日本人に馴染みの深いブランドといえば【ルイヴィトン】ですね。
ルイヴィトンのモノグラムのモチーフの一部は日本の家紋から着想を得て考案されたもの。日本人が親しみを感じるのも納得ですよね。
そんなルイヴィトンですが、2020年ごろから怒涛の値上げを繰り返しております。
確認する限りですが、2020年に3回・2021年に3回と価格改定が行われ、もちろん、もちろん2022年も例外ではなく【2022年2月16日】にレザーアイテムが値上がりとなりました。
平均的に4~5%ほどの値上がりだったのですが、その中でも約18~25%と驚異の値上げを魅せてくれたバッグがあります。
それは何だったのでしょうか・・・?
目次
大幅に値上がりしたカプシーヌ
カプシーヌといえばルイヴィトンを代表するバッグのひとつですね。
2013年に登場と思いの外歴史は浅いのですが、わずか10年足らずで世界中の女性を魅了し続ける存在になりました。
高級感のあるトリヨンレザーを使用し、フロントに華やかなLVのロゴ金具をセッティング。美しさの中にメゾンの伝統を感じさせられる、ルイヴィトンの顔といってもいい存在でしょう。
ハイエンドラインのためただでさえ高かったカプシーヌ。定価は今回の価格改定でどうなったのでしょうか・・・
~2/15 | 2/16~ | |
---|---|---|
カプシーヌMINI | 588,500円 | 737,000円 |
カプシーヌBB | 687,500円 | 814,000円 |
カプシーヌMM | 737,000円 | 896,500円 |
カプシーヌMM(パイソンハンドル) | 792,500円 | 962,500円 |
一言でいうと、凄まじい値上げ率、としか言いようがないでしょう。
特段値上げ率が大きかったのはカプシーヌMINIで、約25%根上がってしまう形に。
直近でいうと2021/10/1に約10%ほど値上がりしたのですが、それがかわいいレベルと思えるほどですね・・・
高嶺の花がさらに高嶺になってしまいました。
いやはや、ノーマルタイプのBBサイズで定価80万円オーバーになるとは。
数年後には100万円を超えてきていてもおかしくないですね。
出始めが40万円くらいだったのですが、登場から約10年で定価が倍になってしまいました。
カプシーヌはエルメスのバーキン、シャネルのチェーンショルダーと互角に戦えるポジションまで持っていきたいが故の価格改定・・・なのかもしれませんね。
なぜ世界のラグジュアリーブランドは値上げを続けるのか
さて、なぜここまで各ブランドは値上げに値上げを重ねているのでしょうか。
大きく分けて2つの理由が考えられます。
1.ブランドイメージアップのため
個人的にはブランドバッグ含め、奢侈品は「高いから憧れる」という側面もあるのではないでしょうか。
もしカプシーヌとほぼ同型のバッグが5万円で売られていたとしても、だれも見向きはしないでしょう。それほどにブランド力って偉大なのですよね。
ある一定の地位を築き上げてしまえば、そこから値上げを繰り返しても必ず顧客はついてきます。
ある経済学者の方が「ブランドは値上げをすればするほど売れる」という格言を残されていましたが、
今回のカプシーヌの値上げはその言葉の意味を如実に映し出しているとすら感じさせられますね。
2.世界の平均賃金増加に合わせて
日本にいると実感があまりありませんが、主要国の平均賃金(年収)は右肩上がりになっております。
基本的にハイブランドのセールスがよいのは主要国。主要国の平均賃金に合わせて値上げを繰り返しているのではないかと推測します。
出典:朝日新聞デジタル
ただ、グラフを見てわかるように、日本は横ばいです・・・
悲しいかな、経済成長の天井を感じさせられます。
カプシーヌ、買うなら海外の方がお得かも?
例えば、カプシーヌBB(M94634)の場合、海外と日本でどれくらい価格差があるのでしょうか?
※レートは2022年3月の場合
日本 | 814,000円 |
フランス | 約640,000円(5,000ユーロ) |
アメリカ | 約777,000円(6,750ドル) |
イギリス | 約720,000円(4,700ポンド) |
ロシア | 約530,000円(495,000ルーブル) |
韓国 | 約800,000円(8,380,000ウォン) |
オーストラリア | 約818,000円(9,800オーストラリアドル) |
ロシアは現在通貨下落が起きているのであまり参考にならないとは思いますが、やはり日本は定価が高い部類に入りますね。
※この価格に関税が乗るため、単純な比較にはならないことをご了承ください。
今後の中古相場はどう変わるのか
カプシーヌは定価アップに伴って中古相場も上がることが想定されます。
ルイヴィトン製品に関してはエルメスのように刻印如何で大幅に相場が変わるわけではないので、定番品に関しては値上げから2~3か月ほど寝かせて相場上昇が安定したころに売るのが一番高価買取に近づくかもしれません。
ただ、相場は定価以外にも複数の要因が絡み合って生まれているものです。
定番と思っていたものがまさかの廃盤になっていたり、世の中のトレンドが変わっていたり・・・など、様々な理由で相場は日々変動します。
売りたい!と思った時が売り時なのではないかな、と個人的には感じますね!
まとめ:カプシーヌ含め、ヴィトン製品を高く売るなら
retro
出典:retro.jp
retro.jpは東京・渋谷にあるブランド買取業者です。運営元は株式会社retroで、買取業務を専門に行なっており、高い査定力、高額買取が魅力の業者です。
他社で断られそうなボロボロのコンディションでも高価買取を実現しているので、「値段がつかないかもなあ」というヴィトン製品でもしっかりお値段がつきますよ。
実店舗は構えていませんが、渋谷駅から徒歩数分のところにある本社で対面での買取にも対応しています。
また、retro.jpならではの買取方法としてお客様から預かった商品を代わりに販売し、買取金額の70%以上を返金する「委託販売」があります。
委託販売では基本的に買取するよりも高い返金が期待できるのが魅力ですが、選ばれている主な理由は売れた金額と返金する金額が明らかなところです。
通常は買取が成立したらそのあといくらで売られているかまで調べませんし、わからないことが多いと思いますが中にはかなり高額で販売している場合もあり、売った方が損をしてしまうケースもあります。委託販売では「いくらで売れて」、「いくら返金されて」、「いくらretroへ支払っているか」が一目瞭然です。販売金額に応じで返金する割合も事前にご提示しているので損をすることなく安心して取引が出来ます。
ギャラリーレア
PR出典:ギャラリーレア
ギャラリーレアは東京・大阪をメインに展開されている東証一部上場グループが運営する買取店です。
各種ブランドの高価買取を実現しており、特段ルイヴィトンに力を入れている買取店といっても良いでしょう。
ルイヴィトンは日本に限らず世界中のニーズの非常に高いブランドの一つです。それゆえに、様々な販路を持つギャラリーレアは高価買取を実現しているのも頷けます。
査定方法は店頭・宅配・出張と3種類から選べます。店頭に関しては基本的に駅近がほとんどなので、アクセスのいいところも◎ですね。
ルイヴィトン製品を高く売るためのコツ!
ショルダーストラップなど、付属品は必ず取っておく
中古品に関しては箱・保存袋の有無はそこまで査定金額に大きく相違はありませんが(※買取店によって変動がある場合がございます。ご注意ください)
購入時についてきたショルダーストラップやネームタグ、パドロックや鍵などは必ずなくさずに取っておきましょう!
特段ショルダーストラップの有無は大きく買取価格が変わってまいります。ヴィトンですと約2~3万円ほど査定額が変わってきます・・・。
ベタつき・ヤケ(変色)に注意する
これは【モノグラム】系全般に言えることですが、ヌメ革部分は使用していくごとに少しづつ飴色に変色してまいります。
革が育つ、要は味が出ることはいいことなのですが・・・買取の面でいうとやはり購入時のような人肌のような白い状態がベターです。
また、ルイヴィトン製品は経年劣化に伴うベタつきが出てくる場合がございます。これは高温多湿な日本の気候に合わせて作られていないがために発生してしまいます・・・
使った後は乾いた布で拭いてあげたり、長く使わない時でもたまに風通しの良い場所に置いてあげるなど、日ごろのこまめなメンテナンスが高価買取につながりますよ。
まとめ:ヴィトン製品を高く売るならまずはLINE査定から!
ルイヴィトンは世界のニーズが非常に高いブランドです。
他のブランドと比べて価格差が生じにくいブランドではございますが、各社値段の差が出ることはどうしても避けられないので、まずはLINE査定でお持ちのお品物がどれくらいで売れるのか把握するのが第一ステップかと思います。
「LINE査定と実際の値段が違うかも・・・」と疑問に感じている方も多いと思いますが、ダメージ等のわかりやすい複数枚写真を送る・状態の詳細をなるべくたくさん書くことで、ある程度実査定とLINE査定の価格の乖離を狭めることはできるでしょう。
ルイヴィトン製品を売却検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね。