ブランド品を高く売りたい時に、よく使われる手法が【相見積もり】。
いわゆる複数社に査定を出して、高く出してきた買取店に依頼をする方法です。
一見効率的なイメージがありますが、実は使い方によっては相見積もりで損をするケースがあります。
今回は、相見積もりの窓口とも言えるLINE査定を担当してきた私が、相見積もりで損をしない方法、相見積もりよりも効率よく高く買い取ってもらう方法を伝授いたします!
目次
個人的にはブランド買取で相見積もりは「賛成」派


相見積もりを取ること自体は、私としては賛成!大賛成!です。
買取店によって金額にばらつきがあるのはあるあるですし、場合によっては叩き買う業者も存在するため、複数社に依頼を出して比較検討することは大切です。むしろ買取初心者の方は相見積もりを取るべきだと感じます。
ただ、何度も頻繁に複数社(ここでいう複数社は数十社近い場合)に相見積もりを取るのは、やるとしても初回の数回までに留めた方が良いと感じます。
というのも、相見積もりをやりすぎると「見込みなし顧客」と判断され、相応の対応をされてしまう可能性が高いためです。
詳しく解説していきます。
ブランド品の相見積もりについて
ブランド品は頻繁に相見積もりをされやすいジャンル
同じく相見積もりをされる代表的な商材としては【不動産】【車】【引越し代】などが挙げられますが、マイホームを買う/売るは大体人生で一回くらいですし(投資用としても不動産王じゃない限り数年に一回くらいですよね)、車も一年に何台も何台も買い替える方は少数派、引っ越しも然り…と考えると、ブランド買取店は頻繁に相見積もりをかけられることが多いジャンルと言えます。
そのため、ブランド品をたくさんお持ちの方ですと、頻繁にLINE査定を使うという方も多いのではないでしょうか。
相見積もりばかりのお客様に対して、買取店はどう思っているのか
私自身LINE査定をしていて、頻繁に利用される方は散見されます。なんならほぼ毎日レベルでLINE査定を依頼されるお客様もいらっしゃいます。
もちろん査定品の全てとまでは言わなくても、一部でも売ってくださるのであれば大歓迎です。要は相見積もり数(LINE査定等の事前査定サービス)と実際の買取数のバランスが大事ですね。
皆様も仮に営業職だとして、何度も何度も見積もりを取ってくるのに受注ができないクライアントがいらっしゃったらどうでしょうか。基本「見込みなし」と思い、もっと角度の高いクライアントにフォーカスする方が多いのではないでしょうか。
買取店も同じで、何度も何度も当て馬的な扱いにされてしまうと、それなりの対応をしてしまう可能性は高いです。
初回に関しては複数社に依頼してみるのはいいと思いますが、序盤の数回までにとどめて、それ以降は対応や金額が気に入った2〜3社に絞って相見積もりを取り高いところに売る、と言うのがベストかなと言う気がします。
それでも複数社に相見積もりをかけたい場合
とはいえ、2〜3社に絞るともっと高値を提示できる潜在的な買取店を取りこぼす可能性もゼロではありません。
なるべく高く売りたい!でも買取店に邪険にされる可能性があるのは嫌だな…そのような場合はどうしたら良いでしょうか。
希望額を添えて、その金額以上出せるか交渉する
相見積もりを取られる方は基本的に「この買取店だから売りたい」「この査定士さんに売りたい」といった店や査定士重視ではなく、金額を重視される方がほとんどのはずです。
そのため、「これくらいの金額がいいな」「この値段以下なら売らない!」という希望額が何かしらあるはずです。それを正直に伝えてみましょう。
ちなみに、この方法をお勧めする場合としてはLINE担当の負担が一気に減ります。
そのため相見積もりを取るお客様とわかっていても、対応自体は負担が減るので対応しやすいというのがあります。
査定の窓口など、一括査定サイトを利用する
お次は査定の窓口など、一括査定のサイトを利用する方法です。
こちらのサイトのメリットとしては、何よりも一括査定ができますので、様々な買取店に都度都度依頼をする必要がありません。
ただこちらの注意点として、ユーザー情報として取引状況も評価数で見える形になります。
そのため、査定点数の割に評価数が少なければ、売るつもりがないのでは?と判断される可能性は高いです。LINE査定同様、使い方は考えた方が良いと言えそうですね。
出典:ウリドキ
査定依頼時・査定後など丁寧な対応を心がける

とお思いの方、いらっしゃいますよね。
正直に言います。その考えこそが危険信号で、厄介扱いされる顧客予備軍だったりします。
確かに、LINE査定は無料サービスです。ただ無料サービスだからこそ、労力を割いて回答をしている買取店側へ最低限の誠意は見せることは、大切なのではないでしょうか。
買取店とお客様、もちろんお客様の方が立場上は高いですが、人と人とのコミュニケーションですから…
これはLINE査定に関わらず、どの無料サービスにも当てはまることです。無料のサービスの裏には、誰かがそのコストを負担していることを忘れてはいけないなと。
人間力が、ある意味買取金額の明暗を分けると言っても過言ではありません。
査定後はお礼を言う、見送る際は見送る旨を伝え、再度査定に対してのお礼を言う。本当にこれだけでイメージって変わります。
今後その買取店を二度と使わない!などであればいいですが、今後も相見積もりを取りたいお店に対しては、丁寧な対応を心がけることで買取店側の印象は良くなる可能性が高いです。
一番高く売れる方法:買取店との信頼関係を築く
相見積もりよりも高く、かつ効率よく高く売れる方法ですが、これ、あります。それは「買取店との信頼関係を築く」正直これが一番だと思います。
資格勉強や受験勉強でもそうですが、参考書をたくさん買って勉強すると却って中途半端に終わること、多いのではないでしょうか。数を絞って徹底的にやり尽くす方が効率が良かったりしますよね。
買取店も同じで、毎回複数社に相見積もりをかけて浅く広くお付き合いをするより、ターゲットを数社に絞って深く長くお付き合いする方が、結果的に買取金額も高くなるケースが多いと思います。
買取店側として、リピーター様は本当に神様のような大切な存在です。(誇張なしで本当に神様)
リピーター様のご要望であれば、利益を削ってでも頑張って添い遂げたいと思うのが本心だったりするんです。
まとめ:なんだかんだ人間力が大切…!
いかがでしたでしょうか。
やはり人と人なので、お互いを思い遣った行動をしていきたいですね!
個人的には人間力が高価買取への近道だと感じています!
・ブランド品の相見積もりをかけること自体は賛成!むしろ初心者はやるべき!
・ただ査定ばかりや売却点数に対して査定頻度が高すぎると、買取店から疎んじがられる可能性が高い。付き合い方は考えよう。
・相見積もりの結果見送るとしても、見積もりを出してくれた買取店への感謝は忘れずに。
・数社に絞って深い付き合いをする方が、結果的に買取金額は高くなるケースが高い
お手持ちのブランド品がいくらになるかな?と思ったら、まずはLINE査定から!
それではまた次回٩( ‘ω’ )و