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遺品整理は遺品整理士に頼んで良いの? 遺品整理の方法

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身近な人がお亡くなりになって、ただ悲しくて何をすれば良いのかわからない人も多いと思います。

遺品や遺産を、どうやって整理すれば良いのか、簡潔にまとめました。

遺品整理を行っている業者は数が多く、珠玉混合です。
相見積もりを取らず、1社に任せてしまうことの無いように、注意をして下さい。

遺品整理とは

遺品整理とは、本来お亡くなりになった方の遺品を整理するという文字通りの意味なのですが、遺品整理で検索すると、遺品整理の専門業者のページが多数出てきます。
今までは、自殺や他殺、ゴミ屋敷や無縁仏の方のアパートやマンションの清掃というのは、特殊で需要があまりありませんでした。
しかし、孤独死が増えることによって、需要が増え、清掃業者だけで無く引っ越し業者リサイクル業者または便利屋さんなど、様々な業種の方が参入して、遺品整理の専門業者であるかのように見せかけている業者が増えたのです。

遺品整理士とは

遺品整理士とは、一般社団法人が認定している資格です。
上記のように、清掃業者引っ越し業者リサイクル業者など、様々な業者が遺品を扱うようになり、ほとんどの業者は真面目に取り組んでいるのですが、一部の業者が問題を起こすようになってきたのです。
例えば勝手に通帳を持ち出すといった事件を起こるようになったため、業界が自らちゃんとした業者を認定しようと動いたことによって出来た資格です。
映画「アントキノイノチ」で紹介されたことによって、認知度が上がりました。
遺品整理士という認定資格を作って、その資格を持っている人が悪いことをすれば資格を取り上げてしまうことにより、誠実な人だけが遺品整理業務を行えるように仕組みを整えていこうとしているのです。

遺品と遺産の違い

遺品と遺産の違いは実はほとんどありません。全ての遺品と遺産は、市場価値(つまり今いくらで売れるか)で評価されて、「遺言」か「法律」に基づき相続人に分配されます。(遺言があれば遺言が優先されますが、法律で決められた最低割合というのがあります。遺言で全部兄に渡すと書いてあっても、弟にも受け取る権利はあるのです)
強いていうならば、遺産というのは、不動産や株、車や高価な美術品などを指します。
遺品とは、個人が日常で使っていらっしゃった電化製品や食器、洋服やアクセサリーなどを指します。
高価なブランド品や宝飾品はどちらにも属します。

遺品の評価

遺品と遺産の評価は意外と難しいものです。例えば家や土地は、売ってしまえば価値はわかりますが、売るまでは推測に過ぎません。ある人はもっと高いはずだと言い、ある人はそんなに高くないと言い、揉める原因となります。
遺品の中で高価なもの、例えばブランド品や宝飾品などは、厳密に言うと遺産分割の際遺言と法律に基づいてルール通りに分けなければなりません。
形見以外の物は、売却してしまって現金を分けた方が良いかもしれません。

遺品の整理

遺品には様々な種類があります。
まず大きく3つに分けて下さい。

1、形見、残しておきたい物

2、価値があって、売却する物

3、価値が無いので、処分する物

1の残しておく物の判断基準ですが、思い出があるので捨てられない物も多いでしょう。
そんな時、写真を撮っておくのはどうでしょうか。
物の写真を撮っておくと、かさばらず、写真を見て思い出すことが出来ます。

2の売却する物について、一括でまとめて業者に売ってしまうと損をすることがあるので、出来れば一つ一つ専門業者に買い取ってもらった方が良いです。
もし余裕が無ければ、買取業者に売りましょう。
遺産整理士やリサイクルショップにまとめて出すのはオススメできません。
遺品整理業者やリサイクル業者は、あくまでも清掃や、冷蔵庫洗濯機などの大型家電の処分が得意な業者ですので、高価な遺品を売却する際は、ブランド品の買取業者などに依頼する方が良いでしょう。
以下に、品物ごとの売約先をリストアップしておきますので、参考にしてください。

貴金属の遺品整理

貴金属の遺品整理なら、ネットジャパンが良いでしょう。
実はほとんどの買取業者は、買い取った商品を「ネットジャパン」に売ります。つまり元締めなので、1番高く買ってくれます。

ネットジャパン

 

ブランド品の遺品整理

ブランド品の遺品整理なら「株式会社retro」が良いでしょう。
委託販売の専門業者なので、売れた金額と買取金額に透明性があります。
いつどこで買ったのかよくわからないものなどを、まとめて整理売却依頼するのに適しています。

retro

 

着物の遺品整理

着物の買取業者は今とても多いです。
ほとんどの業者は誠実に仕事をしているのですが、参入業者が増えた結果、
お客様のご自宅に訪問買取に来て、他の商品を買うまで帰らない「押し買い」という行為をする業者がいて、問題になっています。
ただでさえ精神的に落ち込んでいる時期ですから、しっかりした業者を選びましょう。
その点「たんす屋」さんは着物の取扱のみ行っていらっしゃるので、安心です。

たんす屋

 

本の遺品整理

本の買取業者もたくさんありますが、普通の本ならほとんど値段は変わりません。特殊な本や図鑑、全集などはそれぞれ得意な古本屋さんを探した方が良いでしょう。

本を捨ててしまうのは忍びないと思われた方は、本を電子化して残しておくという方法があります。
電子化してくれる業者もたくさんあるのですが、新宿に実店舗もあって信用出来る「スキャンピー」をご紹介します。

スキャンピー

 

また、普通の本ならどこでも変わらないのですが、強いていうならアマゾンはどうでしょうか。
アマゾンは本を買うだけで無く、買取も行っています。

アマゾン

 

楽器の遺品整理

楽器の売却は「石橋楽器」が良いでしょう。最大手です。

石橋楽器

 

レコードの遺品整理

レコードの買取は「ディスクユニオン」をお勧めします。
「レコード 買取」などで検索するとたくさんのサイトが出てくるのですが、ほとんどが広告サイトです。
こういった広告サイトに出てくる業者は、広告費を払わなければ商品が集まらないお店です。
「ディスクユニオン」は老舗なので、広告費をかけなくても人や商品が集まります。広告費をかけていない分、買取料金も高くなります。

ディスクユニオン

 

絵画・美術品の遺品整理

美術品は、非常に高価なものから、購入時は高かったけれども全然売れないというものまで、千差万別です。
1番のリスクは、価値がわからず安く売ってしまうことですので、信用出来るところに鑑定・評価してもらうことが大切です。

「東京美術倶楽部」は、全国の美術商が加盟している「全国美術商連合会」のトップですから、信用を失うような鑑定・評価はしません。
デメリットは、価値のあるものしか評価してもらえない点です。

東京美術倶楽部

 

骨董品の遺品整理

骨董品も美術品と同じで、評価が難しいです。

骨董品に関しては、松本松栄堂が良いでしょう。

結局、美術品・骨董品は、必ず複数のお店や業者に評価・鑑定をしてもらって、出来るだけ委託販売をしてください。

委託販売ならば、売れた金額が明らかになりますし、手数料も明確です。(例えば東京美術倶楽部ならば15.8%)
業者は自社の利益を増やすためには高く売る必要がありますので、高く売る努力をします。
買取は、なるべく安く買い叩こうと考える業者がいるので、お勧めできません。

松本松栄堂

 

遺品の処分

クーラーや冷蔵庫など大型家電の処分

買い取ってもらえないものや捨てるものは、清掃業者廃品回収業者に依頼するのが良いでしょう。
くらしのマーケットでは家の近くの業者がリストアップされていて、口コミも充実しているので、わかりやすく、安心です。

くらしのマーケット

 

仏壇の取扱について

仏壇は遺品・遺産ではありません。仏壇は引き取るか、売却するか、処分するかのどれかです。
売却するのは余程古いものか、貴金属で飾られているもので無ければ難しいでしょう。
処分する場合は、魂抜き・お性根抜きをしなければなりません。

お墓の取扱について

お墓も遺品・遺産ではありません。お墓も基本的には仏壇と同じです。
仏壇とお墓の違いは、家の中にあるか、家の外にあるかという違いです。

まとめ

遺品や遺産の整理は、人生で何度もするものでは無いので、よくわからないものです。
また、急いでやらなければならない場合もあるでしょうし、逆になかなか手がつけられないこともあるでしょう。

業者に依頼する際は、以下の3つに分けて依頼して下さい。

1、形見、残しておきたい物

2、価値があって、売却する物

3、価値が無いので、処分する物

今回は、2の価値があって売却する物の売却先を細かく紹介しましたが、1~3をしっかり分ければ、2は1社に丸ごと依頼しても問題ありません。
仏壇とお墓だけは取扱が異なりますので、注意して下さい。

「遺品買取は遺品整理業者ではなくプロの買取業者へ依頼するべき理由」という記事もありますので、参考にして下さい。

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