への依頼もお勧め!

「どこに売っても同じ」と思われがちですが、実際には買取店ごとの事情によって査定額が数万円、場合によってはそれ以上変わることも珍しくありません。

もしブランドバッグや時計、ジュエリーなどの売却を検討されている方は、まずはLINE査定をお試しください。

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